説明会の終了後、井関氏は記者団の囲み取材に応じた。プレゼンでは「技術者と消費者のハブとなりたい」と語っていた同氏。これについて「VR Centerの役割は、B to Bということか」と問われると、井関氏は「まだ始まったばかりなので、明確な方針ではない」としつつ、アミューズメント施設としても売上を伸ばしていきたい考えを明かした。

ビルの屋上すれすれを空中ジェットコースターで駆け抜ける「Urban Coaster」。このスペースには送風機が設置され、実際に風を感じるため、本当にジェットコースターに乗っているような錯覚を起こす

レイクタウン上空を浮遊できる「レイクタウン VR~落下体験~」。劇場用4DシートMX4Dを使った爽快アトラクションだ

常設型のVR施設は他にもあるのか、という問いかけには「2016年10月10日にバンダイナムコさんの施設が終了する。いま現時点ではうちのここだけ」と回答。他の都市への店舗展開については「まだ決まっていない」と答えるにとどまった。初年度の来場者数、売上目標などについては「未公表」としている。

フォトセッションの様子。(左から)コロコロチキチキペッパーズのナダルさん、西野さん、イオンレイクタウン「VR Center」ディレクターの井関定直氏、ガチャピン