スマホは生活やコミュニケーションにおいて便利なツールである反面、便利さゆえにちょっとした使い方の間違いで大々的に恥ずかしい思いをしてしまうことがある。

筆者は仕事柄、人よりスマホを使う機会は多いが、それと同時にどうも普通の人よりウッカリをやらかす傾向が強いようだ。つまりそれは、スマホを使ったウッカリが多いというわけである。

ここでは実際に起きたスマホでの恥ずかしい失敗を紹介しつつ、スマホ利用で陥りやすい罠の傾向と対策について考察していきたい。

ケース1:電車にいたオジさんの頭がやけに光ると思ったら

ある日の晩、混雑する電車に乗って、ポケットからAndroidスマホを出してメールチェックなど行なっていたら、私が立っていた場所の向かいに座りうたた寝していた60代男性(推定)のかなり薄めの頭が妙に光っていた。

あまりの光りっぷりについ見入っていたら、次の瞬間、そのオジさんが目を覚ましひと言。

「まぶしいよっ! あんたのスマホのライトがっ!」

あわてて自分のスマホを裏返すと、フラッシュ部分のライトが点いている。

笑いをこらえる周囲の乗客。自分のスマホでオジさんの頭をライトアップしていたとは……。

  • 解説と対策

iPhoneでライトをつけてしまったものの消し方が分からずあわてるケースは多い。iPhoneについては以前、「使い終わったiPhoneのLEDライトをできるだけ早く消すには?(http://news.mynavi.jp/articles/2015/08/05/ipadiphonehacks/)」で紹介している。

しかし、Androidユーザーとて安心してはいけない。一部のスマホでは音量ボタンを長押しするなどの操作でライトが点いてしまうものもある。あらかじめマニュアルで機能の有無とオン・オフの方法を確認しよう。