インターフェースはやや難解

タブバーの各アイコンは、「My Music」以外、それぞれApple Musicが提供する機能に割り振られている。個々のアイコンについて詳しく見てみよう。

まず、「For You」。

「For You」

ユーザーが選択した興味のあるジャンルとアーティストのデータをもとに、おすすめの曲やプレイリストを提示してくれる機能。いわゆるキュレーション機能だが、Spotifyなどの競合サービスと異なり、ここはアップルのスタッフが選択したプレイリストが中心となる。「音楽は嫌いじゃないけど、詳しくないから何を聴いたらいいかわからない」という人向けに、「とりあえずこれを聴いてみてよ」と提示されるもので、メジャーな曲が多いので安心して聴ける。

最初に好きなジャンルについて質問される。好きなものは1回タップ、特に好きなものは2回タップして選択する。ちなみに3秒長押しするとそのジャンルは嫌いなものとして削除できる。わけわからなくなってきたら左下の「リセット」をタップ

続いてジャンルと同様に好きなアーティストを選択する。右下にある「他のアーティスト」をタップすると、選択中のアーティストを残してメンバーが入れ替わる(最大100人くらいまで)ので、入れ替えつつ探そう(上限まで埋める必要はなし)

入力完了すると、情報に応じてお勧めのプレイリストやアルバム、曲が表示される。おそらく半分(プレイリストの作成)は人力、半分(曲やアルバムとのマッチング)は機械選択といったところだろうか?

気に入った曲があったら、ハートマークの「ラブ」をタップする(いわゆる「いいね!」に相当)。こうして曲の嗜好を学ばせていくと、さらに高い精度でお勧めの曲を表示できるようになるとのこと