日本時間の9月18日午前2時、iOS 8が正式にリリースされアップデータの提供が開始された。ここではiOS 8の主な変更点を、前後編にわけて解説する。

アップデート後に気付くこと

iOS 8にアップデートしたあとのホーム画面を見ると、iOS 7との差が予想より少ないと思うかもしれない。だが、各種サービスやアプリからの通知を一手に引き受ける「通知センター」をまずは見てほしい。iOS 7では「今日」と「すべて」、「未確認」の3つのタブで構成されていたが、役割がいまひとつわかりにくいと評されていた「未確認」がiOS 8では姿を消し、「今日」と「通知」の2タブ構成となった。

通知センターを操作してみると、「今日」タブの下に「編集」ボタンがあることに気付くはず。このボタンは「今日」タブに表示する項目の追加/削除と並べ替えのために用意されたもので、「設定」を起動する必要がなくなった。Evernoteなど通知センターの表示に対応したアプリをインストールしている場合でも、自動的に表示候補として現れるので、この編集画面だけで「今日」タブに関する設定は完結する。

ホーム画面をよく見れば、見慣れないアプリがあることに気付くことだろう。ハートマークのアイコンは「ヘルスケア」、健康面に関連したさまざまなデータを収集するアプリだ。「Podcast」はApple純正アプリながら従来はオプション扱いだったが、iOS 8からは標準アプリに変更されたため、突然ホーム画面に現れたと感じるユーザも多いことだろう。基本的な操作方法やTIPS情報を解説してくれる「ヒント」は、現在のところ情報量は多くないものの、毎週コンテンツが追加されるという。どの程度まで情報が蓄積されるか、見守りたい。

iOS 8のホーム画面。「ヘルスケア」や「ヒント」といった見慣れないアプリが目に入る

iOS 8で構成が見直された「通知センター」。「すべて」と「未確認」に分かれていたプッシュ通知表示用タブが「通知」に一本化されたことがわかる

「編集」ボタンをタップすると、「今日」タブに表示する項目/並び順をその場で変更できる

iOS標準のアプリとなった「Podcast」。個人的には「ミュージック」と一本化してほしいのだが……