説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、「iPhoneの"買いどき"はいつですか?」という質問に答えます。

***

ズバリ、iPhoneの買いどきは「ニューモデルが発売された当日」です。新しもの好きにはたまらない……という趣味的な観点からの意見はさておき、これまでほぼ1年間隔でニューモデルが発売されているiPhoneのこと、約1年間をフルに最新機種として使い続けることができます。発売から半年後に購入すれば、ニューモデルの状態は半年に短縮されるわけですから、"最新のiPhone"を最重視するのであれば発売から間を空けずに購入すべきでしょう。

とはいえど、携帯電話会社との契約は2年ごとに見直す消費者が大半ですし、毎年新しいiPhoneに乗り替えるほどの情熱は持ち合わせていないかもしれません。家庭の金庫番もそうは許してくれません。となると、2年おきの乗り替えが案として浮上してきます。

iPhoneは「iPhone 4」の次に「iPhone 4S」、「iPhone 5」の次に「iPhone 5s」と、大変更で数字増/その翌年は「s」を加えるパターンで来ていますから、順当にいけば2014年秋は「iPhone 6」、2015年秋は「iPhone 6s」となります。未来のことはわかりませんが、自分は数字増の年に機種変更する、などと携帯電話会社との契約に機種変更のサイクルをあわせるのも1つの方法です。

この春、携帯電話各社はiPhoneを対象にしたキャッシュバックキャンペーンを積極的に展開しています。特に携帯電話番号ポータビリティー(MNP)制度を利用して他社から乗り替える場合には、店舗や曜日など申し込むタイミングによっても異なりますが、1台あたり数万円の商品券をもらえるケースもあるそうです。前述した「ニューモデルの期間」は短くなりますが、2年ごとの機種変更タイミング一致するのであれば、おトク度は高いといえるでしょう。

iPhoneの買いどきは「ニューモデルが発売された当日」ですが、行列するなど入手には苦労します