12月12日に発売されるニンテンドー3DS用ゲームソフト『パズドラZ』の発売記念点灯式が10日、東京ドームシティ ラクーアガーデンステージにて行われ、タレントの中川翔子が出席した。

左からガンホー・オンライン・エンターテイメント・代表取締役社長CEOの森下一喜氏、中川翔子、『パズドラZ』プロデューサーの山本大介氏

点灯式には、まずガンホー・オンライン・エンターテイメントの代表取締役社長CEO森下一喜氏と『パズドラZ』プロデューサー山本大介氏が登壇。山本氏は「『パズドラZ』はスマートフォン版の開発途中から企画が持ち上がり、2年以上かかってようやく完成した作品。開発者の僕たちが笑っちゃうくらい面白い」と自信を覗かせたほか、森下氏は「楽しい要素満載で小さな子供からスマホ版をプレイしている人にも楽しめるタイトル。年末年始にぜひ遊んでほしい」と作品を大きくアピールしていた。

その後スペシャルゲストとして、サンタ姿に身を包んだ中川が登場。「メリー・クリスマミタース!」という第一声で会場を沸かせた中川は「子供の頃、何度も遊びに来たラクーアで、大人になった私が『パズドラ』というゲームに出会い、そして主題歌を歌うことになり、人生で一番キラキラした幸せなクリスマス!」と、感無量の様子。クリスマスの思い出としては「毎年お願いしていたのはゲーム。ゲームはいろんな人生の瞬間に思い出になっている。特に中学1年の時、財布を盗まれた母が、ご飯を節約してでも私にゲームを買ってくれた。一生忘れません」というエピソードを披露し、「ゲーム好きに悪い人はいない! ゲーム好きは正義!」と高々と宣言した。

また昨年のクリスマスは「ぼっちでチョコレートこさえてました……」という中川は来年29歳に。「エヴァのミサトさんと同い年……」とこぼしながらも「結婚する人とデートするぞ! ずーっと小学生の頃から掲げていたんですか、スカイフラワーに乗りながら、熱いベーゼ、キッスをするという!」と、本日は終始テンション高め。「20代も残りわずかなので、ゲームで言うとレベル28! こっからが面白くなるところですよね。絶対に子孫を残すべく自分から行こうかなと思います。引きこもりすぎてると出会いのチャンスもないので」と恋愛にも意気込む様子を見せていた。また、いずれは「世界中飛び回って宇宙も深海もいろんなとこで歌いまくるかっこいい熟女になって、シャンソンバーとかねこカフェとか、ほかの惑星にも土地を買いたいですね。そしてたくさんの子孫たちを作りたいと思います」と語っていた。

トークショーの後、舞台上にあるパズドラのドロップをイメージしたモニュメントの点灯式が行われ、さらに「しょこたんサンタ」のクリスマスプレゼントとして、会場から希望者を募り、一緒に『パズドラZ』をプレイ。「2連鎖が精いっぱい」とコメントしていた中川だが、今回はまさかの9連載を記録し、会場からは大きな拍手が送られた。最後は中川が『パズドラZ』の主題歌「さかさま世界」を熱唱。ライブの熱気が冷めやらぬ中、イベントは幕を閉じた。

『パズドラZ』はiOS/Android用アプリとして大ブレイクし、流行語大賞2013にもノミネートされた『パズル&ドラゴンズ』(『パズドラ』)に、壮大なストーリーやRPG要素、モンスタートレードなどを加えた冒険パズルRPG。ドラゴンと人間が共存し「ドロップ」と呼ばれる精霊の力が大気中に存在するドラクメシア大陸を舞台に、プレイヤーはドラゴンテイマー(ドラゴン使い)としてさまざまなダンジョンに挑む。タレントの中川翔子が歌う本作の主題歌「さかさま世界」は、作曲を『パズドラ』の音楽を手がけた伊藤賢治氏、作詞を岩里祐穂が担当している。