Googleが開発を進めるメガネ型デバイス「Google Glass」。もし、このデバイスを買うとしたら、いくらまで出すことができるのか。前回に続いてマイナビニュース会員300人に聞いた結果をお届けしよう。

Google Glass

Google Glassはメガネのようの顔に装着して使うウェアラブルデバイス。視線の前方に仮想的にディスプレイを表示し、写真撮影、ビデオ撮影、検索、翻訳、道案内、メッセージの送信、天気予報の表示などといった機能を使うことができる。

すでに有料のベータテストがスタートしており、デバイスの購入を条件として、一部の開発者が利用を開始している。ちなみに、開発者向けの販売価格は1500ドル。仮に1ドル100円で計算したとして、15万円に達する高額デバイスだ。

コンシューマー向けでは1,500ドル以下になると報じられているが、市販されている競合製品がないために、冷静な値付けがしにくいのが現状だ。あとは、個人の金銭感覚をもとにして、値付けする以外に方法がない。

では、いくらならまでなら購入してもいいと思うのか。マイナビニュース会員300人に聞いたところ、「そもそも興味がない」「興味はあるが買わない」が最多になってしまったが、それ以外のところでいくと、最多価格帯が「1万円未満」だった。1万円未満といえば、価格的な立ち位置は、スマートフォンアクセサリ程度かもしれない。モバイルバッテリーやちょっと高価なケースなどは1万円を出せばおつりが返ってくるからだ。

Google Glassにいくらまでなら出せるか

次いで「1万円以上3万円未満」「3万円以上5万円未満」と続いた。それ以上の価格帯を選択したのは、ごくごくわずかとなる。機種にもよるが、スマートフォンの本体一括購入価格は5万円は下らない。となると、値段的な価値は、スマートフォン以上にはならないということになりそうだ。

なお、上図において、「そもそも興味がない」「興味はあるが買わない」を除いた母集団で各価格帯別の割合を示すと、「1万円未満」が38%、「1万円以上3万円未満」が37%、「3万円以上5万円未満」が18%、「5万円以上7万円未満」が5%となる。

調査時期:2013年7月19日~2013年7月19日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数:300件
調査方法:インターネットログイン式アンケート