説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりが正しく理解していないこともあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、「どうすれば「新しいiPhone」を発売日に入手できるの?」という質問に答えます。

***

2013年9月7日現在、日本国内でのiPhoneの入手ルートは、ソフトバンクとau/KDDIの携帯電話会社2社、およびアップルストア(国内7カ所のリアル店舗)の2系統があります。並行輸入ルートも存在しますが、世界同時発売されるはずのiPhoneの場合、発売当日に手配することは困難です。ソフトバンクとau/KDDIそれぞれが運営する公式オンラインショップで、新規販売/機種変更を受け付けますが、ここでは除外します。

多くのエンドユーザは、ソフトバンクかau/KDDIのどちらかと契約する形で、新しいiPhoneを入手することでしょう。全国津々浦々にある専門店、あるいは複数のキャリアを扱うショップ、どちらでもiPhoneは購入可能です。ただし、人気機種である新しいiPhoneの場合、1店舗あたりに割り当てられる台数は決まっていますから、事前の予約が必須です。

予約販売を受け付けるかどうかは、ショップに電話して質問すると丁寧に教えてくれるはずです。しかし、「iPhoneが(予約販売用に)何台割り当てられるか」は、おそらく明かされることはありません。人口(商圏)に対するショップの数、昨年のiPhone 5が発売されたときの予約受付実績、あるいは予約購入の経験がある知人からのクチコミ……いろいろなルートを頼って情報を入手しましょう。

予約販売を受け付けるショップを確認できたら、予約受付開始日をチェックします。これは、マイナビニュースなどニュースサイトに頼るといいでしょう。予約受付は店舗に足を運ばねばならず、多少の行列が予想されますから、本人確認書類とクレジットカードを持ち、時間に余裕を見たうえで出かけましょう。あとは、発売日に同じ店舗へ出向けば、新しいiPhoneを入手できます。

近所のショップで予約し損ねた、なにを差し置いても確実に入手したい……という場合は、発売当日にApple Storeへ出かけるのもひとつの方法です。ソフトバンクやau/KDDIの一部店舗も、当日販売を実施しています。一般のショップより在庫を多く確保していますが、数日前から行列する猛者が続出するほどの白熱ぶりですから、覚悟して臨んだほうがいいでしょう。

写真で解説

iPhone 5の発売当日、ソフトバンク銀座には朝8時の時点で260名が行列していたそうです……