いよいよ発売まで1ヶ月と迫った『モンスターハンター4』。新モンスターや新武器、さらにはジャンプ攻撃などの様々な新要素で注目を集めている同作品だが、中でも多くのハンターたちがもっとも気になっているのは、パッケージモンスターにもなっている「ゴア・マガラ」と、新武器「操虫棍」「チャージアックス」だろう。

こちらがゲーム画面。できれば画面の大きなニンテンドー3DS LLで遊びたいところ

下画面はこんな感じ。前作で拡張スライドパッドを使っていた筆者だが、3DS LLであれば画面内の十字キーも大きいため難なく操作できた。でも物理的な感触が欲しいので、やっぱりスライドパッドかな……

特に「ゴア・マガラ」と「チャージアックス」は、昨年の東京ゲームショウでも体験することができず、どちらも謎に包まれた存在だった。今回、『モンスターハンター4』の先行体験会「夏の"狩試"(かりだめし)」にて、その両方を一足先に体験することができたので、レポートをお届けしよう。

夏の狩試には大勢のメディアとモンハン部メンバーが集まった

会場には等身大の装備一式も!

モンハンジャージも

コラボメガネ

アイルーのフェイス型チェア。かわいい

旅団の看板娘とアイルーも登場

プロデューサーの辻本氏も姿を見せた

入り口にはアイルーとネコ式火竜車が

まずは新武器「チャージアックス」だ。チャージアックスとは、剣と盾、斧という2つの異なるモードを切り替えて使い分ける変形武器。剣と斧の使い分けという点ではスラッシュアックスを彷彿とさせるが、実際に使ってみると操作感覚は明らかに異なっている。

チャージアックス

チャージアックスにおける剣モードは、盾を持つことからもわかる通り、どちらかといえば守備的なスタイルだ。ガードができて移動速度が片手剣並に速いが、その代わりに威力やリーチが控えめ。逆に斧モードではガードが不可になり、移動速度が大剣並に落ちるが、代わりに威力が高くリーチが長くなる。

やや誤解を招くかもしれないが、簡単にいえば「片手剣と大剣を使い分ける武器」といっていいだろう。

剣モード時の動きは片手剣に近い。ガードも可能

移動も軽快だ

剣モードでの攻撃は威力とリーチが低い

ただし、チャージアックスは単に片手剣と大剣を組み合わせた武器ではない。剣モードでモンスターを攻撃することで「剣撃エネルギー」を溜め、これを武器にチャージすることができるのだ。スラッシュアックス同様、チャージアックスはビンをセットすることで様々な効果を武器に与えることができる。チャージした剣撃エネルギーを斧モードで消費することで追加でビン効果を与え、より強力な攻撃が可能になるというわけだ。

また、連続で剣撃エネルギーを使用した効果を行うと、強力なフィ二ッシュ技である「高出力属性解放斬り」を発動することができる。威力はもちろん、見た目にも派手でかっこいい技だ。

剣撃エネルギーが溜まったらすかさずチャージしよう

チャージせずにいるとオーバーヒートしてしまい攻撃が弾かれるようになってしまう

枠が黄色の状態でチャージすると3発分の剣撃エネルギーが武器に溜まる

枠が赤色の状態でチャージすると5発分の剣撃エネルギーが武器に溜まる

高出力属性解放斬りは見た目にもかっこいい必殺技

ざっくりチャージアックスの攻撃の流れをまとめると、「剣モードで剣撃エネルギーを溜めてチャージし、それを斧モードで解放することで強力な攻撃を行う」という感じ。実際にプレイしてみたが、モンスターの動きを見ながら的確に2つのモードを使い分け、さらにチャージを意識するのはなかなか大変だった。スラッシュアックスよりもさらにテクニカルで、中級者以上向けの武器という印象である。逆に過去のモンハンに慣れている人にとっては新鮮で戦略性も高く、従来の武器以上に楽しめそうだ。

そんなチャージアックスを担いで、今回のパッケージモンスターである「ゴア・マガラ」との対決に臨んでみることにしよう。……続きを読む