JENESIS HOLDINGS(旧GEANEE)は2月8日、HDMIスマートスティック「ADH-42」を発表した。テレビのHDMI端子に接続することで、インターネットやアプリ、動画・音楽などのコンテンツを利用できる。発売は2月18日で、価格はオープン。推定市場価格は9,980円前後。

HDMI端子に直結するスティックタイプのAndroid端末「ADH-42」

OSにAndroid 4.1を採用するスティック型の端末。搭載しているCPUはCortex-A9ベースのDual Coreで、搭載するRAMは1GBだ。ストレージ用には4GBのフラッシュメモリが内蔵されているほか、microSD/SDHCカードを利用できる(最大32GB)。

HDMIの出力は最大1080pに対応しており、標準状態でAVI・WMV・MOV・MPEG-2・MPEG-4・MKV・FLV形式の動画再生と、JPEG・BMP・PNG・GIF形式の静止画表示が可能だ。音楽ファイルは、WMA・MP3・WAV形式に対応している。

操作は付属するワイヤレスマウスで行う。ワイヤレスマウスのレシーバーはUSB接続タイプで、ADH-42が装備しているHOST用のUSBポートに接続する。HOST用のUSBポートは1基のみだが、市販のUSBハブを利用すれば、マウスのほかにキーボードなどのデバイスを接続することも可能だ。

製品には、「KINGSOFT Office for Android」「KINGSOFT Mobile Security」「KINGSOFT DATA Manager」の体験版と、「KDrive for Android」「Tapnow Market」「Simeji」がプリインストールされている。

無線LANはIEEE802.11 b/g/nに対応する。電源は、マイクロUSBポートを利用する。本体サイズは、約W49×D109×H10mmで、重量は約40g。