NTTドコモは16日、「らくらくホン」シリーズ初のスマートフォン「らくらくスマートフォン F-12D」を発表した。7~8月の発売予定。あわせて同製品ユーザー向けに月額2,980円のフラット型FOMAパケット定額サービス「らくらくパケ・ホーダイ」も提供する。

「らくらくスマートフォン F-12D」

同製品は約4.0インチのTFT液晶(480×800ドット)にAndroid 4.0を搭載したスマートフォン。「らくらくホン」シリーズの「見やすさ」「聞きやすさ」「使いやすさ」を踏襲し、スマートフォン初心者でも扱いやすいようにしたのが特長。ボタンのように押した感触が得られるタッチパネルや、らくらくほんと同じ口語調のメニューを搭載、音声での文字入力や手書きでの入力も行える。

また、端末形状にも配慮し、丸みを持たせ、本体側面には滑り止め加工を施し、手になじみしっかりとホールドできるように設計。ホームボタンや音量ボタンは大きさと配置等に配慮した。らくらくホンでおなじみのワンタッチダイヤル機能も搭載。簡単な操作で写真つきメールやデコメールも送付可能。

ほかにも、環境に合わせ色調や明るさを調節し目の疲労を軽減できるほか、搭載された受話器専用スピーカーにより、ゆがみの少ない受話音声を実現し、見やすさ、聞きやすさにも配慮している。

さらには、使い方ヘルプボタンを押すことで機能の使い方を調べることができ、「らくらくホンセンター」の専門アドバイザーに無料でつながるワンタッチメニューも用意されている。

同端末の内蔵メモリは4GB(ROM)、外部メモリはmicroSDHCカードで最大32GBまで対応。IPX5、IPX8等級の防水性能のほか、IPX5X等級の防塵性能も備える。機能としてはおサイフケータイ、赤外線にも対応。カメラは約810万画素のメインカメラ、約32万画素のサブカメラを搭載(ともにCMOS、画素は有効画素数)。FOMAハイスピードは14Mbps(HSDPA)/5.7Mbps(HSUPA)。サイズ/重量は、約130×64×10.9(mm)/139g。バッテリー容量は1,800mAh。カラーはゴールド、ネイビー、ピンクの3種を用意。

なお、同製品ユーザー向けに手供されるフラット型FOMAパケット定額サービス「らくらくパケ・ホーダイ」は「パケ・ホーダイ フラット」に比べて2,480円安くなるが。10月以降、当月利用データ量が500MBを超えた場合、当月末まで通信速度が送受信時最大128kbpsとなる。

(記事提供: AndroWire編集部)