パイオニアは21日、7型のデジタルフォトフレーム「HF-T730」を発表した。発売は12月上旬で、価格はオープン。推定市場価格は12,800円前後となる見込みだ。

本体カラーはブラックとホワイト、レッドの3色が用意される

HF-T730は、音楽や動画の再生も可能な多機能タイプのデジタルフォトフレーム。「バーチャルワイドテクノロジー」を搭載した点が特徴だ。本製品には出力1W×2のステレオスピーカーが搭載されているが、デジタルフォトフレームの小さなサイズではステレオの臨場感を生み出すことは難しい。バーチャルワイドテクノロジーは「ステレオワイド」機能に近いもので、コンパクトサイズながら立体感のあるサウンドを実現する。また、本製品はAUDIO IN端子(3.5mmステレオミニジャック)も装備。デジタルオーディオプレイヤーなどの外部スピーカーとして利用することも可能だ。

再生可能なファイル形式は静止画ファイルがJPEG、音楽ファイルがMP3とWMA、動画ファイルがMotionJPEGとMPEG-4 AVC/H.264で、MPEG-4 AVC/H.264形式のファイルは1,280×720ドットまでのハイビジョン画質も再生に対応する。本体に2GBのフラッシュメモリを内蔵しているほか、SD/SDHC(mini/microおよびMMC含む)、メモリースティック/PROおよびメモリースティックDuo/PRO Duoに対応するカードスロットと、USB2.0のポートを装備する。画面サイズは7型ワイドで、表示画素数は800×480ドット。本体サイズは、約W222×D31×H150mmで、重量は約495gだ。