米Verizon Wirelessと米Motorolaは3日(現地時間)、MOTOBLURを備えたAndroid携帯「Motorola DEVOUR」を発表した。昨年11月に発売された「DROID」に続く、Verizonが提供するMotorola製のAndroid搭載スマートフォンになる。

Motorola DEVOUR。MOTOBLURにより、サービスの異なるソーシャルアクティビティをホーム画面で一括管理可能

MOTOBLURは、ウイジェットを用いたMotorola独自のソーシャルネットワーク・ソリューションだ。電子メールやIM、SNS、マイクロブログ、ニュースフィード、スケジュール管理など、あらゆるコミュニケーションやソーシャルアクティビティをホーム画面で一括管理できる。

スライド式のQWERTYキーボードを備えるDEVOURはDROIDを思わせるデザインだが、Androidがバージョン1.6で、タッチスクリーンは3.1型(320×480ピクセル)、カメラ機能は300万画素と、現在の米国における普及帯スマートフォンの仕様にとどまる。高性能なスマートフォンを追求したDROIDに対して、MOTOBLURを搭載したDEVOURはモバイルインターネット・ユーザーの拡大を図る廉価版モデルと言えそうだ。

対応ネットワークはCDMA/ EVDO rev A。A-GPS、WiFi(802.11 b/g)、Bluetooth機能などを装備。Android Market、Google Search、Google Maps、Google Talk、YouTubeなどGoogleのモバイルサービス用アプリを搭載する。