続々とリリースが続き、まさに絶好調ともいえるアイドルマスターCDの新シリーズ「MASTER SPECIAL」。その第4弾となる「THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL 04」が5月13日に発売される。

5月13日にリリースされる「THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL 04」のジャケットイメージ。詳細はこちらのページを参照

第4弾のリリースを前に、恒例となったマスコミ向けの「アルバム試聴会」が開催され、「MASTER SPECIAL 04」に登場する、萩原雪歩役の落合祐里香と四条貴音役の原由実が、それぞれの歌う楽曲を中心に、レコーディングの様子や目前に控えるライブツアーの話などを語ってくれた。第3弾に引き続き、765プロと961プロのカップリング。そして、PSP『アイドルマスターSP ワンダリングスター』では熾烈な争いを繰り広げた2人が、タッグを組んで挑んだ本作にかけるメッセージを紹介していこう。

萩原雪歩役の落合祐里香(右)と四条貴音役の原由実(左)

「お茶会」形式で行われるアルバム試聴会。今回は大阪出身の原にちなんで「タコ焼き」が用意されたほか、落合が静岡出身で、萩原雪歩が緑茶好きということで、飲み物は急須で入れた「緑茶」が用意された。

というわけで、タコ焼きです

萩原雪歩「ALRIGHT*」

落合「ガールズポップのような感じで、今までの雪歩にはない感じの曲だったので、最初は引き出しがなかったですね。引き出しがなくて、どのように雪歩で歌おうかとすごく悩んで、考えて……。レコーディング当日まではどう歌おうかと考えていたのですが、実際に歌っていくうちにだんだんと馴染んできて、スタッフさんとどういう風に録ろうかということが決定したみたいな感じでした」

――できあがった曲を聞いた感想はいかがですか?

落合「すごく元気になれる曲だと思います。貴音役の原ちゃんがすごく気に入ってくれていて、口ずさんでくれているというので、歌わせていただいてすごく良かったなと思います(笑)。歌詞の中に「ALRIGHT*」と「ALL LIGHT*」という2つのフレーズが出てくるのですが、それぞれ歌い方を少し変えていまして、「大丈夫」という意味と、「光に向かっていくぞ」という、そういう前向きな気持ちを込めて歌わせていただいていますので、そういう気持ちが聴く人に伝わればいいなと思います」

――落合さん個人として曲に対する感想はありますか?

落合「詞がすごくいいですね。yuraさんが雪歩をイメージして書いてくださったのですが、雪歩のことをすごくよくわかっていらっしゃるなと思いました。最初の歌い出しは難しかったのですが、だんだんと入っていけたのは、やっぱりyuraさんの歌詞があったからこそかなと思ってます。ノリがよくて、テンポがよくて、明るい曲っていうのは、私としてはすごく苦手だったんですけど、それを克服できたのも、歌詞がすごく素敵だったからだと思います。その歌詞にノって、曲にもすごくノれて、できあがった曲は自分自身が何回も聴きたいと思うようなものになったので、そこがよかったなと思います」

――原さんも大好きということですが?

「大好きです。もう、すぐに覚えちゃいました。今、ループして聴いてます(笑)」

――自分の曲よりも?

「そういうわけじゃないですけど、両方好きですね(笑)」

四条貴音「フラワーガール」

「貴音は、『オーバーマスター』のようにすごくカッコいい歌はとことんカッコよく、セクシーな曲はとことんセクシーに、可愛い曲は可愛らしく歌うというのが、許されているというか、曲に合わせてどんどん変えて歌っちゃうタイプのキャラクターなんですね。だからこそ、どんなタイプの曲が貴音の初めてのソロの持ち歌になるのかなって楽しみにしていたのですが、初めて聴いたとき、ものすごく可愛かったので、『あー、こっちなんだ』みたいな感じで。歌詞自体もすごく可愛いくて、買われた方が歌詞カードを見るとビックリすると思うのですが、『こんなの見たことない』みたいな、いろんな文字以外のことがたくさん書いてあったりして、本当に可愛い曲だなって思います。収録はけっこう苦労しましたね。貴音らしい可愛さというのがなかなか難しくて。歌詞も『早く見つけてよ王子様』とか『あなたが好き!』とか、ゲームの中の貴音にも可愛らしい面はあるのですが、やっぱり恥らいながらで、こんな直接的に『あなたが好き!』とか『あなただけのもの!』なんて、全然言わない感じなので……。でも、貴音の内に秘めているものの中には、きっとあると思うんですよ、そういう王子様を待っている的なものが。ゲームの中でも、最後のほうに『爺や以外の殿方とあまり接したことがない』みたいなセリフがあるんですけど、だからこそ、こういう王子様的な存在とかを夢見ていたり、待っていたり、する気持ちが絶対にあると思うので、うまくこの『フラワーガール』で、それを表現できたらいいなという風に思いました。最終的にできあがったものは、収録のときに聴いたものより、いろいろな音とかが入って可愛さが倍増した感じになってまして、いい感じに可愛く仕上がっていると思います」

(次ページではカバー曲ほかを紹介)