出力系のブースより

キヤノンのブースでは、先日新機種が発表されたインクジェットプリンタ「PIXUS PRO」シリーズ、複合機のimagepressシリーズなどがおかれ、目的別の出力をデモで紹介。エプソンブースでは、大判プリンタMAXARTやカラリオのシリーズ機種を展示していた。趣向を凝らした展示を行っているのがノーリツ鋼機。日常生活の中で写真のある暮らしをテーマにブースを分割。写真と楽しく暮らす人をイメージして作られた「LOVE&PHOTO」と写真を作品としてこだわりをもって楽しむ「STYLE & PHOTO」と分け、雰囲気の異なる2つのコンテンツを展開し、フォトブック、カレンダー、フォト文具、プレミアムプリントなど写真出力の多様性をアピールしていた。ステージでは、写真家の藤代冥砂と小林紀晴のトークライブ(27日)、平間至のトークショー(29日)などが行われるほか、井上陽子やPAPIER LABO.のワークショップなど、クリエーターに寄ったコンテンツも用意されている。

キヤノンのブース

ノーリツ鋼機はブースを2つのスタイルで紹介

フォトブックのコーナーではじっくりとサンプルを見る来場者も多かった(ノーリツ鋼機)

ミヤモトタクヤさんによるフォトブック制作ワークショップ(ノーリツ鋼機)

その他のポイントと見所

ワコムのブースでは、液晶ペンタブレット「intuos 4」を中心に製品紹介のデモが行われており、イラスト描画におけるペンタブレットの有用性を来場者にわかりやすく解説。コダックはiPhoneから注文できるプリントシステムが目を引いた。また、日本カメラ博物館所蔵の珍しいカメラを展示する「世界のおもしろ・びっくりカメラ展」では、スパイカメラ、たばこ型カメラなど、貴重なカメラも展示されているので、オススメしたい。また、「エンジョイフォトステージ」では、写真家やクリエイターの貴重なトークセッションが用意されているので、時間を確認し聴講するのも良いのではないだろうか。番外編ではあるが、ソニーのブースでは2010年FIFAワールドカップ南アフリカ大会の実物トロフィーが展示されており、サッカーファンは一見の価値あり。

ワコムのブースでは「intuos 4」が中心に

コダックはiPhoneからのプリントサービスを紹介

あまり見ることのないカメラが展示「世界のおもしろ・びっくりカメラ展」

「エンジョイフォトステージ」は会場の奥に位置している

ソニーのブースでは本物のW杯トロフィーが!

会場 東京ビッグサイト 東4・5・6 ホールおよび会議棟
会期 3月26日(木)から29日(日)
開場 10時から17時
料金 Web事前登録:無料、当日:一般1,000円、学生証・シルバーパス・障害者手帳を持参の方、小学生以下:無料