東京・品川にて25日、カプコン主催の「モンスターハンターフェスタ'08 ～最速ハンター日本一決定戦～」が、開催された。会場となった品川インターシティホールには、地方大会(5カ所)を勝ち進んだ『モンスターハンターポータブル 2nd G』の猛者13組と、当日最終予選参加枠を狙う200組、そして観覧希望に見事当選した400人のギャラリーが集まった。

この「モンスターハンターフェスタ'08 ～最速ハンター日本一決定戦～」のルールは、2人1組でチームを組み、指定されたクエストのタイムアタックを競うもの。この全国大会の切符をかけて行われた地方予選で選抜されたのは、福岡(2組)、大阪(3組)、名古屋(3組)、東京(3組)、札幌(2組)の13組。これに加えて、決勝戦会場で行われた当日予選参加希望者200組の中から選出された3組が加わり、計16組で日本一の称号をかけて争われた。

ついに日本一を決めるときがきた

会場はこのとおり満員

ステージでは司会者と公式サイトでお馴染みのシャーリーさん(のコスプレイヤー)が登場後、『モンスターハンターポータブル 2nd G』プロデューサーの辻本良三氏、ディレクター・一瀬泰範氏、プランナー・小嶋慎太郎氏、世界観監修ディレクター・藤岡要氏によるトークが行われた。続いて、ある人たちからのメッセージということでスクリーンに注目すると……この本作のTV-CMでお馴染みの「次長課長」の井上聡、「笑い飯」の西田幸冶、「麒麟」の川島明、そしてプレイ時間"0"の、なかやまきんに君が映し出され、会場からは「おおーっ」という歓声が上がった。

シャーリーさん

制作陣のトークには、来場者も聞き入っていた

スクリーン越しのメッセージで驚いた会場のファンに、さらにサプライズが! 司会者の「スペシャルゲストの登場です」の声に、さっきまでスクリーンに映っていた3人(なかやまきんに君は欠席)が登壇。ファンサービスとして、辻本プロデューサーと3人がパーティを組み、「スペシャルチャレンジクエスト」に挑戦した。そのクエストとは「"ナルガクルガ"2頭討伐!」で、「ひと狩りいこうぜ!!」の掛け声とともにゲームが開始された。

スクリーンにTV-CMでお馴染みのお笑い芸人たちが!

実際に本人たちがステージに現れて、ファンもびっくり

「ひと狩りいこうぜ!!」。会場の人々も一緒に叫んでゲームスタート

確かにTV-CMには出演しているが、実力やいかに? などと思っていたら、その腕前たるや見事なもので、全員がさほどピンチに陥ることもなく"ナルガクルガ"2頭討伐に成功。3人は、猛者たちが集まった会場でのプレイに「とても緊張した」と語り、大役を果たしてホッとしていた様子だった。ちなみに「次長課長」の井上聡は総プレイ時間が600時間超ということで、「どんな生活をしていたら、そんなプレイ時間になるの?」との質問に、「眠らなければいいんです」と答え、来場者を笑わせる場面も。

本作のパッケージイラストでもお馴染みの"ナルガクルガ"

3人とも芸人である我を忘れてプレイ……

この後、当日最終代表枠選抜が行われた。予選で"ババコンガ"討伐に挑んだ200組の中から上位16組をタイムアタックで選出。その発表後すぐに、当日設置された大会エリアにて16組が"ナルガクルガ"討伐にチャレンジした。そのタイムアタックの結果で決勝大会に進出する上位3組が決定し、スクリーンにチーム名とタイムが映し出された。これにより、決勝大会に挑む全てのチームが出そろったことに。

写真左は最終代表枠決定までの流れ。右は決勝大会への出場が決定した3組

決勝大会の直前には会場の照明が落とされ、神秘的な雰囲気の中にプレイステーション 2専用ソフト『MONSTER HUNTER 2(dos)』のオンラインモードで会うことができる歌姫(Ikuko)が実際に登場。「魂を宿す唄」など2曲を熱唱した。

歌姫は、神秘的かつすばらしい歌声で会場内のファンを魅了

そして、ついにスクリーンに"決勝大会"の文字が……いよいよ、国内にいる狩人の頂点を決めるときがきた。まず1回戦のクエストは「"ティガレックス"討伐」で、16組から準決勝に進む4組を決定。スクリーンに映し出される猛者たちのスーパープレイに会場からは感嘆の声が上がっていた。