マットレスと敷布団を重ねるのはあり?上に敷くおすすめの寝具も紹介

マットレスと敷布団は、どちらも快適な睡眠のために欠かせない寝具です。

快適な睡眠環境を求めて『マットレスと敷布団を組み合わせるのはどうかな?』と疑問に感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

マットレスと敷布団を重ねて使うのはアリ?

重ねて寝るのは体に悪いの?

マットレスの寝心地が悪い時はどうしたらいい?

今回は、マットレスと敷布団を重ねるのはありなのか、詳しく解説します。

マットレスの上に敷くおすすめのアイテムも紹介するので、睡眠環境を良くしたい方はぜひ参考にしてみてください。

目次

マットレスに敷布団を重ねて使用すると、寝心地が良くなるイメージですよね。

たしかに、マットレスと敷布団を重ねるメリットはあります。

マットレスと敷布団を重ねるメリット

  • 寝心地を調整できる
  • 保湿性がアップする

重ねることで好みの寝心地に調整でき、保温性もアップするので柔らかく暖かい寝心地を目指すことができます。

しかし、メリットよりもデメリットが多いためマットレスと敷布団を重ねて使用するのはおすすめできません

おすすめできない理由をこれから詳しく紹介します。

推奨はできない

結論からお伝えすると、マットレスと敷布団を重ねることは推奨できません

一見すると寝心地が改善するように感じますが、毎日続けているとぐっすり眠れず睡眠環境が悪化してしまう可能性が高くなります。

マットレスと敷布団は、毎日の睡眠に欠かせない寝具ではありますが、それぞれ異なる特徴を持っているアイテムです。

重ねて使用してしまうと、それぞれの特徴を活かせず逆に寝心地が悪化してしまう可能性があるため、マットレスには敷布団ではなく別の寝具を使用をおすすめします。

敷布団ではなく別の寝具を使うのが正しい

マットレスには敷布団ではなく、別の寝具を使うことをおすすめします。

ベッドパッドやマットレストッパーは、マットレスとの相性を考慮して作られているアイテムです。

敷布団よりも薄いため、マットレスの体圧分散性や硬さなどの寝心地を大きく変えずに睡眠環境を調整できます。

寝具それぞれの特徴を知っておくことで理想的な睡眠環境を目指せるので、マットレスと好みの寝心地に合うアイテムを選びましょう。

マットレスに敷布団を重ねるのがNGな理由

マットレスに敷布団を重ねることは、メリットよりもデメリットが多いためおすすめできません。

なぜ、マットレスと敷布団を重ねるのがNGなのか、理由を詳しく解説します。

快適な睡眠環境を求めている方は、ぜひチェックしてみて下さい。

寝心地・寝姿勢が悪くなる可能性がある

マットレスは、好みの硬さや厚みを選ぶことができ、正しい寝姿勢や寝返りをサポートしてくれる寝具です。

一方、敷布団は床に敷いて使用する日本の住宅事情に適した寝具であり、通気性は良いもののマットレスに比べると寝心地の良さや寝返りのサポート力はやや劣ります。

重ねて使用することで、それぞれの特性を活かせず、寝心地、寝姿勢ともに悪くなる可能性もあるのでおすすめできません。

体圧分散が低下する

マットレスは体圧を分散させて体の負担を軽減させられるように設計されている寝具です。

敷布団を重ねることで体圧分散性が低下し、体の一部に負荷が掛かる可能性があります。

体圧分散が低下することで起こりうるリスク

  • 肩こりや腰痛などの体の痛み
  • 寝返りが打ちにくくなる
  • 熟睡しにくい

マットレスに敷布団を重ねることで、体の痛みを引き起こすことがあります。

快適な睡眠のためには、マットレス単体で使用することをおすすめします。

カビが生えやすくなる

マットレスと敷布団を重ねて使用すると、カビが発生しやすくなります。

カビが発生しやすくなるのは、湿気がこもりやすいから。

マットレスと敷布団を重ねることで空気の通りが悪くなり、湿気がこもりカビの繁殖を助長させてしまいます。

湿度の高い時期は、ダニも繁殖しやすいので注意が必要です。

カビが発生している寝具を使い続けるとアレルギーや呼吸器系にトラブルを引き起こす可能性があるので注意しましょう。

劣化の原因になることも

マットレスと敷布団を重ねると、マットレスと敷布団の両方の劣化の原因になることがあります。

劣化してしまう原因

  • 体圧分散性の低下…一部分に負荷が掛かることで、へたりなどの変形を引き起こす
  • 通気性の悪化…湿気がこもりやすくなることでカビやダニが繁殖し寿命を早める
  • 摩擦ダメージ…マットレスと敷布団に摩擦が生じ耐久性が低下する

マットレスと敷布団が劣化すると、寝心地が悪くなり熟睡しにくくなってしまいます。

さらに、ニオイの原因やアレルギー症状を引き起こす可能性もあるので注意が必要です。

マットレスの寝心地が悪いときの改善方法

マットレスの寝心地が悪いときの改善方法をお伝えします。

寝心地が悪いと熟睡できないため、疲れが取れにくく体に痛みを感じることも。

マットレスの寝心地が悪いと感じている方は、ぜひチェックしてみてください。

マットレストッパーを使う

今使っているマットレスの寝心地を改善したい場合は、マットレストッパーの使用がおすすめです。

マットレストッパーは、マットレスの上に重ねることで硬さや厚みを調整し寝心地を改善できるアイテムです。

マットレスを買い替えるよりも、手軽に価格を抑えて寝心地を変化させられます。

さらに、保温性や通気性の高いマットレストッパーもあるので、季節や好みに合わせて選ぶことも可能です。

『もう少し柔らかい寝心地にしたい』『体圧分散性をアップさせたい』などのお悩み合わせて、最適なマットレストッパーを選んでみて下さい。

マットレスの買い替えを検討する

寝心地が悪いと感じる場合は、マットレスの買い替えを検討してみましょう。

一般的にマットレスの寿命は8~10年ほど。

使い始めた時と寝心地が変化している場合は、マットレスが劣化している場合があります。

さらに、体重や睡眠環境が変化した場合は、マットレスとの相性も変わることも

合わないマットレスを使い続けると、ぐっすり眠れず疲れが取れないので、相性や好みに合うマットレスに買い替えることをおすすめします。

この項目では、マットレスと相性の良い寝具を紹介します。

より快適な睡眠環境のためには、自分に合う寝具を選ぶことが大切です。

おすすめの寝具を5選紹介するので、好みや相性、悩みなどに合わせて選んでみて下さい。

敷きパッド

敷きパッドは、マットレスを清潔に保ちつつ寝心地を調整できるアイテムです。

敷きパッドのメリット

  • 汗や皮脂からマットレスを保護
  • クッション性を高めて寝心地を向上
  • 温度を調節
  • 洗濯できる

最大のメリットは、汚れや皮脂、寝汗などからマットレスを守り清潔に保てること。

さらに、手軽に洗濯できるため、ニオイやアレルギーが気になる方にもおすすめです。

様々な厚みや機能性を持つ敷きパッドが販売されているので、好みに合わせて選ぶことができます。

敷きパッドの選び方
  • 厚みで選ぶ
    • 薄手はサラッと質感で夏、厚手はふわっとした寝心地で冬におすすめ
  • 素材で選ぶ
    • 綿…肌触りが良く、吸湿性に優れている
    • ウール…保温性が高く、あたたかい
    • ポリエステル…速乾性があり、洗濯しやすい
  • 機能性で選ぶ
    • 抗菌、防臭、防水などの機能がある

今使用しているマットレスに合わせて、寝心地や季節に応じて選んでみて下さい。

シーツ

シーツは、清潔な睡眠環境を保つために必要な寝具です。

シーツのメリット

  • 肌触りを良くする
  • 清潔な状態を保つ
  • マットレスの保護

綿やガーゼ、シルクなどの肌触りの良い素材で、直接触れる肌を摩擦から保護。

さらに、通気性に優れているため、清潔な睡眠環境を保つことができます。

マットレスパッド

マットレスパッドは、マットレスとシーツの間に使用する寝具です。

マットレスパッドのメリット

  • 硬さを調整する
  • 温度を調節する
  • マットレスを清潔に保つ
  • 汚れから保護する

マットレスに重ねるだけで、睡眠の質を向上できる便利なアイテムです。

様々な素材のマットレスパッドが販売されているので、寝心地に合わせて選ぶことができます。

マットレスパッドの素材
  • 低反発フォーム…柔らかい寝心地が特徴で、体に優しくフィットする
  • 高反発フォーム…体をしっかり支えて、寝返りをサポートする
  • 綿…肌触りや通気性が良い
  • 羊毛…保湿性に優れており、暖かさをキープ

素材だけでなく、厚みも選べるので、好みの肌触りや寝心地、季節に合わせて選びましょう。

マットレスパッドを使用することで、マットレスの寝心地を向上できます。

マットレストッパー

マットレストッパーは、マットレスの上に直接重ねる寝具です。

使用しているマットレスの体圧分散をサポートし、寝心地を改善できます。

マットレストッパーのメリット

  • 体圧分散性を向上
  • マットレスの硬さを調整
  • 通気性や保温性を調整
  • マットレスの保護

マットレスを買い替えることなく寝心地をグッと改善できるので、今お使いのマットレスの寝心地に不満がある方にもおすすめです。

マットレスプロテクター

マットレスプロテクターは、その名の通りマットレスを保護する寝具です。

毎日使用するマットレスを汚れや湿気などから守り、清潔に保つことができます。

マットレスプロテクターのメリット

  • 汗や皮脂などの汚れから守る
  • ダニやカビなどを抑制
  • 水分から保護する

液体をこぼしても染み込みを防ぐタイプもあるので、子供やペットがいる方にもおすすめです。

マットレスプロテクターの種類
  • 防水タイプ…防水加工で液体の染み込みを防ぐ
  • 吸水・吸湿タイプ…汗や湿度を吸収し蒸れを防ぐ
  • 防ダニ・抗菌タイプ…ダニやカビの繁殖を防ぎ、清潔に保つ

マットレスプロテクターを使用することで、清潔に保ち耐久性をアップできるのでぜひ試してみて下さい。

マットレスの下には除湿シートがおすすめ

マットレスの下には、湿度対策として除湿シートを使用することがおすすめです。

除湿シートの役割
  • 湿気対策…寝汗や湿気を吸収し清潔に保つ
  • カビ・ダニ予防…湿気をコントロールしカビやダニの繁殖を防ぐ

マットレスは、適切にお手入れしないと湿気がこもってしまいます。

湿気がこもったマットレスは、ニオイやカビ、ダニが発生しやすく寝苦しさを感じることも。

除湿シートを使用し、清潔な睡眠環境を保ちましょう。

マットレス敷布団重ねるのよくある質問・Q&A

マットレスの下には除湿シート以外で何を敷くのがおすすめですか?

湿度対策をしたい場合は、通気性の良いすのこや畳がおすすめです。

マットレスの下に空気の通り道を作れるので、湿気や寝汗を効率よく吸収できます。

床の底冷えが気になる、寒さ対策をしたい場合は、保温性の高いコルクマットがおすすめです。

マットレスの上に敷く最低限のものは何ですか?

マットレスの上には、最低限敷きパッドを1枚敷きましょう

敷きパッドは、寝心地を調整しマットレスを保護できる便利なアイテムです。

マットレスを寝汗や湿気から防ぎ清潔に保つためにも、敷きパッドを使用しましょう。

ベッドマットレスの代わりに敷布団を使っても問題ないですか?

ベッドマットレスの代わりに敷布団を使用しても問題はありません

ですが、ベッドマットレスに比べると寝心地の良さはやや劣ります。

また、ベッドフレームによっては敷布団が合わない場合もあるので注意しましょう。

まとめ

今回は、マットレスと敷布団を重ねるのはありなのか、解説しました。

マットレスと敷布団の組み合わせは、デメリットが多いためおすすめできません。

マットレスには、敷布団ではなくマットレスに合う寝具を別の寝具を使用しましょう。

マットレスの上に敷くおすすめのアイテム
  • 敷きパッド
  • シーツ
  • マットレスパッド
  • マットレストッパー
  • マットレスプロテクター

上記のおすすめの寝具を使用すれば、寝心地を調整しながら清潔に保ち、マットレスの寿命を延ばすことができます。

好みの肌触りや寝心地、求める機能性に合わせて、ぜひ選んでみて下さいね。

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この記事を書いた人

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