Apple Watchは時計としての機能だけでなく、健康管理機能やiPhoneとの連携・電子決済などさまざまな便利機能があります。
しかし、これまでにApple Watchを利用したことがない方は、自分に合うのか判断が難しいのではないでしょうか。
購入してから「やはり自分には合わなかった」と感じたら、お金が無駄になってしまうため、まずはレンタルから始めるのがおすすめです。
この記事ではApple Watchのレンタルサービスと、Apple Watchをレンタルする前に知っておきたい注意点などを解説していきます。
Apple Watchのレンタルに向いているおすすめ4社
Apple Watchのレンタルは、サービスにより料金や保証・期間などが異なります。
ここでは、Apple Watchをレンタルできるサービスの概要や、レンタル可能なモデルを紹介します。
最安は1日あたり約50円のゲオあれこれレンタル
公式サイト | https://geo-arekore.jp/ |
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Apple Watchのレンタル期間 | 1ヶ月~ |
Apple Watchのレンタル料金 | 月額50円~ |
送料 | 無料(一部地域を除く) |
対象エリア | 全国 |
ゲオあれこれレンタルは、全国にレンタルCD・DVD店を展開しているゲオによるレンタルサービスです。
大手ならではの安心感と品質があり、高い人気を得ています。
ゲオあれこれレンタルでは、Apple Watchが58本と豊富に用意されているため、多くのモデルの中から選べます。
カラーバリエーションも豊富なので、ファッションスタイルに合わせて選ぶことも可能。
旧型モデルであれば、月額1,500円(税込)で借りられます。
往復送料は無料なので、Apple Watchを安価にレンタルしたい方におすすめです。
ペアリングするための、iPhoneレンタルも同時に可能です。
ゲオあれこれレンタルでレンタルできるApple Watch一覧
レンタル料金 | 1日あたりの料金 | サイズ | ケース材質 | |
---|---|---|---|---|
![]() GPSモデル |
1,500円/月 | 50円 | 38mm、42mm | アルミニウム ステンレス |
![]() GPSモデル |
1,500円/月 | 50円~ | 38mm、42mm | アルミニウム ステンレス |
![]() GPS+Cellularモデル |
1,500円/月 | 50円~ | 38mm、42mm | アルミニウム ステンレス |
![]() GPSモデル |
3,200円/月 | 約107円 | 40mm、44mm | アルミニウム |
![]() GPSモデル |
3,800円/月 | 約127円 | 40mm、44mm | アルミニウム |
![]() GPS+Cellularモデル |
3,800円/月 | 約127円 | 40mm | アルミニウム |
![]() GPSモデル |
3,800円/月 | 約127円 | 40mm、44mm | アルミニウム |
![]() GPS+Cellularモデル |
3,800円/月 | 約127円 | 40mm、44mm | アウミニウム ステンレス |
![]() GPSモデル |
5,800円/月 | 約193円 | 40mm、44mm | アルミニウム |
ARアプリで時計の試着が可能なKARITOKE
公式サイト | https://karitoke.jp/ |
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Apple Watchのレンタル料金 | 4,378円/月~ |
Apple Watchのレンタル期間 | 1ヶ月 |
送料 | 無料 |
対象エリア | 全国エリア(一部離島は除く) |
KARITOKEは、腕時計のレンタルでトップレベルのシェアを誇るレンタルサービスです。
料金プランは4,378円〜32,780円まで。
カジュアルブランドからハイブランドまで取り揃えており、シチュエーションや気分に合わせて腕時計を借りられます。
AR(拡張現実)試着サービスを提供しているため、スマートフォン上で実際に腕時計を試着しているかのような体験ができます。
レンタル可能なApple Watchは、Series4と5が合計11本です。
それぞれ商品の状態が「ケースに細かい傷あり」「画面に小さな傷」など借りる前に分かるように表示されているため、なるべく綺麗な腕時計を借りたいという方におすすめです。
他のレンタルサービスでは商品の状態を細かく記載していないので、腕時計専門レンタルならではの心配りと言えるでしょう。
レンタル料金 | 1日あたりの料金 | サイズ | ケース材質 | |
---|---|---|---|---|
![]() GPSモデル |
4,378円/月 | 約146円 | 40mm、44mm | アルミニウム |
![]() GPSモデル |
7,480円/月 | 約249円 | 40mm、44mm | アルミニウム |
最新モデルもレンタルできるモノカリ
公式サイト | https://komono.me/rental/ |
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Apple Watchのレンタル料金 | 8,800円/月~ |
Apple Watchのレンタル期間 | 7日~ |
送料 | 無料(北海道・沖縄は除く) |
対象エリア | 全国エリア |
モノカリは、家電やカメラを中心として、プロジェクターや高圧洗浄機・ゲーム機など幅広い商品を扱っているレンタルサービスです。
身分証明書が不要な商品もあるため、気軽にレンタルできます。
また、17時までの注文で当日出荷できるため、最短で翌日に商品を受け取ります。
空港やホテルへの発送にも対応していて、旅行や出張などで忘れ物をしたときにも便利です。
Apple Watchは最新のSeries8をレンタル可能!
Series8をレンタルできるサービスはほとんどないので、購入前に試しに使ってみたい方におすすめです。
レンタル料金 | 1日あたりの料金 | サイズ | ケース材質 | |
---|---|---|---|---|
![]() GPSモデル |
8,800円/月 | 約293円 | 40mm | アルミニウム |
![]() GPSモデル |
9,800円/月 | 約249円 | 44mm | アルミニウム |
![]() GPSモデル |
12,800円/月 | 約427円 | 41mm | アルミニウム |
最短1日からレンタルできるスマホゴールドレンタル
公式サイト | https://sumahogold-rental.com/ |
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Apple Watchのレンタル料金 | 1,500円/日~ |
Apple Watchのレンタル期間 | 1日~ |
送料 | 無料 |
対象エリア | 全国エリア |
スマホゴールドレンタルは、スマートフォンやiPad・モバイルWiFiなどをメインにレンタルするサービスです。
新宿にある店舗を訪問すれば、即日スマートフォンなどのレンタルに対応。
レンタルだけでなく、スマートフォンなどの修理や買取にも対応しています。
Apple WatchはSeries3と4がラインナップされています。
Air Podsもレンタルできるため、ランニングの際などApple Watchと組み合わせれば、音楽を聴きながらエクササイズできます。
実店舗ですぐに受け取りたい方や、その他のアクセサリーと一緒に使用したい方におすすめです。
1日からレンタルできるので、Apple Watchが故障して買い替えるまで借りたい場合にも便利です。
スマホゴールドレンタルでレンタルできるApple Watch一覧
レンタル料金 | 1日あたりの料金 | サイズ | ケース材質 | |
---|---|---|---|---|
![]() GPS + Cellular |
1,500円/日 (要見積り) |
1,500円 | 不明 | アルミニウム |
![]() GPS + Cellular |
1,500円/日 (要見積り) |
1,500円 | 不明 | アルミニウム |
Apple Watchをレンタルする前に知っておきたい注意点
Apple Watchは、返却時の初期化やiPhoneが必要など、他の腕時計レンタルにはない注意点があります。
ここでは、Apple Watchをレンタルする際に知っておきたい注意点について解説します。
用途によりレンタル期間を設定する
Apple Watchのレンタル期間は、1日〜1ヶ月程となっていてバラつきがあります。
基本的にレンタル料金は、レンタル期間が短ければ割高になり、長ければ割安になります。
レンタル期間を何日にするかは、レンタルする目的に合った期間を設定しましょう。
例えば、購入前に試したいのであれば1週間以上がおすすめです。
Apple Watchのようなスマートフォンは、時間を確認するだけでなく心拍数など体調管理機能が便利です。
心拍数や毎日の歩数・睡眠時間などは、2〜3日使用しただけでは変化が分かりません。
最低1週間は使用して、購入しても使い続けられそうか判断しましょう。
体調管理機能には興味がなく、iPhoneとの連携だけ試したい場合、2〜3日で使用感が分かります。
このように、レンタルする目的によりレンタル期間を設定すれば、購入するかの判断が正確になります。
使ってみたいモデルか確認する
Apple WatchにはSeries1〜8まであり、派生モデルとしてSEやUltraなどもあります。
レンタルでは古いモデルの方が価格は安く、最新モデルは高額になります。
最新モデルは機能が豊富ですが、使わない機能ばかりのモデルをレンタルしても、余計な費用が掛かるだけです。
どのモデルを借りたいのか、機能面も考慮して決めておきましょう。
基本的にはセットアップにiPhoneが必要になる
Apple WatchはiPhoneと接続しての使用が前提となっているため、iPhoneがないと利用できる機能が制限されます。
またiPadとは、ペアリングできないため注意しましょう。
iPhoneとペアリング後に、近くにiPhoneがなくてWiFi接続もしていない場合も、使える機能が制限されます。
通信がない状態で使用できるのは、主に以下のような機能があります。
- インストール済みの音楽を聴く
- ボイスメモを使用する
- 交通系ICアプリ
- 時計・アラーム・タイマー
- インストール済みの写真を表示
- Apple Pay
- カレンダーのイベント表示
- 心拍数や酸素レベルの測定
- アクティビティとワークアウトを追跡
通信がない状態でも、ランニング時の心拍数や走行距離などの確認が可能です。
しかし、音楽を聴きながらランニングしたい方や、iPhoneへの着信やメッセージなどは確認できません。
iPhoneが近くになくても、Wi-Fi接続をしていれば以下の機能を利用できます。
- App Storeからアプリをダウンロード
- メッセージの送受信
- トランシーバー
- 音楽のストリーミング再生
- 天気や株価の確認
最初にiPhoneで初期設定を完了すれば、WiFi環境下においてApple Watchだけでほとんどの機能を利用可能です。
ただし、Apple Watchは画面が小さいため、iPhoneよりも操作性は劣ります。
長期間レンタルするなら購入の方がお得になる
iPhoneのレンタルサービスは、基本的に数日から数か月程度の利用を想定されているため、半年くらいの長期間借りるのであれば購入した方が安くなります。
例えば、最新のApple Watch Series8は、サイズやバンドの種類などにより価格は異なりますが、59,800円から購入可能です。
Apple Watch Series8を扱っているモノカリでは、月額費用が12,800円。
5か月以上借りる場合は、購入した方が安くなります。
また、今回紹介したレンタルサービスの中で最安は、ゲオあれこれレンタルのApple Watch Series2で月額1,500円です。
月額1,500円であればレンタルした方が安いと感じるかもしれませんが、Apple Watch Series2は中古で10,000円前後から販売されています。
そのため、古いモデルでも半年以上レンタルするのであれば、中古を購入した方が安くなるでしょう。
返却時は初期化する必要がある
Apple Watchはセキュリティが高いため、常時ロックされていて第三者は使用できません。
レンタル返却時は初期化(アクティベーション解除)して、ロックされていない状態で返却する必要があります。
初期化しない状態で返却してしまうとレンタル会社では解除できないため、利用者のところへ返送され初期化を求められます。
この間に発生するレンタル費用や送料は、基本的に初期化を忘れた利用者負担です。
余計な費用を発生させないためにも、返却時には必ず初期化してください。
自分好みにカスタムできない
レンタルで利用するApple Watchは、バンドやケースを自分好みにカスタムできません。
Apple Watchはビジネスからカジュアルまで対応できる、バンドの種類の多さも魅力の一つです。
スポーツをするときは樹脂製バンドで汗が染み込まないようにしたり、ビジネスでは金属製バンドで高級感を出したりと、シーンに合わせて使い分けられます。
また、ピンクやレッド・色がミックスされている派手なバンドもあります。
レンタルサービスはそれほど種類が多くなく、誰でも使いやすいブラックやホワイトのバンドが一般的です。
自分が使ってみたいデザインは、レンタルでは選べないと考えておきましょう。
バンドは自分で交換できますが、短期間のレンタルでは、わざわざバンドを購入してまでカスタムする人は少数です。
古いiOSだと可能性がある
Apple WatchはiPhoneとペアリングして使用しますが、iPhoneのiOSが古いバージョンだと使用できないことがあります。
Apple WatchとiPhoneのOSの関係は次の通りです。
- Apple WatchのOSがwatch OS9→iPhone8以降かつiOS16以降
- Apple WatchのOSがwatch OS8→iPhone6S以降かつiOS15以降
- Apple WatchのOSがwatch OS7→iPhone6S以降かつiOS14以降
- Apple WatchのOSがwatch OS6→iPhone6S以降かつiOS13以降
- Apple WatchのOSがwatch OS5→iPhone5S以降かつiOS12以降
詳しい条件については、Appleの公式サイトで確認できます。
レンタルする前には自分のiPhoneのOSバージョンを確認して、ペアリングできるモデルをレンタルしましょう。
貸出中でレンタルできないことが多い
Apple Watchは、スマートウォッチのカテゴリの中で人気が高い製品です。
貸出中になっていて、レンタルできないケースも多いです。
特にApple Watchのレンタル在庫が数種類しかないレンタルサービスは、激戦区域なので小まめにレンタル可能かチェックする必要があります。
ゲオあれこれレンタルのようにレンタル在庫が60本近く用意されているサービスは、比較的予約が空いているため狙い目です。
旅行中などレンタルしたい予定が決まっているのであれば、直前にレンタルできない事態にならないように、あらかじめ予約をしておきましょう。
Apple Watchのモデルごとの特徴は?
Apple Watchは、Seriesが新しくなるにつれて機能が豊富で操作性も向上しています。
ここでは、どのSeriesを選んだらいいか分からない方のために、Seriesごとの特徴を紹介します。
電子決済に対応したApple Watch Series2
2016年9月に発売されたApple Watch Series2は、初めて電子マネーシステムFelicaが搭載されたモデルです。
FelicaによりSuicaに対応したので、Apple Watchで改札を通過できるようになりました。
防水性能は水深50メートルの耐水に強化されたため、水泳やマリンスポーツなどのアクティビティにも対応。
初代Apple Watchの改善点を盛り込んで、より実用的になったモデルと言えるでしょう。
初めて通信機能を内蔵したApple Watch Series3
Apple watch Series3は、初めてCellular機能が搭載されたモデルです。
Cellularモデルとは、Wi-Fiがない環境でも通信ができる機能のことで、Apple Watch単体で電話やメッセージの送受信・アプリのダウンロードが可能です。
Apple watchの中ではかなりのロングセラーで、Series4〜7が発売されてもSeries3も平行して販売されていました。
後発モデルよりも価格が安かったため、当時は根強い人気がありました。
画面が大きくなり操作性が向上したApple watch Series4
Apple watch Series4は、Series3のデザインを引き継ぎつつもディスプレイが30%以上大きくなったことにより、操作性が格段に向上しました。
また、本体が薄くなったため、ランニングや水泳などアクティビティの際に邪魔にならず、携帯性もアップしています。
Series4をベースに性能が向上したApple watch Series5
Apple watch Series5は、Series4をベースにしていますが、コンパスや常時表示機能が追加されました。
常時表示機能はボタンを押したり、腕をディスプレイが見える位置に動かしたりしなくても、ディスプレイを常に表示させておけます。
通知の確認やワークアウトでのカロリー確認の際などに、利便性がアップする機能です。
これまでのモデルよりもバッテリーの持ち時間が改善され、常時表示の状態でも最大18時間は持つようになりました。
健康関連のセンサー性能がアップしたApple watch Series6
Apple watch Series6は、血中酸素ウェルネスセンサーや電気心拍センサーなど、健康管理機能が向上しました。
血中酸素ウェルネスセンサーとは、血中酸素濃度を測定する機能です。
電気心拍センサーは、心電図の表示や不規則な心拍数を検知・通知します。
健康管理機能を重視している方は、Series6以降を選ぶといいでしょう。
高速充電に対応したApple watch Series7
Apple watchは常に身に付けて身体の状態を測定しているため、充電時間を短くしてデータの欠測期間をなくしたいと思う方は多いです。
Apple watch Series7は、前モデルと比べると充電速度が33%向上しました。
これまでのモデルとケースサイズは同じですが、画面サイズだけ大きくなっているため、操作性もアップしています。
万が一のときも安心の衝突事故探知機能を搭載したApple Watch Series8
最新のApple Watch Series8では、衝突事故探知機能という一風変わった機能が追加されました。
衝突事故探知機能とは、車の激しい衝突が検知されるとApple Watchから緊急通報ができる状態になります。
ユーザーが気絶しているなど通報できない状態で何も操作が行われなければ、20秒後に自動で緊急通報サービスに繋がります。
また、皮膚温センサーも追加されたため、睡眠中の体温測定が可能です。
女性の排卵周期や基礎体温も分かり、体調管理に役立ちます。