スマホの水没や画面割れ、紛失など日常的に起こる万が一の事態に備えるのに役立つのがスマホ保険。
特に高額なスマホは修理費用も高く、容易に買い直すのは難しいです。
保険に入っておくと、急な出費も保険で補償できるため、安心してスマホを使用できます。
ただ、スマホ保険サービスは種類も多くサービス内容も異なるため、どれを選べば良いか迷ってしまう方も多くいるでしょう。
スマホ保険は、通信キャリアやメーカーが提供している補償サービスと厳密には異なります。
本記事では各スマホ保険のおすすめサービスを比較し、ランキング形式で紹介するだけでなく、キャリア・メーカー補償サービスとの比較表も掲載しています。
スマホ保険の失敗しない選び方も解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
そもそもスマホ保険とは?トラブル時に修理/買い替え費用を補償してくれる
スマホ保険とは、スマートフォンが水濡れや落下などで故障したり、外出先で紛失したりなどトラブルが起きた際に、修理費用や買い換え費用を補償してくれる保険です。
スマートフォンのみではなく、タブレットやワイヤレスイヤホン(Wi-Fi、Bluetoothなどの無線通信が可能なもの)も補償されるスマホ保険もあります。
スマホ保険には、月々の保険料が1,000円もかからないサービスもあるため、家計への負担を抑えながら万が一の出費に備えられます。
スマホ保険のおすすめ比較ランキング10選
さっそく、スマホ保険のおすすめを比較したランキングを表形式で見ていきましょう。
各スマホ保険の保険料や補償の詳細を取りまとめていますので、スマホの利用状況に合わせて選択しましょう。
保険名 | 保険料 | 加入しやすさ | 補償範囲 | データ復旧 | 補償可能台数 | 補償限度額 | 自己負担額 | 公式サイト |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
700円/月 | ◎ | ◎ | × | 3台 | 100,000円/年 | 0円 | ||
200or400円/月 | ◎ | ◎ | × | 1台 | 50,000円or100,000円/年 | 3,000円 | ー | |
100~400円/月 | ◎ | 〇 | × | 1台 | 100,000円/年 | 5,000円 | ー | |
390~1,670円/月 | ◎ | ◎ | × | 1台 | 50,000~220,000円/3か月 | 3,500円~ | ー | |
200or470円/月 | △ | ◎ | 〇 | 1台 | 100,000円or200,000円/年 | 3,000円 | ー | |
300円/月 | △ | △ | × | – | 100,000円 | 1,000円 | ー | |
なし | △ | △ | × | 1台 | 30,000円~100,000円/年 | 10,000円~ | ー | |
なし | △ | 〇 | × | 1台 | 30,000円~/年 | 5,000円~ | ー | |
1,200円~/年 | △ | 〇 | × | 1台 | 最大20,000円 | 0円 | ー | |
800円/月 | ◎ | ◎ | × | 3台 | 120,000円/年 | 0円 | ー |
比較項目として、加入のしやすさや補償範囲(破損、水濡れ、故障、盗難)の広さなどを挙げています。
以下は比較ランキング表についての補足です。
〇:オプションですべて補償対象となるまたは3項目が補償対象となる
△:補償対象となるのが2項目以下
△:条件が必要(格安SIM利用者限定や、クレジットカードを契約している必要があるなど)
キャリア・メーカー補償サービスとも比較
本記事では、スマホ保険比較ランキング1位の「モバイル保険」と通信キャリアやメーカーが提供している補償サービス内容との比較表も作成しました。
比較してみて、スマホの補償サービス選びの参考にしてください。
保険名 | 保険料 | 加入しやすさ | 補償範囲 | データ復旧 | 補償回数 | 自己負担額 | 公式サイト |
---|---|---|---|---|---|---|---|
700円/月 | ◎ | ◎ | × | 無制限 | 0円 | ||
330~1,100円/月 | △ | ◎ | 〇(別料金) | 2回/年 | 最大12,100円 | ー | |
418~726円/月 | △ | ◎ | 〇(別料金) | 2回/年 | 最大16,500円 | ー | |
715円/月 | △ | ◎ | 〇 | 2回/年 | 最大8,250円 | ー | |
580~1,740円/月 | △ | ◎ | × | 2回/年(盗難・紛失) | 最大12,900円 | ー | |
396~1,340円/月 | △ | ◎ | × | 1回/年 | 最大22,000円 | ー |
ここからはスマホ保険おすすめ比較ランキングに出てきた全てのサービスを1つずつ解説していきます。
各サービスの特徴や利用時の注意点などもお伝えしていきます。
加入を検討しているスマホ保険は、チェックしておきましょう。
さくら少額短期保険「モバイル保険」は月々700円のリーズナブルな料金で加入できる
公式サイト | https://mobile-hoken.com/ |
---|---|
サービス名 | モバイル保険 |
保険料 | 700円 /月 |
補償内容 | 破損 水濡れ 故障 盗難 |
補償限度額 | 100,000円/年 |
補償回数 | 無制限 |
補償可能台数 | 3台 |
自己負担額 | 0円 |
さくら少額短期保険が提供する「モバイル保険」の特徴は、月々700円の保険料でモバイル端末を3台まで補償可能な点です。
3台補償対象にすると、1台あたり約232円と費用を抑えながらも幅広い補償が受けられて、コスパが良いです。
Wi-FiやBluetoothにつながるゲーム機やタブレット、ノートPCなど組み合わせは自由で、3台まで加入できます。
家族分の端末でも加入したい方や、複数台端末をお持ちの方にもおすすめです。
補償内容がこれだけ充実していて免責金額が0円のため、万が一のトラブルの際も自己負担なしで補償を受けられます。
注意点をお伝えすると、主端末として登録した端末の補償限度額は最大100,000円ですが、2台目以降の登録した端末は合計で最大30,000円までになります。
ニッセイプラス少額短期保険「スマホ保険」なら月々400円で破損・水濡れ・故障・盗難のすべてを補償
公式サイト | https://www.nissay-plus.co.jp/smaho-hoken-001 |
---|---|
サービス名 | スマホ保険 |
保険料 | 200円 or 400円 /月 |
補償内容 | 破損 水濡れ 故障 盗難 |
補償限度額 | 50,000円 or 100,000円/年 |
補償回数 | 無制限 |
補償可能台数 | 1台 |
自己負担額 | 3,000円 |
スマホ保険を提供しているニッセイプラス少額短期保険は、日本生命保険相互会社の100%子会社になります。
経営面で見ると、会社が急に無くなる可能性は低く、安心して加入できるメリットはあるでしょう。
このスマホ保険には、プランが2種類用意されています。
保険料 | 補償内容 | 補償限度額 | |
---|---|---|---|
安心プラン | 400円/月 | 破損、水濡れ、故障、盗難 | 100,000円/年 |
シンプルプラン | 200円/月 | 破損 | 50,000円/年 |
シンプルプランの場合、破損のみが補償内容となります。
補償内容が少ない分保険料は安くなりますが、プラス200円で4つの項目すべてが補償内容に入ると考えると、安心プランへがおすすめ。
ニッセイプラスのスマホ保険では、被保険者1人につき2契約まで可能になります。
スマホ1台につき1契約のため、自分のスマホ2台を安心プランで加入したい場合、合計800円の保険料となります。
ワランティ少額短期保険「スマホケ」は月々100円で自分に必要な補償を選べる
公式サイト | https://sumahoke.jp/ |
---|---|
サービス名 | スマホケ |
保険料 | 100~400円 /月 |
補償内容 | 故障 破損(オプション) 水濡れ(オプション) 盗難(オプション) |
補償限度額 | 100,000円/年 |
補償回数 | 無制限 |
補償可能台数 | 1台 |
自己負担額 | 5,000円 |
ワランティ少額短期保険が提供している「スマホケ」では、ベースプランが「故障」になっており、オプションとして「破損」「水濡れ」「盗難」の補償内容が用意されています。
ベースプランの場合、月々100円から保険が利用可能です。
スマホケには、自分に必要なプランをお好みでカスタマイズできる特徴もあります。
破損・水濡れ・盗難の各オプションは月々100円で、すべてのプランに加入すると保険料は月々400円です。
魅力としてスマホだけでなく、ゲーム機やスマートウォッチ、PC、タブレットなども、保険に加入できる点があります。
それぞれの端末に必要な補償をつけたいとお考えの方にはおすすめの保険です。
ただ、PCとタブレットに関してはオプションは選択できず、故障・破損・水濡れ・盗難のすべてが補償内容になっているプラン(月々400円)のみとなっています。
justInCase「スマホ保険」ではスマホの扱い方で平均30%の割引適用
公式サイト | https://smartphone.justincase.jp/ |
---|---|
サービス名 | スマホ保険 |
保険料 | 390~1,670円/月 |
補償内容 | 破損 水濡れ 故障 盗難 紛失 |
補償限度額 | 50,000~220,000円/3か月 |
補償回数 | 無制限 |
補償可能台数 | 1台 |
自己負担額 | 3,500円~ |
justincaseが提供している「スマホ保険」の特徴は、利用者のスマホの扱い方によって保険料の割引がされる点です。
位置情報などをもとに、スマホの扱い方の安全性が数値化され、利用者全体で相対的に評価され割引率が決まります。
公式ページによると、平均として4か月目以降から保険料が30%割引されています。
ただ、保険料の割引を受けるには以下の2点の条件があります。
- 位置情報等についてすべて許可され、アプリがバックグラウンドで正しく動いている
- 保険金の支払い対象となる事故が発生していない
アプリを定期的に開き、正しく機能してるか確認することをおすすめします。
また事故があると、次の契約期間の3か月は割引対象外になるため注意しましょう。
justincaseのスマホ保険では、修理費用の限度額も幅広く設定されており、最新のiPhone 15 Pro Maxの場合、限度額が22万円になります。
他のスマホ保険だと、10万円までしか補償されないケースが多いため、こちらのスマホ保険は補償が手厚いです。
保険料を安く抑えたいけど、補償も手厚い保険がいいと思う方におすすめします。
Mysurance「スマホ保険」なら月々470円でデータ復旧まで補償してくれる
公式サイト | https://www.mysurance.co.jp/service/sumaho-hoken/ |
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サービス名 | スマホ保険 |
保険料 | 200or470円/月 |
補償内容 | 破損・汚損 水濡れ 故障 盗難・紛失 |
補償限度額 | 最大200,000円/年 |
補償回数 | 無制限 |
補償可能台数 | 1台 |
自己負担額 | 3,000円 |
こちらの「スマホ保険」は損保ジャパンの100%子会社になる、Mysuranceが提供しています。
こちらのスマホ保険のプランは以下の2つです。
保険料 | 補償内容 | 保険金(1事故あたり) | |
---|---|---|---|
スタンダードプラン | 470円/月 | 破損・汚損、水濡れ、故障、盗難・紛失、データ復旧 | 最大100,000円 |
ライトプラン | 200円/月 | 破損・汚損 | 最大50,000円 |
他のスマホ保険では見られないデータ復旧まで補償内容に入っています。
さらに、Mysuranceのスマホ保険には「学生スマホ保険」が用意されています。
学生さんは、上記表の2つのプラン内容で加入でき、且つSNSトラブル時の弁護士への相談サービスが無料で付いてます。
これだけ補償内容が充実していて、保険料が月々470円とコスパが良い保険ですが、1つ注意が必要です。
それは、こちらのスマホ保険が格安SIM利用者限定の保険という点です。
つまり、ドコモやau、ソフトバンクの大手キャリアで契約しているスマホは残念ながら加入できません。
格安SIMでスマホを契約している方には、保険料を抑えながらもデータ復旧まで補償を受けられる点で、Mysuranceの「スマホ保険」はおすすめです。
クレディセゾン「Super Value Plus」ではセゾンカードで購入したものには最大100万円の補償が付く
公式サイト | https://www.mysurance.co.jp/service/sumaho-hoken/ |
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サービス名 | Super Value Plus |
保険料 | 300円/月 |
補償内容 | 破損 盗難 |
補償限度額 | 100,000円 |
補償回数 | – |
補償可能台数 | – |
自己負担額 | 1,000円 |
Super Value Plusは、セゾンカードで購入した商品や外出時の持ち物に対して補償してくれる保険になります。
月々300円の保険料はかかりますが、年会費無料のカードを利用していれば、保険料のみで補償を受けられます。
セゾンカードで購入した商品については、補償限度額は100万円になります。
スマホなどの外出時の持ち物に関しては、補償限度額が10万円までです。
既にセゾンカードを利用している方や、これからクレジットカードを作る予定の方は、こちらの保険も検討してみてください。
ただ、偶然な外来の事故ではない故障に関しては補償対象外になります。
JCB「JCBスマートフォン保険」なら年会費永年無料カードを利用すれば0円で補償が受けられる
公式サイト | https://www.jcb.co.jp/insurance/sp-insurance/ |
---|---|
サービス名 | JCBスマートフォン保険 |
保険料 | なし(カード年会費のみ) |
補償内容 | 破損 水濡れ 火災 盗難 |
補償限度額 | 30,000~100,000円/年 |
補償回数 | – |
補償可能台数 | – |
自己負担額 | 1,0000円or15,000円 |
JCBが提供している「JCBスマートフォン保険」では、保険料の支払いは不要で、クレジットカードの年会費を支払っていれば加入に料金はかかりません。
補償内容や補償限度額は、利用しているカードの種類によって異なります。
詳細は以下の表をご覧ください。
保険料 | 補償内容 | 補償限度額 | |
---|---|---|---|
JCB一般カード、JCB カード S | なし(年会費のみ) | 破損 | 30,000円 |
ゴールドカード全般 | なし(年会費のみ) | 破損 | 50,000円 |
ゴールド ザ・プレミア | なし(年会費のみ) | 破損 | 50,000円 |
プラチナカード全般 | なし(年会費のみ) | 破損 | 50,000円 |
ザ・クラス会員 | なし(年会費のみ) | 破損、水濡れ、火災、盗難 | 100,000円 |
こちらの保険では、カードによって設定された年会費の支払いが必要です。
ただJCBカード Sなら年会費が永年無料のため、保険料も年会費の支払いもなしで、上限30,000円の補償を受けられます。
海外旅行損害保険やショッピングガード保険など、スマホ保険以外の補償もついている点も魅力。
クレジットカードをこれから作る予定の方は、JCBカード Sにすると特にお金をかけずに補償を受けられるため、ぜひ検討してみてください。
American Express「スマートフォン・プロテクション」は保険料不要でプラチナカード利用者は最大15万円の補償
公式サイト | https://www.americanexpress.com/ja-jp/benefits/insurance/nac-insurance/smartphone-protection/ |
---|---|
サービス名 | スマートフォン・プロテクション |
保険料 | なし(カード年会費のみ) |
補償内容 | 破損 水濡れ 火災 盗難 |
補償限度額 | 30,000円~150,000円/年 |
補償回数 | – |
補償可能台数 | 1台 |
自己負担額 | 5,000円 |
American Expressが提供する「スマートフォン・プロテクション」の保険も、JCBの保険同様にカードの年会費を支払っていれば利用可能で、加入に料金はかかりません。
補償対象カードは以下の9種になります。
- グリーン・カード
- ゴールド・カード
- ゴールド・プリファード・カード
- プラチナ・カード
- ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
- Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
- ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
- ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
- デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
どのカードでも補償内容は変わりませんが、補償限度額がカードによって異なります。
特にプラチナ・カードは補償限度額が15万円と他のカードと比べて手厚いです。
こちらの保険の注意点として、補償を受けるには事故発生時点で以下の条件を満たしている必要があります。
- スマホの通信料を直近3ヶ月以上連続してAmerican Expressのカードで決済している
- 購入後3年以内のスマホである
PayPayほけん「あんしん修理」はYahoo!ショッピングで購入した中古スマホ用の修理保険
公式サイト | https://www.paypay-insurance.co.jp/scenario/shopping/ |
---|---|
サービス名 | あんしん修理 |
保険料 | 1,200円~/年 |
補償内容 | 破損 水濡れ |
補償限度額 | 最大20,000円(1回あたり) |
補償回数 | 最大4回 |
補償可能台数 | 1台 |
自己負担額 | なし |
PayPay保険サービスが提供している「あんしん修理」は、Yahoo!ショッピングで購入した中古スマホや携帯電話用の修理保険になっています。
1つ条件があり、補償対象製品は購入金額が税込で5千円以上10万円以下のスマホに限ります。
保険料は商品と購入金額によって決まり、以下が保険料の目安です。
なお、保険料は加入時に支払う金額です。
購入金額(税込) | 5,000円~100,000円 |
---|---|
6か月補償 | 600円~1,400円 |
12か月補償 | 1,200円~1,900円 |
24か月補償 | 2,400円~3,800円 |
例えば、購入金額が15,000円のスマホの保険料は以下です。(参考:あんしん修理)
購入金額(税込) | 15,000円 |
---|---|
6か月補償 | 990円 |
12か月補償 | 1,410円 |
24か月補償 | 2,830円 |
加入申請は、Yahoo!ショッピング内で対象商品の購入決済と同時にできます。
自己負担金もないため、費用も抑えながら保険加入の手間も省きたい方におすすめの保険です。
注意点として、購入品がジャンク品や改造品、故障品の場合は補償対象外になります。
購入前に正常な製品かどうか、出品者への確認はしておくといいでしょう。
さくら少額短期保険「あんしんスマホ保険」では月々800円で最大12万円の補償を受けられる
公式サイト | https://www.sakura-ssi.co.jp/anshin-sumaho/ |
---|---|
サービス名 | あんしんスマホ保険 |
保険料 | 800円 /月 |
補償内容 | 破損 水濡れ 故障 盗難 |
補償限度額 | 120,000円/年 |
補償回数 | 無制限 |
補償可能台数 | 3台 |
自己負担額 | 0円 |
「あんしんスマホ保険」はランキング1位の「モバイル保険」と同じ、さくら少額短期保険が提供しています。
補償内容に関しては、「モバイル保険」と同じになっています。
サービス内容で「モバイル保険」と異なる点は主に以下の2点です。
- 保険料
- 補償限度額
「モバイル保険」では、保険料が月々700円で補償限度額100,000円ですが、「あんしんスマホ保険」は月々800円で、補償限度額は120,000円になります。
2台目以降の端末の補償限度額も「モバイル保険」は2台合わせて30,000円のところ、「あんしんスマホ保険」の補償限度額は36,000円です。
提供している補償内容は「モバイル保険」と同じなため、保険料は多少高くてもいいから補償限度額をもう少し上げたい方におすすめの保険です。
スマホ保険に必要性は?キャリア補償では自己負担が多くなる場合も
万が一の急な出費を抑えるという保険のメリットを最大限に活用するには、スマホ保険に加入しておく必要性があります。
スマホ補償サービスに未加入の場合、万が一の故障の際は全額自己負担になり、膨大の出費になるため、スマホ補償サービスの利用は必要です。
ただ、メーカー・キャリアが提供するスマホ補償サービスだと、自己負担額が高額になる場合があります。
今回ご紹介したランキング1位の「モバイル保険」と、メーカー・キャリア補償の自己負担額を比べた以下の表をご覧ください。
サービス名 | 自己負担額 |
---|---|
モバイル保険 | 0円 |
AppleCare+(Apple) | 最大12,900円 |
smartあんしん補償(ドコモ) | 最大12,100円 |
「モバイル保険」の場合、自己負担額が0円で急な高額の出費が発生しないため、急に家計が苦しくなることはなく、安心してスマホを利用できます。
上記の内容を踏まえると、スマホ補償サービスの中でも、スマホ保険なら家計への負担を減らしながら保険を利用できるため、必要性は高いです。
スマホ保険の失敗しない選び方とは?まずは加入条件の確認
ここでは、スマホ保険の失敗しない選び方についてお伝えしていきます。
前提として、検討しているスマホ保険がある場合、まず加入条件はチェックしておきましょう。
加入条件を見ずに保険を選ぶと、実際に手続きをする際に加入条件を満たしていない事実が判明する場合も。
そうすると、また保険を選び直す手間がかかります。
前述の内容を踏まえて、失敗しないスマホ保険の選び方は主に以下の4つが挙げられます。
- 使用するスマホの種類や回線で選ぶ
- 水没や盗難まで対応といった補償範囲で選ぶ
- 補償の金額や利用回数の限度で選ぶ
- モバイル保険が適応される端末台数で選ぶ
1つずつ詳しく解説していきますので、スマホ保険をどう選べばいいか悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
使用するスマホの種類や回線で選ぶ
スマホ保険を選ぶ際、まずは自分が使用しているスマホで検討している保険に加入できるかを見ておきましょう。
というのも、使用しているスマホ・回線によっては加入できない保険があるからです。
例えば、Mysuranceの「スマホ保険」は格安SIM利用者限定の保険になります。
ドコモやau、ソフトバンクといった大手通信キャリアと契約している方は、加入できません。
初めに使用しているスマホの種類や回線で加入できるか確認しないと、保険選びを一からやり直す必要も出てきます。
加入を検討したいスマホ保険があった場合は、自分のスマホや使用している回線で加入できるのか確認しておきましょう。
水没や盗難まで対応といった補償範囲で選ぶ
故障を始めとする水没や盗難時の補償など、自分に必要な補償が付いているかどうかは、1つスマホ保険選びの基準にしておきましょう。
当たり前かもしれませんが、自分が必要としている補償がない保険に加入する意味はありません。
スマホをほとんど家の中で使用する方は、外装破損や故障に対する補償のみで十分という方もいるでしょう。
ただ、スマホを外に持ち出すことが多い方は、水没や盗難などのトラブル時も対応してくれるスマホ保険を選ぶのがおすすめです。
自分の行動パターンから必要な補償を考え、ニーズに合ったスマホ保険を選びましょう。
補償の金額や利用回数の限度で選ぶ
スマホ保険選びで失敗しないためには、補償金額や保険期間内で利用できる補償の回数で選ぶことも必要。
高額なスマホをお持ちの方やスマホを落としがちな方は、前述の内容を軽視するといざトラブルに見舞われた際に、膨大な出費につながりかねません。
例えば、10万円のスマホを完全に破損してしまった場合、補償金額が5万円までのプランでは、同等のスマホを購入するのに5万円が自己負担になります。
補償回数に関しては、ドコモのsmartあんしん補償だと、補償を受けられる回数が年に2回までとされており、3回目以降はすべて自己負担です。
せっかく保険に加入してるのに、膨大な出費が発生するような事態にならないために、補償金額や補償の利用可数は事前にチェックしておきましょう。
スマホ保険ならリーズナブルな料金で充実した補償を受けられる
スマホ保険なら、キャリア・メーカーの補償サービスよりリーズナブルな料金で、且つ充実した補償を受けられます。
ランキング1位のモバイル保険とメーカー補償サービスのAppleCareを比較しました。
最新のiPhone 15 Proをお持ちの場合、以下の料金になります。
モバイル保険 | AppleCare+(Apple) | |
---|---|---|
保険料(月額) | 700円 | 1,580円 |
保険料(2年間) | 16,800円 | 31,800円(一括払い) |
補償内容 | 損傷、水濡れ、故障、盗難 | 損傷、水濡れ、故障、盗難(別プラン) |
補償利用回数 | 無制限 | 無制限 |
自己負担金 | 0円 | 最大12,900円 |
モバイル保険の場合、月々700円でAppleCareより補償内容も充実して、自己負担金も0円です。
AppleCareで2年間分を一括払いすると、多少支払額が減りますが、モバイル保険に加入した場合と比べると、15,000円も多く支払うことになります。
スマホ補償サービスを利用するなら、スマホ保険に加入したほうが、キャリア・メーカーの補償サービスよりリーズナブルな料金で、家計への負担を減らせます。
さらに、いざという時も安心な幅広い補償を受けられます。
モバイル保険が適応される端末台数で選ぶ
家族分のスマホも保険をかけたい方やタブレットやPC、ゲーム機などをよく使用する方は、保険適応される端末台数でスマホ保険を選ぶのがおすすめ。
2台目以降の端末は補償金額が下がる場合がありますが、1契約で普段持ち歩いてるスマートウォッチや、ワイヤレスイヤホンなども補償できてコスパが良いです。
さくら少額短期保険の「モバイル保険」だと、月々700円の保険料で3台まで補償が可能になっています。
家族分のスマホや複数の端末をまとめて補償して欲しいと思う方は、保険が適応される端末台数でスマホ保険を選びましょう。
スマホ保険を利用する際の注意点は?補償条件は要確認
ここからは、スマホ保険を利用する際の注意点を解説していきます。
どんなに評判の良いスマホ保険でも、すべての状況で保険が適応されるわけではありません。
どのスマホ保険を利用するにしても、補償条件は確認しておく必要があります。
スマホ保険を利用する際は、具体的に以下の3つの注意点を把握しておきましょう。
- 保険金の申請方法を把握しておく
- スマホの修理は正規店で依頼する
- 機種変更時の手続きを忘れない
スマホ保険を利用する方はぜひチェックしてみてください。
保険金の申請方法を把握しておく
スマホ保険を利用する際は、あらかじめ保険金の申請方法を確認しておきましょう。
というのも、保険金の申請順序を間違えると、保険金の支払いがされない場合があるからです。
例えば「モバイル保険」では、スマホが故障してしまった際に、故障端末の写真を修理前に撮影する作業が保険金請求に必要となります。
このように後ではやり直せない手順もあるため、スマホ保険に加入した際には、保険金の申請方法をチェックしましょう。
スマホの修理は正規店で依頼する
万が一のトラブルでスマホの修理が必要になった場合は、なるべくメーカー公認などの正規店に修理を依頼しましょう。
非正規店で修理すると、今後キャリア・メーカー補償サービスを利用したくなった時に、補償対象から外れてしまう恐れがあります。
非正規店では修理する際に、原因究明や修理のために端末を分解します。
分解する行為が、キャリア・メーカーの補償サービス対象から外れる要因の一つのようです。
他のスマホ補償サービスを利用する選択肢を残すためにも、なるべく正規店に修理を依頼しましょう。
機種変更時の手続きを忘れない
スマホ保険を利用する方は、契約期間中にもし機種変更をした際には、必ず補償対象の端末の変更手続きも同時に行いましょう。
変更をしないと機種変更後のスマホは補償対象にならず、保険金が受け取れません。
機種変更の手続きをうっかり忘れてしまうと、故障の度合いによっては、10万円以上の費用を自分で支払う事態にもなりかねません。
機種変更をした際には、補償対象端末の変更手続きを忘れないようにしてください。