FXを始めるなら、まず候補にあがるのがGMOクリック証券とDMM FX。
どちらも大手なだけに、「一体どっちが自分に合っているのか?」と、違いが分からず悩む人も多い。
この記事では、スペックの数字だけでは見えない「本当の違い」を利用者の声や投資スタイルからとことん掘り下げていく。
重視 ポイント | おすすめのFX会社 | 理由 |
---|---|---|
少額取引 | GMOクリック証券 | GMOクリック証券はほぼ全ての通貨ペアで1,000通貨単位の取引が可能。 |
スプレッの狭さ | GMOクリック証券 / DMM FX | GMOクリック証券・DMM FXともに業界最狭水準のスプレッドを提供。 |
取引ツールの操作性 | (中〜上級者) | GMOクリック証券GMOクリック証券はプロ仕様の高機能ツールで本格的な分析に強い。 |
(初心者) | DMM FXDMM FXは初心者にも分かりやすいシンプルな操作性が魅力。 | |
スワップの 高さ | GMOクリック証券 | 業界でも高水準のスワップポイントを提供。 DMM FXでは扱っていないトルコリラなどの高金利通貨ペアも豊富で、長期保有戦略で有利。 |
- 総合力で選ぶなら「GMOクリック証券」
- 初心者人気とスマホでの手軽さなら「DMM FX」
【結論】GMOクリック証券(FXネオ)とDMM FXの違いが一目でわかる比較表


細かい解説の前に、まずは両社の違いが一目でわかる総合比較表を見てほしい。
この表だけで、どちらが自分に合っているか、大まかな全体像を掴むことができるだろう。
総合比較表|GMOクリック証券(FXネオ) vs DMM FX
項目 | GMOクリック証券 | DMM FX |
---|---|---|
取引コスト | ◎ 業界最狭水準 | ◎ 業界最狭水準 |
スワップ | ○ 業界高水準 | △ 平均的水準 |
通貨ペア数 | 25通貨ペア | 21通貨ペア |
PCツール | ◎ 高機能・ 上級者向け | ○ シンプル・ 初心者向け |
スマホアプリ | ○ 多機能・ 分析向け | ◎ シンプル・ 直感的 |
最小取引単位 | ◎ 1,000通貨※1 | ○ 10,000通貨 (ミニ通貨ペアは1,000通貨) |
デモトレード | ○ 期間制限あり | ◎ 期間制限なし |
情報 コンテンツ | ◎ 質・量ともに豊富 | ○ 初心者向けが中心 |
サポート体制 | ○ 24時間電話対応 | ◎ LINE問い合わせ対応 |
信頼性・ 安全性 | ◎ 取引高世界一 | ◎ 口座数国内No.1 |
- ハンガリーフォリント/円と南アフリカランド/円とメキシコペソ/円は10,000通貨単位
総合力・PCツール重視派なら「GMOクリック証券(FXネオ)」がおすすめ
もしあなたが、PCの大きな画面で複数のチャートやテクニカル指標を駆使し、本格的な分析を行いながら取引したいと考えているなら、選ぶべきは「GMOクリック証券」である。
同社のPCツール「はっちゅう君FXプラス」は、その高い機能性とカスタマイズ性で多くの専業トレーダーからも支持されている。
豊富な描画ツールやテクニカル指標はもちろん、ニュースや経済指標カレンダーもツール内で完結して確認できるため、取引のすべてを一つの画面で集中して行える。
将来的にFXのスキルを高め、より高度な分析手法を身につけたいと考えている向上心のあるトレーダーにとって、最高の環境を提供してくれる。
初心者・スマホでの手軽さ重視派なら「DMM FX」がおすすめ
一方で、「まずはスマホで、すきま時間に手軽にFXを始めてみたい」という初心者には、「DMM FX」が最適だ。
DMM FXのスマホアプリは、「シンプルさ」と「直感的な操作性」が徹底的に追求されている。
複雑な機能を削ぎ落とし、初心者でも迷うことなく「買い」と「売り」の注文が出せるように設計されている。
また、業界でも珍しい「LINEでの問い合わせ」に対応している点も、FXに不慣れな初心者にとっては心強いサポート体制と言えるだろう。
難しいことは後回しにして、まずはFX取引そのものに慣れたいという人には、DMM FXが最良のパートナーとなる。
あなたはどっち?フローチャートで簡単診断
まだ迷っているなら、以下のフローチャートであなたに最適な会社を診断してみよう。
迷ったらどうする?両方口座開設するメリット
フローチャートでも決めきれない、あるいは両方の長所に魅力を感じるという場合、「両方の口座を開設する」というのも非常に賢い選択肢である。
GMOクリック証券、DMM FXともに口座開設費・維持手数料は一切かからない。
両方のアカウントを持つことで、以下のようなメリットが生まれる。
- 実際にツールを触って比較できる
- 最高の比較は、自分自身で体験することだ。デモトレードだけでは分からない、リアルなツールの使用感を確かめられる。
- キャンペーンを両取りできる
- 両社が実施する新規口座開設キャンペーンの特典を、両方受け取れる可能性がある。
- システム障害時のリスク分散になる
- 万が一、片方のサーバーで障害が発生しても、もう片方の口座で取引を継続できる。
行動をためらっている時間が最ももったいない。
迷うくらいなら、まずは両方申し込んでみることを強く推奨する。
GMOクリック証券(FXネオ)とDMM FXを5項目で徹底比較【違いを一覧表で解説】


ここでは、両社のサービス内容を5つの重要な項目で客観的に比較する。
まずはこの一覧表で、両社の全体像を把握しよう。
この表からも分かる通り、両社はそれぞれに強みがあり、一概にどちらが優れているとは言えない。
重要なのは、「どの項目をあなたが重視するか」である。次章から、各項目をさらに詳しく深掘りしていく。
①取引コスト(スプレッド・手数料)の比較
FX取引における実質的な手数料が「スプレッド」である。
これは買値と売値の差額であり、トレーダーにとっては狭ければ狭いほど有利になる。
主要通貨ペアのスプレッド比較
(原則固定・例外あり)
通貨ペア | GMOクリック証券 | DMM FX |
---|---|---|
米ドル/円 | 0.2銭 | 0.2銭 |
ユーロ/円 | 0.4銭 | 0.4銭 |
ポンド/円 | 0.9銭 | 0.9銭 |
豪ドル/円 | 0.5銭 | 0.5銭 |
ユーロ/米ドル | 0.3pips | 0.3pips |
結論として、スプレッドに関しては両社まったくの互角であり、どちらを選んでも業界最高水準の低コストで取引が可能だ。
各種手数料(口座開設手数料、出金手数料など、)も無料であり、取引コストの面で悩む必要はない。
ただしGMOクリック証券は自動ロスカットが発生した場合、手数料が発生するので注意が必要だ。
②スワップポイントの比較
スワップポイントとは、2国間の金利差によって得られる利益のことだ。
高金利通貨を買い、低金利通貨を売ることで、ポジションを保有している間、毎日受け取ることができる。
高金利通貨ペアのスワップポイント比較
(買い・1万通貨あたり/日)
通貨ペア | GMOクリック証券 | DMM FX |
---|---|---|
米ドル/円 | 162 | 160 |
ユーロ/円 | 117 | 117 |
ポンド/円 | 218 | 218 |
メキシコペソ/円 | 220 | 16 |
南アフリカランド/円 | 190 | 14 |
トルコリラ/円 | 40 | 取り扱いなし |
スワップポイントは日々変動するため一概には言えないが、全体的な傾向として、GMOクリック証券の方がDMM FXよりも高いスワップポイントを提供する傾向にある。
これは、GMOクリック証券が未決済ポジションのスワップポイントを引き出して再投資できる仕組みを持つなど、スワップ運用に力を入れているためと考えられる。
長期的な視点でコツコツとスワップ収益を積み上げたい投資家にとっては、GMOクリック証券がより魅力的な選択肢となるだろう。
③通貨ペア数の比較
取引できる通貨ペアの数は、投資機会の多さに直結する重要な要素だ。
最新のラインナップは以下の通りである。
- GMOクリック証券:25通貨ペア
- DMM FX:21通貨ペア
この数字が示す通り、現在ではGMOクリック証券の方が4通貨ペア多く、選択肢の豊富さで優位に立っている。
特に、GMOクリック証券はDMM FXにはないトルコリラ/円や、チェココルナ/円、ポーランドズロチ/円といった東欧の高金利通貨を扱っている点が大きな特徴だ。
もちろん、米ドル/円やユーロ/円といった主要な通貨ペアはどちらも完全に網羅しており、ほとんどのトレーダーにとってはDMM FXの21通貨ペアでも十分だろう。
しかし、より多様な通貨で利益のチャンスを探りたい、あるいは高金利通貨へのスワップ投資に興味があるトレーダーにとって、GMOクリック証券の豊富なラインナップは大きな魅力と言える。
④取引ツール(PC・スマホ)の比較
取引ツールは、トレーダーにとって武器そのものである。
この違いは、両社を比較する上で最も重要なポイントの一つだ。
高機能で玄人好み
GMOクリック証券
「はっちゅう君FXプラス」
- 特徴
豊富なテクニカル指標(38種類)、自由なレイアウト変更、チャート上からの高速注文など、プロ仕様の機能が満載。 - メリット
自分の分析手法に合わせて、最適な取引環境を構築できる。 - デメリット
機能が多いため、初心者は最初は戸惑う可能性がある。
シンプルで初心者でも迷わない
DMM FX
「DMMFX PLUS」
- 特徴
機能が必要最低限に絞られており、どこに何があるか一目でわかるインターフェース。 - メリット
直感的な操作が可能で、FXが初めての人でもすぐに使いこなせる。 - デメリット
カスタマイズ性が低く、上級者には物足りなく感じる場合がある。
どちらが良いかは一概には言えず、「高機能な戦闘機」と「誰でも運転できる乗用車」のような違いだと理解すると良いだろう。
⑤最小取引単位と必要資金の比較
FXを始めるにあたり、いくらの資金から始められるかは重要な問題だ。
GMOクリック証券、DMM FXともに1,000通貨からの少額取引に対応しており、初心者でも格段に始めやすくなっている。
- GMOクリック証券
原則として1,000通貨単位での取引が可能である(※ハンガリーフォリント/円と南アフリカランド/円とメキシコペソ/円は10,000通貨単位)。 - DMM FX
米ドル/円など主要4通貨ペアにおいて、1,000通貨単位で取引できる「ミニ通貨ペア」が導入された。通常通貨ペアは10,000通貨単位
このため、両社とも少額資金でFXをスタートできる。
例えば、米ドル/円が1ドル=150円の時に1,000通貨で取引する場合、最低限必要な証拠金は 150×1,000通貨÷25倍=6,000円 となる。
したがって、どちらの会社で始めるにしても、1万円程度の資金があれば十分に取引を開始できる。
両社とも少額から始められるため、「まずはお試しで」という初心者でも安心して口座を開設できる環境が整っていると言えるだろう。
【評判・口コミから見る】GMOクリック証券(FXネオ)とDMM FXのメリット・デメリット


FX会社を選ぶ際、公式サイトのスペック情報だけでなく、実際に利用しているユーザーの生の声は非常に重要な判断材料となる。
ここでは、マイナビニュース FX運用チームが実施したユーザーアンケート※の結果をもとに、GMOクリック証券とDMM FXのメリットとデメリットを、具体的な口コミを交えながら深掘りしていく。
※【調査概要】
調査名:FXの投資実態に関する調査
・調査期間:2025年5月13日〜2025年5月22日
・調査方法:インターネットによる調査
・調査対象:FX取引経験のある20代〜60代の投資家
・有効回答数:342
※調査結果は、端数四捨五入の都合により合計が100%にならない場合があります。
GMOクリック証券(FXネオ)のメリット:利用者の声から見える強み
FX取引高世界No.1(※)の実績を誇るGMOクリック証券は、その総合力の高さから多くのトレーダーに支持されている。
アンケート結果からは、特に以下の点がメリットとして評価されていることがわかる。
※ファイナンス・マグネイト社調べ(2012年1月~2023年12月)
1. 高機能で使いやすい取引ツール・アプリ
多くの利用者が、PC・スマホを問わず取引ツールの使いやすさを高く評価している。
本格的な分析にも対応できる機能性と、直感的な操作性のバランスが支持されているようだ。



取引ツールが高機能で売買する際にスムーズに売買ができるところが良いです。またチャート表示も見やすくて個人的にはかなり気に入っています。



取引画面やアプリが使いやすいし、精度の高いチャート分析などの便利な機能も充実しているので良いです。あと、スマホアプリは、アラート設定やチャート上での指値注文などがあって便利です。
2. 業界最狭水準のスプレッドとコストの低さ
取引コストの低さは、GMOクリック証券が選ばれる大きな理由の一つである。
特にスプレッドの狭さは、短期トレーダーからも高く評価されている。



スプレッドの狭さは魅力的です。ドル円0.2pipsなので、コストを気にせずに短期トレードができます。



取引手数料や、口座開設費用、維持費用、出金手数料などが無料という部分が、個人的にはすごく、有難いです
3. 1,000通貨からの少額取引
少額から取引できる手軽さをメリットとして挙げる声も目立った。
始めやすさは重要な要素となる。



取引単位が1000通貨からなので、少額でも利用できるのが嬉しい。 あと手数料も安めなところも気に入ってます。
GMOクリック証券(FXネオ)のデメリット:利用者が指摘する改善点
多くのメリットがある一方で、具体的な改善要望も寄せられている。
特に以下の点は、利用する上で注意が必要かもしれない。
1. ロスカット手数料の存在
複数の利用者から、ロスカット時に発生する手数料への不満が指摘されている。
意図せずロスカットされた場合に、想定外のコストが発生する可能性がある点は認識しておくべきだろう。



ロスカット手数料が高い点です。 1万通貨あたり500円かかるというのは、長い目で見るとかなりの痛手。これを改善して欲しいです。



ロスカットの際に手数料が発生して1万通貨あたり500円取られるのが何気に痛い部分だと思うので、このところは改善して頂けたらと思います。
2. 取引ツールに関する一部の改善要望
使いやすいと評価される一方で、一部の利用者からはアプリの動作の重さや、長年アップデートされていないチャートの古さを指摘する声も挙がっている。



アプリの動作が重くなることがあり、特に重要指標発表時にはフリーズすることがある点です。



スキャル取引では最近はスベリが多くなった気がする。チャートも何年間もアップデートされておらず少々古い感があるので改善して欲しい。
DMM FXのメリット:利用者の声から見える強み
国内口座数No.1(※)の実績を持つDMM FXは、特にFX初心者からの支持を集めている。
アンケートからは、特に以下の強みが見えてくる。 ※2023年1月末時点。ファイナンス・マグネイト社調べ
1. 初心者でも直感的に使えるスマホアプリ
DMM FXの最大の魅力として、多くのユーザーがスマホアプリのシンプルさと使いやすさを挙げている。
複雑な機能が少なく、初心者でも迷わず操作できる点が評価されている。



DMM FXはスマホアプリが使いやすく初心者でも直感的に操作できます。取引ツールも見やすく、スプレッドも狭いためコスト面でもメリットを感じています。



シンプルながら機能性に優れた取引ツールが活用できて、常に自分なりのアプローチがしやすくなっているところ。
2. LINEでも問い合わせ可能な手厚いサポート体制
FXに不慣れな初心者にとって、サポート体制の充実は非常に心強い。
特にLINEで気軽に問い合わせができる点をメリットと感じる声が多かった。



業界最狭水準のスプレッドと、初心者にも操作しやすい高機能な取引ツールが魅力です。LINEでの問い合わせ対応などサポート体制も充実しており、安心して取引を始められます。
3. スプレッドの狭さと各種手数料の完全無料
取引コストを徹底的に抑えられる点も、DMM FXの大きな強みだ。
スプレッドの狭さに加え、各種手数料が無料である点を評価する声が多数見られた。



取引手数料が他社に比べて割安な点がメリット。他にもサポート体制が充実しており、安心して取引できる点も良い
DMM FXのデメリット:利用者が指摘する改善点
多くの長所がある一方で、より専門的なトレーダーからはいくつかの改善点が指摘されている。
1. マイナー通貨ペアの少なさ(特にトルコリラ)
DMM FXのデメリットとして最も多く指摘されたのが、取引できる通貨ペアの少なさだ。
特に高金利通貨として人気の「トルコリラ/円」が取引できない点を不満に思うユーザーが多い。



短時間で複数の注文をすることができないのが不便。またトルコリラの取引ができない点も他社に比べてデメリットだと思う。



ある程度メジャーな通貨でも取引対象外のもの(トルコリラなど)があるため、取り引きの幅が狭くなる点を直してほしい
2. 短期売買(スキャルピング)に関する制約
規約上、短時間での注文を繰り返すスキャルピングが実質的に難しい点も、短期トレーダーにとっては大きなデメリットとなるようだ。



短時間で繰り返し注文できないところが多少不便に感じます。規約違反になるので仕方がないですが、もう少し柔軟に対応していただけたら嬉しいと思いました。
これらの口コミは、あくまで個々の利用者の感想であるが、GMOクリック証券とDMM FXそれぞれが持つ強みや特徴、そして利用する上で注意すべき点や今後の改善が期待される点を具体的に示している。
自身の投資スタイルや重視するポイントと照らし合わせながら、最適なFX会社選びの参考にしてほしい。
GMOクリック証券(FXネオ)とDMM FXの信頼性・安全性とサポート体制の比較


大切なお金を預けるのだから、会社の信頼性や安全性は絶対に妥協できないポイントである。
結論から言えば、この点において両社は甲乙つけがたい最高レベルの安全性を誇る。
会社の規模と信頼性の違い
会社の背景を見れば、その信頼性が分かる。
- GMOクリック証券
東証プライム上場の「GMOフィナンシャルホールディングス」の中核企業。特筆すべきは、FX取引高が11年連続で世界第1位(※1)という圧倒的な実績だ。世界中のトレーダーから選ばれているという事実が、何よりの信頼の証である。 - DMM FX
DMM.comグループの一員。国内FX口座数では第1位(※2)を獲得しており、特に日本国内の個人投資家から絶大な支持を集めている。
- ファイナンス・マグネイト社調べ 2012年1月〜2022年12月、2023年1月〜2023年12月
- 2023年1月末時点。ファイナンス・マグネイト社調べ
どちらも巨大グループ企業であり、財務基盤は盤石。会社の信頼性という点では、安心して良い。
資産の安全性(信託保全)は万全か
「もしFX会社が倒産したら、預けたお金はどうなるのか?」という不安は誰もが持つだろう。
この点についても心配は無用だ。
日本の金融商品取引法では、顧客から預かった証拠金を会社の資産とは完全に分別して、信託銀行に保管すること(信託保全)が義務付けられている。
これはGMOクリック証券、DMM FXともに100%遵守しており、万が一会社が破綻するようなことがあっても、あなたの資産は全額守られる。
サポート体制の比較(電話・メール・LINE)
取引で分からないことがあった時、すぐに頼れるサポートの存在は心強い。
- GMOクリック証券
平日24時間の電話サポートに対応。専門的な内容でも、オペレーターが丁寧に対応してくれる。
- DMM FX
電話、メールに加え、業界では珍しいLINEでの問い合わせが可能なのが最大の特徴だ。電話するほどではないけれど、ちょっとした疑問をテキストで気軽に聞きたい、という現代のニーズに完璧に応えている。
初心者にとっての「聞きやすさ」という観点では、LINEが使えるDMM FXに若干の分があると言えるだろう。
【投資スタイル別】あなたに合うのはどっち?GMOクリック証券・DMM FXの選び方
ここまでの比較と評判分析を踏まえ、あなたの投資スタイルに最適なFX会社を最終的に提案する。
短期トレードでコストを最重視するあなたへのおすすめ
スプレッドの狭さが収益を左右する短期トレーダーにとって、両社は甲乙つけがたい。
スプレッドは同水準であるため、最終的な決め手は「取引スタイルとツールの好み」となるだろう。
PCの高機能チャートで緻密な分析をしながら、スキャルピングも視野に入れたいのであればGMOクリック証券。
一方で、スマホをメインにシンプルな画面で直感的に取引したいならDMM FXが向いている。
ただし、DMM FXは規約上、超短期売買に制約があるため、本格的なスキャルピングを行いたい場合はGMOクリック証券に分がある。
長期運用でスワップポイントをコツコツ貯めたいあなたへのおすすめ
この場合は、GMOクリック証券を明確に推奨する。
業界でも高水準のスワップポイント実績に加え、DMM FXでは扱っていないトルコリラや東欧などの高金利通貨ペアが豊富なため、長期的な資産形成において大きなアドバンテージとなる。
高金利通貨を長期間保有する戦略であれば、GMOクリック証券を選んで間違いはない。
10万円以下の少額から始めたいFX初心者のあなたへのおすすめ
FXが初めてで、まずはリスクを抑えて経験を積みたいという初心者には、DMM FXが最適である。
両社とも1,000通貨からの少額取引は可能だが、DMM FXの強みである「LINEでの問い合わせ」をはじめとした手厚いサポート体制は、初心者が抱える不安を解消する上で非常に心強い。
シンプルで直感的に操作できる取引ツールも、FXの世界への第一歩としてこれ以上ない環境と言える。
FXだけでなく株やCFDなど幅広く投資したいあなたへのおすすめ
将来的に投資の幅を広げていきたいと考えているなら、GMOクリック証券一択となる。
FX、株式、CFD、投資信託など、多岐にわたる金融商品を一つのIDで管理・取引できる。
FXで得た利益を、同じ口座内で株式に再投資するといったシームレスで効率的な資産運用が可能になるため、資金管理の手間が省けるメリットは非常に大きい。
【最新】GMOクリック証券(FXネオ)・GMO外貨のキャンペーン比較と注意点


FX口座を開設するなら、できるだけお得にスタートしたいところだ。
ここからは、GMOクリック証券とDMM FXで現在実施中の主なキャンペーンを紹介する。
ただ、キャンペーン内容は随時変更される可能性があり、新しい特典が追加されることも多い。
そのため、口座開設をする前には、公式サイトで最新情報を忘れずチェックしておこう。
GMOクリック証券の最新キャンペーン情報と達成条件
GMOクリック証券では、新規口座開設者を対象とした高額キャッシュバックキャンペーンを恒常的に実施している。
FX口座開設とお取引で最大100万円キャッシュバック
特典内容
新規でFXネオ取引口座を開設し、開設月の翌々月最終営業日までの期間内に、FXネオで取引した数量に応じて最大100万円がキャッシュバックされる。
達成条件
合計取引数量 (新規約定のみ対象) | キャッシュバック 金額 |
---|---|
400,000万通貨以上 | 1,000,000円 |
100,000万~400,000万通貨未満 | 500,000円 |
50,000万~100,000万通貨未満 | 250,000円 |
5,000万~50,000万通貨未満 | 50,000円 |
1,000万~5,000万通貨未満 | 10,000円 |
500万~1,000万通貨未満 | 5,000円 |
100万~500万通貨未満 | 1,000円 |
50万~100万通貨未満 | 500円 |
30万~50万通貨未満 | 300円 |
10万~30万通貨未満 | 100円 |
- 対象
新規でFXネオ取引口座を開設いただいたお客様(個人のお客様) - 対象期間
FXネオ取引口座開設完了月の翌々月最終営業日ニューヨーククローズ - 備考
- 本キャンペーンへのエントリー(申し込み)は不要。条件を満たせば自動的に適用される。
- 新規建て取引のみ特典対象としてカウント。決済取引は対象外。
GMO外貨の最新キャンペーン情報と達成条件
GMO外貨でも、新規口座開設者を対象としたキャッシュバックキャンペーンを実施している。
GMOクリック証券と内容が似ているが、条件が異なる部分もあるため注意が必要だ。
DMM FXの新規アカウント登録+お取引で最大50万円キャッシュバック
特典内容
新規でFX取引口座(外貨ex)を開設し、口座開設完了月の翌々月最終営業日までの期間内に、新規建て取引の数量に応じて最大100万円がキャッシュバックされる。
達成条件
新規取引数量 | キャッシュバック 金額 |
---|---|
300,000Lot~ | ¥500,000 |
120,000Lot~300,000Lot未満 | ¥300,000 |
80,000Lot~120,000Lot未満 | ¥250,000 |
40,000Lot~80,000Lot未満 | ¥200,000 |
30,000Lot~40,000Lot未満 | ¥150,000 |
20,000Lot~30,000Lot未満 | ¥100,000 |
5,000Lot~20,000Lot未満 | ¥50,000 |
2,000Lot~5,000Lot未満 | ¥20,000 |
1,000Lot~2,000Lot未満 | ¥10,000 |
※新規約定のみ対象
- 対象
2025年6月1日以降にアカウント登録の審査完了をされた方 - 対象期間
アカウント登録の審査完了日から3か月後の営業日クローズまで - 備考
- 『スマートフォン』でお申込みをされた場合のみ。
- 新規取引数量(Lot)のみカウントされます。決済取引はカウントされません。
- キャッシュバック時期は、対象期間終了後の翌月中旬頃。
キャンペーンを最大限活用するための注意点
どちらの会社も魅力的なキャンペーンを行っているが、高額なキャッシュバックを得るためには、それなりの取引量が求められる。
キャンペーンの金額だけに目を奪われ、自分の資金やトレードスタイルに合わない無理な取引をすることは絶対に避けよう。
特にFXを始めたばかりの初心者は、キャッシュバックを「もらえたらラッキー」程度にとらえ、まずは少額から慎重に取引をスタートすることをおすすめする。
GMOクリック証券(FXネオ)とDMM FX、自分に合う口座を開設しよう


本記事ではGMOクリック証券とDMM FXを徹底比較した。
結論として、PCでの本格分析や総合力を求めるなら「GMOクリック証券」、スマホでの手軽さや初心者の安心感を重視するなら「DMM FX」が最適解だ。
取引コストは互角なため、あなたの投資スタイルに合うかどうかが最も重要である。
どちらも口座開設は無料で、最短即日で取引を開始できるので、まずは公式サイトからFX取引を始めてみよう。
FAQ

