FXを始める際や乗り換えを考えるとき、どの会社を選ぶかは悩ましいものだ。
中でも「MATSUI FX」と「SBI FXトレード」は多くの投資家が比較対象にする人気口座だ。
両社にはそれぞれ魅力があり、手数料やツール、サポートなど検討すべきポイントも多い。
本記事では、両社の特徴をわかりやすく比較する。自分に合った口座選びのヒントになるだろう。
重視 ポイント | 少額から始められるか (初心者向け) | 取引コストの低さ (スプレッドの狭さ) | 使いやすく高機能な スマホアプリの有無 |
---|---|---|---|
おすすめの FX会社 | ★SBI FXトレード | ★MATSUI FX★SBI FXトレード | ★MATSUI FX |
理由 | どちらも1通貨単位から取引可能。 数円〜数百円の資金でリアルトレードを体験でき、初心者でも安心して始められる。 | 業界最狭水準のスプレッドを提供。 特に少額取引(1~1000通貨)では圧倒的に有利で、コストを徹底的に抑えられる。 | 直感的でシンプルな操作性を重視したスマホアプリを提供。初心者でも簡単に操作でき、外出先でもスムーズな取引が可能。 |
MATSUI FXとSBI FXトレード、比較の前に知るべき2社の概要


本格的な比較に入る前に、まずはMATSUI FXとSBI FXトレードがそれぞれどのような会社なのか、基本的な情報を押さえておこう。
松井証券「MATSUI FX」とは?100年以上の歴史を持つ老舗の安心感
MATSUI FXは、1918年創業の老舗・松井証券が提供するFXサービスである。
松井証券は日本で初めて本格的なインターネット取引を導入した証券会社としても知られ、常に顧客目線で革新的なサービスを展開してきた。
2009年にスタートしたMATSUI FXにもその姿勢は反映されており、初心者でも安心して取引を始められる分かりやすい手数料体系や、直感的に操作できる取引ツール、投資判断に役立つ高品質な情報コンテンツが揃っている。
長年の実績に裏打ちされた信頼性と、証券会社としての豊富なノウハウを活かした安心感が大きな魅力だ。
SBIグループの「SBI FXトレード」とは?業界最狭水準スプレッドの魅力
一方、SBI FXトレード株式会社が運営する「SBI FXトレード」は、金融サービスを多角的に展開するSBIグループの一員である。
SBIグループは、ネット証券やネット銀行、保険など幅広い領域で事業を行っており、低コスト戦略や利便性の高さから多くの個人投資家に利用されている。
SBI FXトレードは、業界内でも狭い水準のスプレッドや、1通貨単位から取引できる少額対応が特徴である。
「顧客中心主義」を掲げ、FX取引のハードルを下げることで、初心者でも利用しやすいサービスを目指している。
2012年のサービス開始以降、コスト面や取引環境の使いやすさにより口座数を増やしてきたFX会社である。
【徹底比較】MATSUI FX vs SBI FXトレード!8項目で違いを検証


ここからは、MATSUI FXとSBI FXトレードを8つの重要な項目に沿って具体的に比較していく。ぜひ、ご自身の重視するポイントと照らし合わせながら読み進めてほしい。
比較項目 | MATSUI FX | SBI FXトレード | 結論 |
---|---|---|---|
①取引コスト (スプレッド) | 標準的なスプレッド | 業界最狭水準 | SBIが有利 |
②スワップポイント | 標準的 | 比較的高水準 | SBIが有利 |
③通貨ペア数 | 約20 | 34(多い) | SBIが有利 |
④取引ツール | シンプルで初心者向き | 高機能・高カスタマイズ性 | 好み次第 |
⑤少額取引 (最小単位) | 1通貨単位(同等) | 1通貨単位(同等) | 同等 |
⑥情報コンテンツ | 質が高く充実 | 実践的でリアルタイム重視 | MATSUIが有利 |
⑦サポート体制 | 平日日中のみ・質重視 | 24時間対応・時間重視 | SBIが有利 |
⑧キャンペーン ・特典 | 随時実施 | 随時実施 | 時期次第 |
①取引コスト(スプレッド・各種手数料)
FX取引において、取引コストは収益に直結する非常に重要な要素である。特にスプレッドは、実質的な取引手数料と言えるため、その狭さはトレーダーにとって大きな関心事だろう。
スプレッド比較(主要通貨ペア・原則固定)
通貨ペア | MATSUI FX (例) | SBI FXトレード (例) |
---|---|---|
米ドル/円 | 0.2銭 | 0.09銭 (1~1000通貨) 0.18銭 (1001~100万通貨) |
ユーロ/円 | 0.5銭 | 0.48銭 |
ポンド/円 | 1.0銭 | 0.98銭 |
豪ドル/円 | 0.7銭 | 0.58銭 |
ユーロ/米ドル | 0.4pips | 0.38pips |
この表からも分かるように、特に米ドル/円の極小ロット(1~1000通貨)においては、SBI FXトレードが非常に狭いスプレッドを提供している。
その他の通貨ペアや取引数量においても、総じてSBI FXトレードのスプレッドは業界最狭水準と言えるだろう。
MATSUI FXも競争力のあるスプレッドを提供しているが、純粋なスプレッドの狭さではSBI FXトレードに軍配が上がるケースが多い。
各種手数料
手数料の種類 | MATSUI FX | SBI FXトレード |
---|---|---|
取引手数料 | 無料 | 無料 |
口座開設手数料 | 無料 | 無料 |
口座維持手数料 | 無料 | 無料 |
クイック入金手数料 | 無料 | 無料 |
出金手数料 | 無料 | 無料 |
取引手数料や口座維持手数料、入出金手数料(クイック入金および通常の出金)については、両社ともに無料であり、この点での差はない。
コストを重視するトレーダーにとっては、どちらも魅力的な選択肢と言える。
取引コスト(特にスプレッド)を最優先に考えるのであれば、SBI FXトレードがやや有利であると言えるだろう。
②スワップポイント
スワップポイントは、2国間の金利差によって発生する利益(または損失)であり、特に中長期でポジションを保有するトレーダーにとっては重要な収益源の一つとなる。
スワップポイント比較
通貨ペア | MATSUI FX (例) | SBI FXトレード (例) |
---|---|---|
米ドル/円 | 154円 | 160円 |
メキシコペソ/円 | 15円 | 15円 |
南アフリカ ランド/円 | 14円 | 14円 |
トルコリラ/円 | 36円 | 35円 |
※2025年7月11日時点。
スワップポイントは日々変動するため一概には言えないが、一般的にSBI FXトレードは業界でも比較的高水準のスワップポイントを提供する傾向にある。
MATSUI FXも競争力のある水準を提供しているが、いくつかの高金利通貨ペアにおいてはSBI FXトレードが有利な場合が見受けられる。
スワップポイントを重視した取引を行う場合は、各社の公式サイトで最新の付与実績をこまめに確認し、比較検討することが不可欠である。
また、未決済ポジションのスワップポイントが課税対象となるか(MATSUI FXは決済時、SBI FXトレードは付与時点での課税対象となる場合があるなど)、その取り扱いについても確認しておくと良いだろう。
スワップ運用を主軸に置くならば、SBI FXトレードが提供するスワップポイントの水準や、スワップのみの出金が可能かどうか(SBI FXトレードは可能)といった点も考慮すると、やや有利な選択肢となるかもしれない。
③取扱通貨ペア数と種類
取引できる通貨ペアの数は、トレーダーの戦略の幅広さに影響する。
メジャー通貨ペアだけでなく、エキゾチック通貨ペア(マイナー通貨ペア)の取引を考えている場合は特に重要な比較項目となる。
- MATSUI FX
約20通貨ペア - SBI FXトレード
34通貨ペア
取扱通貨ペア数では、SBI FXトレードがMATSUI FXを上回っている。
SBI FXトレードは、米ドル/円やユーロ/円といった主要通貨ペアはもちろんのこと、メキシコペソ/円、南アフリカランド/円、トルコリラ/円といった高金利通貨や、ノルウェークローネ/円、スウェーデンクローナ/円といった北欧通貨、さらには中国人民元/円(CNH)といった通貨まで幅広く取り扱っている。
MATSUI FXの約20通貨ペアも、一般的な取引を行うには十分なラインナップであるが、より多様な通貨ペアで取引チャンスを狙いたいトレーダーにとっては、SBI FXトレードの豊富な選択肢が魅力的に映るだろう。
特定のマイナー通貨ペアでの取引を希望する場合や、幅広い選択肢の中から取引対象を選びたい場合は、SBI FXトレードが適していると言える。
④取引ツール(PC・スマホアプリ)の機能性と操作性
取引ツールの使いやすさや機能性は、取引の効率や精度に大きく影響する。
PC用のリッチクライアント型ツールやブラウザ型ツール、そしてスマートフォン用のアプリについて比較してみよう。
- PC版
MATSUI FXトレーダー
ダウンロード型の高機能取引ツール。カスタマイズ性が高く、複数のチャートやテクニカル指標を同時に表示可能。スピード注文機能も充実。
MATSUI FXお客様サイト(ブラウザ版)
インストール不要で手軽に利用できるブラウザ版。情報収集から発注まで一通り可能。 - スマホアプリ
MATSUI FXアプリ
シンプルで直感的な操作性が特徴。チャート分析機能やスピード注文も搭載し、外出先でも快適に取引可能。
MATSUI FXのツールは、特に「MATSUI FXトレーダー」が多機能でありながらも、比較的シンプルな画面構成で初心者にも扱いやすいと評判である。
情報収集から分析、発注までスムーズに行えるよう工夫されている。
- PC版
リッチクライアント版
高機能な取引ツール。チャート機能が豊富で、描画ツールやテクニカル指標も多数搭載。カスタマイズ性も高い。
WEB版(ブラウザ版)
インストール不要。シンプルな操作性で、基本的な取引は十分可能。 - スマホアプリ
SBI FXTRADE(新アプリ)/
SBI FXトレード(旧アプリ)
チャート機能や注文機能が充実。特に新アプリは操作性や視認性が向上していると評判。2WAY注文やチャートからの直接発注も可能。
SBI FXトレードのツールも高機能であり、特にチャート分析機能の豊富さには定評がある。
また、スマホアプリも頻繁にアップデートされており、ユーザーの声を反映した改善が続けられている。
どちらのツールもデモトレード(MATSUI FXはデモ口座あり、SBI FXトレードはデモ口座なしだが、公式サイトで操作マニュアルや動画が充実)で試すか、あるいは実際の利用者のレビューを参考に、自分の取引スタイルや好みに合うかを確認することが重要だ。
両社とも必要十分な機能を備えた取引ツールを提供している。
MATSUI FXはシンプルさと老舗ならではの安定感、SBI FXトレードはチャート機能の豊富さと最新技術への積極的な対応が特徴と言えるだろう。
最終的には個人の好みによるところが大きい。
⑤取引単位
FX取引を始めるにあたり、どれくらいの資金から始められるか(最小取引単位)は、特に初心者にとって重要なポイントである。
- MATSUI FX
最大注文数量: 1回あたり500万通貨
(通貨ペアによる)
最小取引単位: 1通貨単位
(米ドル/円なら約5円程度から取引可能 ※) - SBI FXトレード
最小取引単位: 1通貨単位
(米ドル/円なら約5円程度から取引可能※)
最大注文数量: 1回あたり1,000万通貨
(米ドル/円の場合)
※レバレッジ25倍、1ドル130円の場合
最小取引単位については、両社ともに1通貨単位からの取引が可能であり、これは業界でも最小水準である。
これにより、FX初心者でも非常に少額の資金からリアルトレードを体験し、徐々に市場に慣れていくことができる。
数百円程度の資金からでもFXを始められるというのは、大きなメリットと言えるだろう。
最大注文数量については、SBI FXトレードの方が大きなロットでの注文に対応している。大口の取引を頻繁に行うトレーダーにとっては、この差が影響する可能性がある。
少額からFXを始めたいというニーズに対しては、両社ともに1通貨単位から取引可能であるため、どちらを選んでも問題ない。むしろ、この点は両社の大きな強みと言える。
⑥情報コンテンツの充実度
FX取引で成功するためには、継続的な学習と情報収集が欠かせない。
FX会社が提供するマーケット情報や教育コンテンツの質と量は、トレーダーのスキルアップを左右する重要な要素だ。
MATSUI FX
- マーケット情報
松井証券としての豊富な情報網を活かし、専門家による詳細なレポートや市場分析、ニュース配信などが充実している。 - 教育コンテンツ
FX初心者向けのセミナー(オンライン・会場)、動画コンテンツ、取引ツールの使い方ガイドなどが豊富に用意されている。特に「マネーサテライト」という投資情報メディアでは、質の高い動画コンテンツを多数配信している。
SBI FXトレード
- マーケット情報
SBIグループの金融情報を活用し、リアルタイムニュース、経済指標カレンダー、アナリストレポートなどを提供。プロのディーラーによる相場観コメントなども参考にできる。 - 教育コンテンツ
初心者向けのウェブサイトコンテンツ(FXの基礎知識、用語集など)や、取引ツールの操作マニュアル、レポートなどが提供されている。セミナーの開催頻度はMATSUI FXに比べると少ない印象だが、オンラインコンテンツは充実している。
情報コンテンツの充実度という点では、特に松井証券の長年の知見が活かされているMATSUI FXに強みがあると言えるかもしれない。
体系的に学びたい初心者や、より深い分析情報を求めるトレーダーにとっては、MATSUI FXの提供するコンテンツは非常に魅力的だろう。
SBI FXトレードも必要十分な情報を提供しており、特にリアルタイム性の高いニュースやプロの視点に触れられる点はメリットである。
学習サポートや情報収集を重視するならば、老舗証券会社のノウハウが詰まったMATSUI FXのコンテンツ群は非常に価値が高い。SBI FXトレードも実践的な情報提供に力を入れている。
⑦サポート体制(問い合わせ方法・時間)
取引中に疑問点が生じたり、トラブルが発生したりした場合、迅速かつ的確なサポートを受けられるかどうかは非常に重要である。
MATSUI FX
- 問い合わせ方法
電話、メール - 電話サポート時間
平日 8:30~17:00 - 特徴
専門のサポートスタッフが丁寧に対応。FXだけでなく、松井証券の他のサービスに関する問い合わせも可能。
SBI FXトレード
- 問い合わせ方法
電話、メール、AIチャット - 電話サポート時間
月曜午前7:00~土曜午前6:00(ほぼ24時間、メンテナンス時間を除く) - 特徴
電話サポート時間が非常に長く、夜間や早朝でも問い合わせが可能。AIチャットは24時間対応で、簡単な質問であれば即座に回答が得られる。
サポート時間という点では、ほぼ24時間体制の電話サポートを提供するSBI FXトレードが圧倒的に有利である。深夜や早朝に取引を行うことが多いトレーダーにとっては、大きな安心材料となるだろう。また、AIチャットによる即時対応も便利だ。
MATSUI FXのサポート時間は一般的な証券会社の営業時間に準じているが、その分、経験豊富なスタッフによる質の高いサポートが期待できる。
夜間や早朝にも電話で直接相談したいというニーズが強い場合は、SBI FXトレードが適している。日中のサポートで十分、かつ質の高さを求める場合はMATSUI FXも良い選択肢となる。
⑧口座開設キャンペーンと特典
FX会社は新規顧客獲得のために、口座開設キャンペーンや取引量に応じたキャッシュバックキャンペーンなどを頻繁に実施している。これらを賢く利用することで、より有利に取引をスタートできる可能性がある。
キャンペーン内容は時期によって大きく変動するため、常に最新情報を公式サイトで確認する必要があるが、一般的な傾向として以下のようなものがある。
MATSUI FX
新規口座開設と一定量の取引で最大100万円のキャッシュバック、特定の通貨ペアのスプレッド縮小キャンペーンなど。松井証券の他のサービス(株式取引など)と連携したキャンペーンが行われることもある。
SBI FXトレード
新規口座開設と一定量の取引で最大約100万円のキャッシュバック、スプレッド縮小キャンペーンなど。食品プレゼントキャンペーンなど、ユニークなものもある。
両社ともに魅力的なキャンペーンを頻繁に展開している。
口座開設を検討する際には、必ず両社の公式サイトで最新のキャンペーン情報を比較し、自分にとってメリットの大きいものを選ぶと良いだろう。
ただし、キャンペーン内容だけでFX会社を選ぶのは本末転倒である。
あくまで、自身の取引スタイルや目的に合ったFX会社を選んだ上で、お得なキャンペーンがあれば利用するというスタンスが望ましい。
キャンペーン内容は流動的であるため、一概にどちらがお得とは言えない。口座開設を検討するタイミングで、両社の最新情報を比較検討することが重要である。
【評判・口コミから見る】MATSUI FXとSBI FXトレードのメリット・デメリット


FX会社を選ぶ際、公式サイトのスペック情報だけでなく、実際に利用しているユーザーの生の声は非常に重要な判断材料である。
ここではマイナビニュース FX運用チームが実施したアンケート※の結果を中心に、MATSUI FXとSBI FXトレードのメリットとデメリットを、具体的な口コミを交えながら深掘りしていく。
※【調査概要】
調査名:FXの投資実態に関する調査
・調査期間:2025年5月13日〜2025年5月22日
・調査方法:インターネットによる調査
・調査対象:FX取引経験のある20代〜60代の投資家
・有効回答数:342
※調査結果は、端数四捨五入の都合により合計が100%にならない場合があります。
MATSUI FX(松井証券FX)のメリット:利用者の声から見える強み
MATSUI FXは、老舗証券会社ならではの信頼感と、初心者にも優しいサービス設計が特徴である。アンケートからは以下の点が評価されている。
1通貨単位からの少額取引と初心者の始めやすさ
MATSUI FXも、非常に少ない資金からFX取引を始められる点が大きなメリットとして挙げられている。



やはり1通貨単位で取引できるので、損失リスクの心配が少ないこと。通貨によっては100円台でも取引可能なことから、未経験の初心者には安心感が高いし、デモトレードのつもりで試すことも出来る。



1通貨から取引可能で、100円から始められるため、初心者でも手軽にスタートできるところ。
特に「100円から」という具体的な金額が、初心者のハードルを大きく下げていると考えられる。
松井証券としての信頼性と安心感
長年の実績を持つ松井証券が運営していることによる信頼性も、ユーザーにとって大きな安心材料となっている。



松井証券は実績が豊富で顧客サポートのレベルも高いので、安心して利用できる。



ある程度会社名も有名で信頼感が、すごくあるため、そのようなところは、良いなと個人的には感じられました。



松井証券の長年の実績もあり信頼感があります。
老舗ならではの安定したサービス提供への期待がうかがえる。
取引ツールの使いやすさと視認性
シンプルで分かりやすい取引ツールも、MATSUI FXが評価されるポイントである。



シンプルでありながら視認性に優れ、使いやすく、自分なりの分析がしやすい取引画面に好印象を持っています。



操作画面がシンプルで初心者でも使いやすく、スマホアプリも直感的に操作可能です。
初心者でも直感的に操作できる点が、スムーズな取引開始をサポートしている。
情報提供の充実
投資判断に役立つ情報コンテンツの提供も評価されている。



情報量も多くて尚更取引しやすいです。



情報提供が充実している点も安心感があります。
MATSUI FX(松井証券FX)のデメリット:利用者が指摘する改善点と注意点
初心者にも優しいMATSUI FXだが、利用者からは以下のようなデメリットや改善要望が寄せられている。
取扱通貨ペアの少なさ
他のFX会社と比較して、取引できる通貨ペアの種類が少ないという指摘が複数見られた。



取扱っている通貨ペアが多いとは言えないので、もう少し増やして欲しい。



他と比べると取引通貨ペアが少ないと思う。そこにはサービス強化の必要があるかもしれない。
より多様な通貨で取引したいユーザーにとっては、物足りなさを感じる可能性があると考えられる。
スワップポイントの水準
スワップポイントが他社と比較して低いと感じるユーザーもいる。



スワップポイントが低い部分が、個人的には、デメリットに少なからず感じられました。



スワップポイントがあまり高くない。



スワップポイントが他社に比べて低い。
スワップ狙いの中長期投資を考えている場合は、他社との比較検討が必要となるだろう。
SBI FXトレードのメリット:利用者の声から見える強み
SBI FXトレードは、そのコスト競争力と大手グループならではの信頼性で、多くのトレーダーに利用されている。
アンケート結果からは、特に以下の点がメリットとして評価されていることがわかる。
業界最狭水準のスプレッドと低コスト
SBI FXトレードの最大の魅力の一つが、取引コストを徹底的に抑えられる点である。



他の業者と比べてスプレッドが非常に狭く設定されており、FX取引で必要となるコストを最小限に抑えることができるのが良い。



スプレッドが業界の中で最も狭くなっています。そのためで取引コストを最小限に抑えられるところが良いなと思いました。
このように、スプレッドの狭さがコストメリットとして多くのユーザーに高く評価されている。
1通貨単位からの少額取引と初心者の始めやすさ
非常に少ない資金からFX取引を始められる点も、SBI FXトレードが支持される大きな理由である。



1通貨から取引可能で超少額から始められること。



少額から始めることができるので、初心者の方でも始めやすいところが良い点です。
リスクを抑えたい初心者や、まずは少額で試してみたいというニーズに応えている点が強みと言える。
SBIグループとしての信頼性と安心感
大手SBIグループが運営していることによる信頼感も、多くのユーザーにとって重要な選択基準となっている。



SBIホールディングスが運営しているため、非常に安心感があります。



SBIホールディングスの一員なので、運営に安心感と信頼感を感じられるところ。
企業の安定性やブランドイメージが、安心して取引できる環境を提供していると考えられる。
住信SBIネット銀行との連携や入出金の利便性
グループ銀行との連携による利便性も評価されている。



住信SBI銀行との相性が良い。



入出金のレスポンスが速いのは素晴らしいです。



SBIグループで証券と銀行と連携できる点です。
資金移動のしやすさや迅速な対応が、スムーズな取引をサポートしている。
SBI FXトレードのデメリット:利用者が指摘する改善点と注意点
多くのメリットがある一方で、SBI FXトレードにも改善を望む声や注意すべき点が寄せられている。
スマホアプリの操作性やデザイン
スマートフォンの取引アプリに関しては、改善を求める声が複数見られた。



スマートフォンの取引アプリに関しては、やや操作性が悪く、チャートのカスタマイズ性やレスポンスの遅さが気になる場面があります。



スマホアプリの使い勝手が悪く感じています。チャートの描画機能も見づらい。
日常的に利用するツールだけに、操作性の向上は多くのユーザーが期待するところである。
大口取引時のスプレッド拡大
取引量が多くなるとスプレッドが広がる点については、一部のトレーダーから指摘がある。



100万通貨を超える取引になると、スプレッド幅が極端に広がるので、ヘビートレーダーには負担感が大きいと思う。



慣れてきた際に、取引量を多くするとスプレッドが広くなるので、他社と比較するとそこが改善してほしい点だと思います。
少額取引には強みがあるものの、大口トレーダーにとってはコスト増となる可能性があると考えられる。
情報コンテンツの量や提供ツール
提供される投資情報や、情報収集ツールの充実度については、さらなる改善を期待する声がある。



他社と比べて情報コンテンツや経済ニュースの提供がやや少ない点も改善の余地があると感じます。



FXに関するタイムリーな情報提供ツールがアプリに搭載されていないこと。
実際の利用者の声を知ることで、MATSUI FXとSBI FXトレードの実際の利点や留意点が理解できただろう。
自身の投資戦略や重視する点を明確にした上で、本記事の情報を活用し、FX会社選びに役立ててほしい。
【診断】あなたに合うのはMATSUI FX?それともSBI FXトレード?


さて、ここまで10項目にわたってMATSUI FXとSBI FXトレードを比較してきた。それぞれの特徴や強みが見えてきたと思う。
しかし、「情報が多すぎて、結局自分にはどちらが良いのか分からない」と感じている方もいるかもしれない。
そこで、これまでの比較結果を踏まえ、どのようなタイプの人にどちらのFX会社がおすすめなのかを具体的に提示する。
MATSUI FXがおすすめな人
以下のような考えやニーズを持つあなたには、MATSUI FXが特におすすめである。
- 100円からの少額資金で自動売買を試してみたい初心者
MATSUI FXは、専門知識がなくても始めやすいリピート系自動売買を100円から提供している。手軽に自動売買の世界に触れてみたい方には最適だ。 - 老舗証券会社の安心感と信頼性を重視する慎重派
100年以上の歴史を持つ松井証券が運営しているという事実は、何よりも安心感を求めるトレーダーにとって大きな魅力となるだろう。 - 質の高い投資情報や学習コンテンツを活用してスキルアップしたい人
松井証券が長年培ってきた投資情報の提供ノウハウは、MATSUI FXの大きな強みだ。質の高いレポートやセミナー、動画コンテンツを通じて、FXの知識や分析力を高めたいと考える学習意欲の高い人に向いている。 - シンプルで分かりやすい取引ツールを好む人
MATSUI FXの取引ツールは、多機能でありながらも直感的な操作性を重視して設計されている。複雑な設定よりも、シンプルで使いやすいツールを求める人にはフィットするだろう。 - FXだけでなく、株式投資など他の金融商品も同じ会社で管理したい人
松井証券では株式、投資信託など幅広い金融商品を取り扱っているため、複数の資産を一つのプラットフォームで管理したいと考える人には便利である。
SBI FXトレードがおすすめな人
一方、以下のような考えやニーズを持つあなたには、SBI FXトレードがより適していると言えるだろう。
- とにかく取引コストを抑えたいトレーダー
業界最狭水準のスプレッドは、SBI FXトレード最大の魅力の一つだ。特に短期売買を頻繁に行うトレーダーや、少しでも有利な条件で取引したいと考える人には最適である。 - 1通貨単位からの超少額取引で、まずはFXを体験してみたい初心者
数円~数十円という極めて少額の資金からリアルトレードを始められるため、「FXは怖いけど、ちょっとだけ試してみたい」というFX未経験者にとって、これ以上ないほどハードルの低い環境が提供されている。 - スワップポイント狙いの中長期投資も視野に入れている人
比較的高水準のスワップポイントを提供しており、高金利通貨ペアのラインナップも豊富だ。スワップ収益を重視するトレーダーにとっては魅力的な選択肢となる。 - 豊富な通貨ペアの中から取引対象を選びたい人
34通貨ペアという業界トップクラスの取扱数は、多様な取引戦略を可能にする。メジャー通貨だけでなく、エキゾチック通貨にも挑戦したいアクティブなトレーダーに向いている。 - 夜間や早朝でも手厚い電話サポートを受けたい人
ほぼ24時間の電話サポート体制は、日中忙しい兼業トレーダーや、海外市場の動向に合わせて夜間に取引するトレーダーにとって心強い味方となるだろう。 - 積立FXなど、コツコツ型の資産形成にも興味がある人
SBI FXトレードでは、毎月一定額を自動で積み立てて外貨を購入できる「積立FX」サービスも提供している。FXを資産形成の一環として捉えたい人にも適している。
迷ったらここをチェック!最終判断ポイント
それでもまだどちらが良いか決めかねている場合は、以下の点を自問自答し、何を最も重視するかを明確にすることで、最終的な判断を下しやすくなるだろう。
取引の主軸とスタイルは?
- 1通貨単位からコツコツと裁量取引、または積立FXも視野に入れたいなら
→ SBI FXトレード - 100円から手軽に自動売買を始めてみたい、または老舗の安心感を重視するなら
→ MATSUI FX
取引コストへの意識は?
- 特に米ドル/円などの主要通貨で、徹底的にスプレッドコストを抑えたいなら
→ SBI FXトレード - 競争力のあるスプレッドに加え、情報やツールなど総合的なバランスを重視するなら
→ MATSUI FX
重視する情報や学習環境は?
- 豊富な通貨ペアの情報やリアルタイムニュースを重視し、実践の中で学びたいなら
→ SBI FXトレード - 専門家による質の高いレポートや充実したセミナーで、体系的に学びたいなら
→ MATSUI FX
求めるサポート体制は?
- 深夜や早朝でも電話で相談できる、ほぼ24時間のサポート体制を求めるなら
→ SBI FXトレード - 日中の時間帯に、経験豊富なスタッフによる質の高いサポートを期待するなら
→ MATSUI FX
特に魅力に感じる取引単位や付加サービスは?
- 1通貨という超少額から始められ、将来的に積立FXも検討したいなら
→ SBI FXトレード - 100円から始められる自動売買に興味があり、株式や投資信託など他の投資も視野に入れるなら
→ MATSUI FX
これらのポイントを総合的に考え、自身の投資スタイルやライフスタイル、リスク許容度に最も合致するFX会社を選ぶことが、後悔のない選択に繋がる。
可能であれば、両社の公式サイトで最新情報を確認し、デモトレード(MATSUI FX)や少額でのリアルトレード(両社とも可能)を試してみて、操作感やツールの使い勝手を比較することをおすすめする。
MATSUI FX / SBI FXトレードの口座開設方法と注意点 – スムーズな取引開始のために


どちらのFX会社で口座を開設するか決めたら、次はいよいよ口座開設の手続きである。
ここでは、MATSUI FXとSBI FXトレード、それぞれの口座開設手順の概要と、事前に知っておきたい注意点について解説する。スムーズに取引を開始するために、しっかりと確認しておこう。
MATSUI FXの口座開設手順と必要書類
MATSUI FX(松井証券のFX口座)の開設は、基本的にオンラインで完結する。
- 松井証券の公式サイトにアクセスし、口座開設申込みフォームへ進む。
- 氏名、住所、連絡先などの個人情報、投資経験、財務状況などを入力する。
- 各種規約・書面の内容を確認し、同意する。
- 本人確認書類とマイナンバー確認書類をアップロードまたは郵送で提出する。
- 利用可能な本人確認書類の例
運転免許証、健康保険証、パスポートなど - マイナンバー確認書類
マイナンバーカード、通知カード、マイナンバー記載の住民票の写しなど
- 利用可能な本人確認書類の例
- 松井証券による審査が行われる。(通常数営業日)
- 審査に通過すると、口座開設完了の通知とログインID・パスワードなどが記載された書類が郵送(またはメール)で届く。
- ログイン後、FX口座への資金振替を行い、取引を開始できる。
松井証券の総合口座を既に持っている場合は、FX口座の追加申込みがより簡単に行える場合がある。
SBI FXトレードの口座開設手順と必要書類
SBI FXトレードの口座開設も、同様にオンラインで手続きを進めることができる。
- SBI FXトレードの公式サイトにアクセスし、口座開設申込みページへ進む。
- メールアドレスを登録し、送られてくるメールの指示に従って申込みフォームへアクセスする。
- 氏名、住所、職業、年収、投資経験などの必要事項を入力する。
- 各種規約・書面の内容を確認し、同意する。
- 本人確認書類とマイナンバー確認書類をアップロードする。(スマートフォンでの「かんたん口座開設」なら、書類の郵送なしでスピーディーに手続き可能)
- 利用可能な本人確認書類の例
運転免許証、マイナンバーカード、在留カードなど - マイナンバー確認書類
マイナンバーカード、通知カードなど
- 利用可能な本人確認書類の例
- SBI FXトレードによる審査が行われる。(最短で即日~数営業日)
- 審査に通過すると、口座開設完了の通知とログイン情報がメールで届く。
- ログイン後、入金手続きを行い、取引を開始できる。
SBI FXトレードは、特にスマートフォンを使ったオンラインでの本人確認(eKYC)を利用すると、最短で申込み当日に口座開設が完了する場合もあり、そのスピーディーさが特徴である。
口座開設時のよくある質問
口座開設は、FX取引を始めるための第一歩である。焦らず、正確に手続きを進めることが大切だ。
不明な点があれば、遠慮なく各社のサポートデスクに問い合わせてみよう。
まとめ


MATSUI FXとSBI FXトレードは、どちらも初心者から経験豊富なトレーダーまで、幅広い層におすすめできる優れたFX会社である。
それぞれに際立った強みと特徴があり、どちらが「絶対的に良い」ということはない。
本記事では、スプレッド、スワップポイント、取引ツール、最小取引単位、サポート体制、情報コンテンツ、そして会社の信頼性といった10の重要な項目において、両社を徹底的に比較・検証してきた。
その結果、それぞれのFX会社がどのような投資スタイルやニーズを持つ人に向いているか、具体的なイメージが掴めたのではないだろうか。
改めて、それぞれの会社が特におすすめな人をまとめると以下のようになる。
- 100円からの手軽な自動売買に挑戦したい人
- 老舗証券会社ならではの安心感と、質の高い投資情報を重視する人
- シンプルで分かりやすい取引ツールを好む人
- 1通貨単位からの超少額取引で、とにかくコストを抑えてFXを始めたい人
- スワップポイント運用や多様な通貨ペアでの取引に関心がある人
- ほぼ24時間の充実した電話サポートを求める人
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