スイスの時計ブランド「NORQAIN(ノルケイン)」は、フライバック機能を備えたスケルトン・クロノグラフ「Independence Skeleton Chrono」を発表。ステンレススチールケースの「インディペンデンス スケルトン クロノ 42mm スティール」と、限定300本(国内45本)のチタンケースモデル「インディペンデンス スケルトン クロノ 42mm チタニウム DLC」をラインナップする。

  • インディペンデンス スケルトン クロノ 42mm スティール

  • インディペンデンス スケルトン クロノ 42mm チタニウム DLC

価格は、「インディペンデンス スケルトン クロノ 42mm スティール」のステンレススチール・ブレスレットモデルが112万2,000円、ラバーストラップモデルが107万8,000円。限定の「インディペンデンス スケルトン クロノ 42mm チタニウム DLC」が123万2,000円となる。

今回の3本は、新型の機械式クロノグラフムーブメント「NORQAIN 8K」を搭載。「Manufacture AMT」とのパートナーシップによって開発したこのムーブメントは、高性能なフライバック機能や、クロノグラフを正確に作動させるコラムホイールを備えている。62時間という長いパワーリザーブ、クロノメーター認定も特徴だ。「8K」というネーミングには、世界最高峰の8,000m級の山々にふさわしいムーブメントという意味を込めている。

  • 東京・表参道にある時計店「ISHIDA表参道」にて行われた新モデルの発表会。ノルケインのトビアス・カッファー副社長が来日し、新型ムーブメントや新モデルを紹介した

  • 新型の機械式クロノグラフムーブメント「NORQAIN 8K」

時計本体はモデル名からも分かるように、ケースの表も裏もスケルトン仕様。8,000m峰14座(8,000mを超える14の山)からインスパイアされたというデザインは、文字盤に立体的な断面を用いて山のモチーフを作り、ムーブメントの地板/ブリッジ/ローターにはダブルNロゴをエングレービングした。サブダイヤルは、12時位置が30分積算計、6時位置がランニングセコンドカウンターだ。ちなみに「2つのN」を並べたノルケインのロゴは「山」を表している。

ケースバックには山の頂を描き、文字盤で表現している山の頂とマッチするようにカラーリング。風防とケースバックのサファイアクリスタルを通して、「オーナーは複雑さを極めた「NORQAIN 8K」の構造をいつでも眺めながら想像力を自由にめぐらせることができる」としている。

  • ケース左サイドのノルケイン・プレートには、思い思いのメッセージを刻印することができる

限定モデルは、ブラックDLCコーティングのチタンケース、パープルを差し色にしたブラックサテン・ダイヤル、ガンメタルメッキと蛍光仕上げの針とインデックスをまとう。ケースバックには「Limited Edition ONE of 300」と刻印しており、ストラップはパープルカラーのヴィーガン認定ラバーストラップだ。

一方の「インディペンデンス スケルトン クロノ 42mm スティール」も、「革新的な開発ストーリーを今後に継承していくモデルの第1弾として限定生産」と述べている。ブラックサテン仕上げのスケルトン文字盤、ゴールドメッキと蛍光仕上げの針とインデックスを採用している。

  • ケース素材:ステンレススチール、チタン
  • ケースサイズ:径42×厚さ13.9mm
  • 風防:サファイアクリスタルガラス(両面無反射コーティング)
  • 裏ぶた:サファイアクリスタルのシースルーバック
  • バンド素材:ステンレススチール、ラバー
  • 防水性能:100m
  • パワーリザーブ:62時間