ASUS JAPANは10月16日、次期Intel Coreプロセッサに対応するマザーボード新製品を発表しました。いずれもLGA 1700ソケットとIntel Z790チップセットを搭載しており、第12世代~第14世代の3世代で利用できます。CPU自体もリフレッシュという位置づけで、今回の進化はやや小幅。機能面よりも、使い心地に強化が見られます。

  • “第14世代”Intel Core対応マザーボードがASUSから - フロントUSB PDやWi-Fi 7などプチ進化

今回のタイミングで日本国内向けに発表されたのは「ROG MAXIMUS Z790 APEX ENCORE」「ROG MAXIMUS DARK HERO」「ROG MAXIMUS Z790 FORMULA」「ROG STRIX Z790-A GAMING WIFI II」「ROG STRIX Z790-E GAMING WIFI II」「ROG STRIX Z790-F GAMING WIFI II」「TUF GAMING Z790-PRO WIFI」の7モデル。

  • 「ROG MAXIMUS Z790 APEX ENCORE」

  • 「ROG MAXIMUS DARK HERO」

  • 「ROG MAXIMUS Z790 FORMULA」

  • 「ROG STRIX Z790-A GAMING WIFI II」

  • 「ROG STRIX Z790-E GAMING WIFI II」

  • 「ROG STRIX Z790-F GAMING WIFI II」

  • 「TUF GAMING Z790-PRO WIFI」

プラットフォームとしてはIntel Z790、それも第13世代投入時にだいぶ完成されていたため、製品の進化としてはやや小幅。機構として真新しいのはWi-Fi 7搭載モデルが今回登場した点でしょうか。ただ総務省の法規制で現在のところ使える帯域が限られており、UEFIで制限予定。認可に伴って帯域の拡張を行っていくとしています。アンテナは煩雑な付け外しを手軽なものにする「Q-Antenna」を採用。PCの背面パネルに手を伸ばしてぐりぐり回さなくても、磁力でパチッとくっつけられるようになりました。

  • USB端子の上にPCIe用の電源コネクタを搭載。グラフィックスカードではなく、USBに給電されます

また、フロントのUSB Type-C端子でUSB PDに準拠した高速充電を実現。給電には別途電源ユニットからPCIe用の電源ケーブルを接続する必要があります。

  • 実はROG MAXIMUS Z790 APEX ENCOREがサプライズ。DDR5メモリスロットは2本しかなく、専用の冷却ファン・ステーが同梱されます