Intelの開発者向けイベント「Intel Developer Forum(IDF)」が17日より、中国・北京にて開幕する。テーマは「Power Your Innovations」。2日間に渡って、基調講演、技術講演、22の技術トラック、80以上のセッション、ショーケースなど、盛りだくさんの内容が行われる。

会場となる「Beijing International Convention Center」

例年であれば、サンフランシスコでのIDF Springが終わり、日本でIDF Japanが開催されている頃であるが、同社はIDFの開催頻度・地域・方法などを見直すとしており、今年の春は4月17日~18日の北京に一本化し、日米での開催は見送られた。今年は計3回の開催を予定しており、北京の後は、サンフランシスコで9月18日~20日、台北で10月15日~16日にそれぞれ実施されるという。

Intelは今年、初の45nmプロセスによるCPU「Penryn」(コードネーム)や次世代Centrino「Santa Rosa」(同)などのリリースを予定しており、今回のIDFではこれらの新情報が出てくることも期待される。先週、日本法人が開催した「インテル・クライアント・レギュラー・アップデート」では、IDFにてPenrynの動作デモが行われることが予告されており、こちらも注目だ。

17日にはJustin R. Rattner氏(シニアフェロー兼CTO)、Patrick P. Gelsinger氏(上席副社長、Digital Enterprise担当)、Eric B. Kim氏(同、Digital Home担当)、18日にはDavid Perlmutter氏(同、Mobility担当)による基調講演を予定。またIDF開催に先立ち、前日の16日にはプレス向けブリーフィングも開催される。マイコミジャーナルでは順次、これらについてお伝えしていきたい。