パロアルトネットワークスは5月1日、データとSOC機能(XDR、SOAR、ASM、SIEM)を1つのAI駆動プラットフォームに統合するソリューション「Cortex XSIAM」において、新機能を提供すると発表した。新機能により、クラウド上の脅威について、リアルタイムの特定と修復が可能になる。

包括的なUIとワークフローを提供

Cortex XSIAMにおいて、SOC(セキュリティ運用センター)アナリストが新しいクラウドコマンドセンターを利用し、クラウドアセットを完全に可視化できるようになる。

拡張されたセキュリティエージェント

Cortex XDR Agentの拡張バージョンでは、Cortexのランタイムセキュリティと脅威保護がPrisma Cloudの脆弱性およびセキュリティコンプライアンス管理機能によって補完され、クラウド ディテクション&レスポンス ソリューションが提供される。

これらの新機能により、2つのエージェントが不要になる。

Prisma Cloudとのネイティブな統合

Prisma Cloudとの新たな統合により、クラウドSOCを介して提供される機能が強化される。

具体的には、クラウドアセットに関するコンテキストとセキュリティポスチャの情報が幅広く提供されることで、インシデントの詳細なグループ化と、より分かりやすいナビゲーションを実現する。