ソニーは2月21日、同社が展開するスマートフォン「Xperia 1 V」や完全ワイヤレスイヤホン「WF-C500」、ゲーミングモニター「INZONE M9」において、ゲーム『原神』とコラボした期間限定モデルを発表しました。ソニーストア銀座ではフォトスポットの設置やLINEを用いた謎解きコンテンツなど体験型施策も多数用意します。

  • ゲームに強い「Xperia 1 V」が『原神』とコラボ! 宵宮デザインでイヤホン・ゲーミングモニターも展開

コラボ施策の詳細についてはニュース記事に譲りまして、ここではソニーストア銀座で見てきた実機をご紹介。忙しい方向けにまとめておくと、『原神』の宵宮デザインはかなり控えめで普段使いにもよさそう。個人的には買ってすぐ持ち替えられるコラボイヤホンの在庫販売がかなりナイスだと思いました。

ソニー×原神コラボは2回目。大好評を受けた施策拡大

実は原神とソニーのコラボレーションは2023年1月にも開催されており、その時は完全ワイヤレスイヤホン「WF-LS900N」とウェアラブルネックスピーカー「SRS-WS1」で限定モデルを投入済み。当時の大好評に加えて『原神』自体の勢いが高まり続けていることもあり、今回のコラボレーション第2弾が決定したといいます。

『原神』といえばAndroid / iOS / Windows / PlayStation 5で遊べるマルチプラットフォーム対応が大きな特徴で、今回はこれを考慮してコラボ対象モデルを拡大しています。大きな描画負荷では極めて高い描画品質を実現できるため、フラッグシップスマートフォン「Xperia 1 V」が選定されたほか、ヘッドホンを用いてのプレイを推奨していることを反映して「WF-C500」でもコラボモデルを用意。さらにゲーミングPCでのプレイも取りこぼさず、ゲーミングモニター「INZONE M9」にも特別デザインをあしらいます。

  • カラーはブラックのみ、刻印はボディ裏側下部です

  • ケースはXperia 5 Vにも用意。スタンド付きで便利です

  • イヤホンは本体とケースに刻印。なんと在庫販売があるので買って帰れます

  • 白いモニター背面2カ所にオリジナルデザイン

  • 壁紙は購入時のMy Sony IDにメールで送付する形式です

スマートフォン本体でのコラボモデルはXperia 1 Vのみですが、ユーザーが多いミドルレンジモデルのXperia 5 Vではケースにコラボモデルを用意します。高価な最強モデルだけでなく、しっかりミドルレンジモデル利用者にもアプローチしている点が好印象。ケースにはスタンドが内蔵されており、もちろん『原神』のプレイ時にも便利に使えるでしょう。

  • 「Xperia 1 V」コラボモデル。刻印は控えめで、手に持てば見えなくなる場所にあります

  • 「Xperia 5 V」コラボケース。ケースはボディ上部にもデザインあり

  • 「WF-C500」コラボモデル。タッチセンサー部に金魚のデザインをさりげなく備えます

  • 「INZONE M9」コラボモデル。もともと白いこともあり、金色のデザインが映えます

筆者は『原神』にどっぷり肩まで浸かっていることもあり、個人的にXperia 1 Vコラボモデルは刻印だけではなく、もっとデザインや付属品で攻めて欲しかった気もします。専用デザインのパッケージや充電器・ケーブルなどのアクセサリーを用意してもいいですし、ケースは別売ではなく同梱してもよいでしょう。専用のコラボ壁紙も用意されていますが、プリインストールしておくことで開封・初電源投入時の感動・没入感がもっと高められるのではと思いました。

とはいえ、高性能なXperia 1 Vで実際にプレイした『原神』はやはり格別です。というのも原神は高品質なグラフィックを堪能できるゲームタイトルですが、描画負荷も相応に大きいのがネック。一般的なスマートフォンでプレイするとかなりバッテリーに負荷がかかるほか、充電しながらのプレイはさらに寿命を縮める要因にもなりえます。

  • 完凸済み、元素スキルを2つチャージできる「閑雲」も体験可能。画面左に強調表示しているのが「ゲームエンハンサー」ユーティリティです

しかしXperiaは競技タイトルへの公式機材としても採用されているだけあり、「HSパワーコントロール」なるバイパス給電機能を搭載している点がポイント。ACアダプタ接続時にゲームアプリの動作を検出すると有効化できる機能で、バッテリーへの給電を停止しつつ、使う分だけACアダプタから電源を引き出せます。重い描画設定で『原神』をプレイしてデバイスが熱々になっていても、AC給電でプレイできればバッテリーには一切負荷がかからないというわけ。

  • 高価なスマートフォンをいたわりつつ、重量級ゲームをもりもりプレイできる「HSパワーコントロール」機能。ゲーム以外にも、長時間楽しむこともある動画視聴などでも使えればより便利そう

ソニーストア銀座では実店舗ならではの体験施策も展開中!

ここまで『原神』とのコラボモデルについて紹介してきた本記事。コラボモデルはソニーストアでの受注販売ですが、実店舗ではワイヤレスステレオヘッドセット「WF-C500」のみ在庫販売も実施します。燃え上がった物欲を即座に満たしてくれるので、立ち寄れる場合は利用しない手はありません。

加えて、参加型イベント「原神 × ソニーストア LINE謎解きゲーム」も要チェック。展示コーナーでいずれかのコラボモデルを体験し、My Sony IDの登録画面を提示することで非売品のオリジナルクリアファイルを入手できます。等身大パネルのフォトスポットはエスカレーターすぐ側にあるので、来店時にはすぐ気づけるはず。写真を撮って投稿する際はハッシュタグ「#ソニーストア原神」をつけることを忘れないように!

  • 等身大パネルとしてこの4人が登場するのは日本初です