国民食ともいえる「牛丼」。甘辛いタレを絡めた牛肉とアツアツごはんは、子供から大人まで多くの人々を魅了する。今回はそんな牛丼を鶏肉でアレンジ。しかも安価ながらも「パサパサ」「淡泊」と言われがちな鶏むね肉を使うといった挑戦レシピだ。どれだけ鶏むね肉で牛丼の味に近づけられるか……人気ブロガーの筋肉料理人さんにレシピを考案していただいた。
鶏むね肉でつくる牛丼風とろみ丼
材料(1人分)
鶏むね肉 100g / 玉ネギ 1/4個 / 小ネギ 2~3本 / ごはん 一膳分
A(醤油 大さじ1/2 / 砂糖 小さじ1 / 日本酒 大さじ1/2 / 片栗粉 大さじ1/2 / おろし生姜、おろしにんにく 少々)
B(醤油 大さじ1 / 味醂 大さじ2 / 砂糖 大さじ1/2 / だし 1/2カップ) 温泉玉子 1個 / 刻みのり、紅生姜 お好みで
つくり方
1.鶏むね肉は1cm幅に切り、ラップをかぶせて瓶の底などでたたいて半分程度の厚みに伸ばす。これをボウルに入れてAを加え、鶏むね肉が水分を吸うまでもみ込む。
2.玉ネギを3mm幅に切ってフライパンに入れ、Bを加えて中火にかける。煮立ったら1の鶏胸肉を1枚ずつ広げて入れる。再沸騰したら弱火にし、2~3分煮て鶏むね肉に熱を通す。鶏むね肉に熱が通ったら、長さ3cmに切った小ネギを入れて火を消す。
3.丼にごはんを盛ってのりを散らし、2をかける。温泉玉子や紅生姜をトッピングしてできあがり。
「鶏むね肉を使った牛丼風の丼です。鶏むね肉はたたいて下味をつけ、片栗粉をもみ込むのでしっとり仕上がり、また丼のつゆにもこの片栗粉のおかげで程よいとろみが付きます。味付けは牛丼と一緒。鶏肉を使っているので牛丼よりあっさりとした味わいに仕上がっています」(筋肉料理人さん)。