LINE WORKSにアドオンして使える安否確認サービス

「LINE」の使いやすさを踏襲したトーク(チャット)に加えて、メールやアドレス帳、カレンダーなどのグループウェア機能も備えた法人向けサービス「LINE WORKS」。2017年2月にローンチした同サービスは、1ユーザーあたり月額300円～(税別)というお手頃価格で導入できることもあり、着実にユーザー企業数を増やしている。そのままでも有用に活用できるが、LINE WORKSはアドオンツールを追加することによって、さらに利便性を高めることが可能だ。

今回紹介する「サテライトオフィス・安否確認 for LINE WORKS」もその1つ。既に「G Suite(旧名:Google Apps) 」と「Office365」向けにも提供されているサテライトオフィスのサービスで、同社の原口社長によると、導入企業は10月1日時点で675社を数えるという。

監修:原口 豊(はらぐち・ゆたか)

大手証券会社システム部に在籍後、1998年サテライトオフィス(旧ベイテックシステムズ)を設立し社長就任。2008年に、いち早くクラウドコンピューティングの可能性に注目し、サービスの提供を開始。G Suite(旧名:Google Apps)の導入・アドオン提供の実績はこれまで3万社以上。「サテライト・オフィス」ブランドでLINE WORKSの普及に尽力。

提供:サテライトオフィス

緊急時に効果を発揮する安否確認機能

LINE WORKS上でシームレスに稼動するクラウド型の安否確認システム「サテライトオフィス・安否確認 for LINE WORKS」は、気象庁などから地震速報など緊急災害情報が発せられた際に、事前に登録しておいた社員・アルバイト、家族に、チャットやメール、ウェブから安否確認が行える。安否確認の情報はその場で集計され、データベース化される。

サテライトオフィス・安否確認 for LINE WORKS

GPS情報も取得可能な他、現地の写真を撮影して登録することもでき、被害状況などを即座に伝えられる。LINE WORKSには、最近アンケート機能が実装され、安否確認用のテンプレートが提供されている。そのため、デフォルトの機能だけでも安否確認と集計が行えないわけではない。しかし、安否確認に特化して入力フォームやデータベースなど専用設計されたアドオンツールを利用することで、より効率的かつスピーディーに情報収集と把握ができるだろう。また、安否確認は、パソコン、スマートフォン、ガラ携帯で可能だ。震度を設定し、設定震度以上の地震が起きた場合は、自動的にその地域のメンバーに安否確認が実施される。

既存機能をより利便性高いものへ。掲示板/回覧板のアドオンツールも提供

安否登録と同様、標準で搭載されているしくみで担えるもののアドオンを利用したほうが使い勝手もよく便利になるサービスとして、「サテライトオフィス・掲示板/回覧板 for LINE WORKS」もある。LINE WORKSの場合、「ホーム」というシンプルな画面が掲示板や回覧板の機能を提供している。

しかし、サテライトオフィスが提供する同アドオンツールを利用すれば、公開日や公開期限をはじめ、アクセス権や編集権などの投稿権限などを投稿ごとに設定可能。その他、未読/既読の管理、ユーザーに対してメールやチャット配信したり、複数カテゴリーの掲示板を一括管理する機能なども利用できる。入力フォームや一覧表示を自由にカスタマイズすることも可能だ。

まずはLINE WORKS標準のホームの機能を使ってみて、より細かい設定が必要な場合にはアドオンツールの追加を検討してみるといいだろう。

今回はLINE WORKSに実装されている標準の機能にプラスして、業務効率をさらに向上させるサテライトオフィスの2つのアドオンツールを紹介した。このほかにもサテライトオフィスでは多くのアドオンツールを提供しているため、LINE WORKSの活用領域をより拡大したい場合には、ぜひ採用を検討してほしい。

サテライトオフィス

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さまざまなビジネスモデルに最適なソリューションパッケージを開発し、ユーザー目線に立った戦略の企画・提案を行っています。業界No.1の導入実績を持つG Suite(旧 Google Apps)をはじめ、Office365、LINE WORKS(旧 Works Mobile)など、クラウドコンピューティングに関わるビジネスの可能性を追求しています。
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