ビジネス向けに提供されている「LINE WORKS」。チャットによるコミュニケーションツールである「LINE」の使い勝手をそのままに、ビジネス向けに必要な機能や仕様に最適化され、企業内のビジネスコミュニケーションの向上と業務効率改善に寄与する新たなツールとして注目される。

本家「LINE」の場合は、あくまで個人向け用途のアプリケーションとして提供されているもので、機能面やセキュリティ面でビジネスユースに最適化されておらず、ユーザーとしても公私の使い分けができないことから、利用を躊躇する人も少なくないだろう。

そういった問題を払拭し、ビジネスユースでも安心して利用できるのがLINE WORKSだ。ユーザー側のメリットはもちろんだが、管理機能が充実しているため企業が認めていないデバイスやサービスを従業員が密かに利用する"シャドーIT"対策にもなることも、大きな導入メリットだろう。

監修:原口 豊(はらぐち・ゆたか)

大手証券会社システム部に在籍後、1998年サテライトオフィス(旧ベイテックシステムズ)を設立し社長就任。2008年に、いち早くクラウドコンピューティングの可能性に注目し、サービスの提供を開始。G Suite(旧名:Google Apps)の導入・アドオン提供の実績はこれまで3万社以上。「サテライト・オフィス」ブランドでLINE WORKSの普及に尽力。

提供:サテライトオフィス

LINE WORKSが実現する顧客との対話

LINEは、保険の渉外員、自動車や不動産の販売員など、顧客と1対1で向き合い高付加価値のサービスを提供する職種にとって非常に有効なコミュニケーションツールだ。実際、顧客とのコミュニケーションにLINEを利用しているケースは非常に多い。

そうした場合に個人向けのLINEだと、企業側は顧客とのチャットのログを取得することができず、ガバナンス上の問題がある。 そこにLINE WORKSを導入することで、企業側も従業員側もLINEのメリットを堂々と享受することができる。 ビジネスユースでLINEユーザーと直接コミュニケーションできるサービスはLINE WORKSのみである。従業員はLINE WORKSのアカウントを使用して、顧客の個人用LINEアカウントと1:1でトークをやりとりすることができる。

営業パーソンと顧客が1対1で接するやり取り、特に顧客とのコンタクトの初期段階では、LINE WORKSが有効である場合が多い。 LINE WORKSはメールや電話よりもスピーディーでありながら、顧客側に心理的な圧力を与えずに済む。またコンタクトを拒否したければ、顧客側は手軽にブロックするだけでよい。

LINEの手軽さをビジネスシーンに活かす

個人用LINEアカウントとやりとりするにはLINEユーザーに友だちとして追加してもらう必要がある。追加方法はトークIDの検索、招待用リンクへのアクセス、QRコードのスキャンの3種類があり、どれも極めて簡単だ。例としてQRコードの場合、LINE WORKSのプロフィールから確認できるQRコードをLINEアプリのQRコードリーダーでスキャンすることですぐに友だち追加することができる。QRコードは画像ファイルとしてダウンロード可能で、名刺などに貼り付けて活用することもできる。

(C)LINE Corporation
プロフィールページからQRコードを表示させることができる 

個人用LINEとLINE WORKSの連携についてご紹介したが、運用上注意したいのは「ビジネス用途である」という意識を忘れないことである。LINEと同様、チャットで素早く簡単にコミュニケーションが取れるメリットがある反面、"うっかり"といった失敗が起こる可能性もあるだろう。適切な運用があるからこそ、LINE WORKSのメリットを享受できることを忘れてはならない。

サテライトオフィス


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さまざまなビジネスモデルに最適なソリューションパッケージを開発し、ユーザー目線に立った戦略の企画・提案を行っています。業界No.1の導入実績を持つG Suite(旧 Google Apps)をはじめ、Office365、LINE WORKS(旧 Works Mobile)など、クラウドコンピューティングに関わるビジネスの可能性を追求しています。
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