【連載】

基礎から応用まで~Gmail効率アップのための必須テクニック~

41 インターネットに接続していない環境でGmailを利用する方法

 
  • >
  • >>

41/41

本連載も今回で最終回となる。最後に、Gmailをオフラインで使用する方法を紹介しておこう。「オフラインGmail」という機能をパソコンにインストールしておくと、電波状況が悪くてインターネットに接続できない場所でもGmailを使えるようになる。外出先でGmailを快適に活用する手段として、使い方を覚えておくとよいだろう。

オフラインGmailのインストール

皆さんもご存じのように、Gmailはインターネットに接続した状態で利用するメールサービスである。よって、Gmailを利用するにはインターネット接続が必須条件となる。

ただし、電波状況などの原因により、どうしてもインターネットに接続できない場合もあるだろう。この場合、Gmailにアクセスしても「インターネットに接続できません」などの表示が返されるだけで、過去に送受信したメールを読むことすら不可能になってしまう。

オフライン状態でGmailにアクセスした場合

このような場合に便利なのが、今回紹介する「オフラインGmail」という機能である。この機能は、Webブラウザ「Chrome」のプラグインとして提供されているため、ブラウザとしてChromeを使用する場合のみに利用できる機能となる。まずは、「オフラインGmail」をChromeに追加する方法から紹介していこう。

Chromeを起動し、GmailのWebサイトにアクセスする。続いて、「設定」ボタンから「設定」を選択する。

Gmailの設定画面が表示されるので「オフライン」の項目を選択し、「オフラインGmailをインストール」のリンクをクリックする。

設定画面の呼び出し

「オフラインGmail」のページへ移動

すると、新しいタブに「オフラインGmail」の紹介ページが表示される。このページ内にある「Chromeに追加」ボタンをクリックし、続いて表示される画面で「アプリを追加」ボタンをクリックすると、「オフラインGmail」のインストールを開始できる。

「オフラインGmail」をChromeに追加

Mアプリの追加を確認する画面

以上で、「オフラインGmail」のインストールは完了。これでオフライン状態でもGmailを閲覧できるようになる。

送受信したメールの同期

「オフラインGmail」のインストールが済んだら、過去にGmailで送受信したメールをパソコンにダウンロード(同期)しておこう。Chromeを起動し、URL欄に「chrome://apps/」と入力する。すると、Chromeに追加されているアプリの一覧が表示される。この中にある「オフラインGmail」のアイコンをクリックする。

確認コードをメモする

初回は「オフラインGmail」の設定画面が表示される。Googleにログインしている状態であれば、画面下部に自分のメールアドレスが表示されているはずだ。そうでない場合は、この時点でGoogleへのログインを済ませておこう。メールアドレスを確認できたら、「オフライン メールを許可する」を選択し、「続行」ボタンをクリックする。

「オフラインGmail」の設定

「オフラインGmail」の画面が表示され、「過去に送受信したメール」の同期(ダウンロード)が自動的に開始される。ウィンドウ左下に「同期が完了しました。」と表示されれば、メールの同期は完了となる。

同期完了を知らせる通知

メールの同期はフォルダ(ラベル)ごとに行われる仕組みになっている。外出先で「メイン」(受信トレイ)以外のフォルダも閲覧したい場合は、「メニュー」ボタンをクリックして、他のフォルダでもメールの同期を済ませておこう。

「メニュー」ボタン

フォルダ(ラベル)の選択

ちなみに、初期設定では過去1週間分のメールを同期するように設定されている。この設定を変更したい場合は、「設定」ボタンをクリックし、各自の状況に合わせて「メールをダウンロードする期間」を変更しておくとよい。

「設定」ボタン

ダウンロードするメールの期間の設定

オフラインでGmailを閲覧

以上で、「オフラインGmail」を利用するための準備が整ったことになる。続いては、オフライン時に「どうやってメールを閲覧するか?」を実際に確認しておこう。オフィスや自宅で確認作業を行う時は、LANケーブルを外したり、無線LANを一時的にOFFにしたりして、オフライン状態を再現すればよい。

まずは、Chromeを起動し、「アプリの一覧画面」(chrome://apps/)から「オフラインGmail」起動する。すると、同期済みのメールが一覧表示され、過去に送受信したメールを閲覧できることを確認できる。あとは、好きなメールを選択し、本文の表示を確認するだけだ。

オフライン状態でメールを閲覧

メールを一覧表示するフォルダ(ラベル)を変更したい時は、「メニュー」ボタンからフォルダを選択しなおせばよい。さらに、メール本文の末尾にある「返信」ボタンをクリックして返信メールを作成したり、新規メールを作成したりすることも可能である。

新規メールの作成ボタン

ただし、オフライン状態なので「作成したメール」を即座に送信することはできない。これらのメールは「下書き」として保存されることになる。もちろん、新着メールの受信も不可である。メールの送受信は、インターネットに接続できる状態になったときに行う必要がある。

このように、機能は限定されるrが、オフライン状態でもGmailを利用できる。過去に送受信したメールを閲覧できるだけでも十分に価値のある機能といえるので、外出先でパソコンを使用する機会が多い方は一度試してみるとよいだろう。

  • >
  • >>

41/41

インデックス

連載目次
第41回 インターネットに接続していない環境でGmailを利用する方法
第40回 Gmailに届いたメールを別なアドレスに自動転送する
第39回 30秒以内なら取り戻せる! 誤って送ったメールを取り消す方法
第38回 使い勝手をアップするための画面表示のカスタマイズとは?
第37回 もっとGmailが好きになる!? テーマを使って見た目を一新する方法
第36回 もうマウスは不要! 初歩から応用までショートカットキー徹底紹介
第35回 大容量のファイルを送る時に便利なファイル共有メールの送信方法
第34回 25MBより大きなファイルを送る時は注意! 添付ファイルの送受信方法
第33回 別名のメールアドレス「エイリアス」とフィルタ機能で自動分類しよう
第32回 フィルタ機能で受信したメールをフラクラク自動分類
第31回 演算子を使いこなして素早く簡単にメールを検索する
第30回 検索機能を使って目的のメールをすぐに見つけ出すコツ
第29回 Gmailを使って別のメールアドレスからメールを送信
第28回 出張中などに「不在通知」で自動返信を行う
第27回 「Checker Plus for Gmail」で新着メールを通知
第26回 「デスクトップ通知」で新規メールを即座に確認
第25回 よく使う文章を「定型文」として登録して入力の手間を減らす
第24回 「署名」を登録して自分の連絡先を自動挿入する
第23回 返信メールにおける宛先と件名の変更
第22回 連絡先グループの活用
第21回 「連絡先」と「コンタクト」の管理画面を使いこなそう
第20回 連絡先の作成と編集を行う方法
第19回 自動登録は無効にできる! 連絡先の使い方あれこれ
第18回 使い方を誤ると危険!? 「全員に返信」とTo/Cc/Bccの指定
第17回 長々と続くスレッドはミュートで対応しよう
第16回 スレッド内メールの削除とスレッド表示の無効化
第15回 意外と知らない受信メールの引用とテキスト形式の指定
第14回 メールの返信とスレッド
第13回 わかりづらい機能「アーカイブ」を理解する
第12回 不要なラベルの削除と「ラベルなし」メールの検索
第11回 自作ラベルの並べ替え
第10回 自作ラベルに色を付ける
第9回 一覧に表示するラベルの指定
第8回 階層を指定してラベルを作成
第7回 「スター」の種類を増やしてメールの重要度を一目でわかるようにする
第6回 重要なメールを「スター」で区別する
第5回 メールの削除と「ゴミ箱」からの救出
第4回 Gmailにおけるラベル分類の仕組み
第3回 「受信トレイ」のラベルの使い方
第2回 ラベル指定によるメールの分類(2)
第1回 ラベル指定によるメールの分類(1)

もっと見る

関連キーワード


IT製品 "比較/検討" 情報

人気記事

一覧

イチオシ記事

新着記事

[冬目景]月刊マンガ誌「バーズ」で新連載へ
[00:00 6/30] ホビー
JR東日本、仙石東北ライン上り始発・下り最終が女川駅へ - 8/6直通運転開始
[23:45 6/29] ホビー
「ガンダム名鑑ガム」に第2弾登場、マンダラガンダムの3形態も再現
[23:35 6/29] ホビー
[夏のドラマ見どころ]男の生き様 山田孝之、2年ぶりウシジマ 三上博史は初深夜 フジ日9は中島裕翔
[22:56 6/29] エンタメ
なかはら・ももた「買われた星」地方の和菓子職人と東京から来た社長のBL
[22:55 6/29] ホビー