宇宙へ向けて打ち上げられたロケットが、垂直に降りてきて、着陸する-そんなSFのような光景が、2015年1月10日の大西洋上で繰り広げられた。この日、米フロリダ州から打ち上げられた「ファルコン9」ロケットの第1段機体がそんな挑戦を行った。残念ながら、着地そのものはうまくいかなかったが、プラットフォームに辿り着くことまではでき、ロケットの再使用化と、それによるロケットの打ち上げコストの削減という夢物語の実現に向けた、大きな一歩となった。
QPS研究所の小型衛星「ワダツミ-I」5月17日打ち上げへ 海にちなむミッションロゴ公開
日本初“液体エンジンのみ”で飛ぶ新H3ロケット実証へ! エンジン改良に進展も
東大、国際ダークマター探索実験で「ニュートリノの霧」まで感度が到達
中国の有人船「神舟二十号」が独自宇宙ステーションへ 米中の月探査競争の行方は
QPS研究所の小型SAR衛星「スサノオ-I」打ち上げ、アンテナ展開成功
無限に広がる大宇宙や話題のドローンといった航空関連に関わる情報やトレンド、ホットなニュースを毎日更新。ロケットや人工衛星、宇宙飛行士、天文観測、ドローン、エアレースなど、身近な話題から素粒子やダークマター、重力波といった、最新科学の話題まで、詳細な説明付きで紹介します。