割り算の余りを求めたい場合には、MOD関数を使用します。MOD関数は、関数の分類[数学/三角]から使用します。

計算を行いたいリスト

関数の書式

=MOD(数値,除数)

数値:除算の分子となる数値を指定
除数:除算の分母となる数値を指定

使用例1:割り算の余りを求める

D4:=MOD(A4,B4)

余りが計算された

使用例2:金種表を作成する

金種表を作成するには、10,000円札の必要枚数は「=INT(金額/10000)」で計算します。次に、5,000円札の必要枚数は、実際の「金額」を10,000円で割った残りを次の金種(この場合には5000円)で計算します。これを繰り返すると金種表が完成します。

5000円の枚数を計算する式 C5:=INT(MOD(A5,$B$4)/$C$4)

1000円の枚数を計算する式 D5:=INT(MOD(A5,$C$4)/$D$4)

金種表が完成

完成した金種表を式で表示