条件が満たされていないことを判断するには、NOT関数を使用します。条件に当てはまる場合には「FALSE」を表示、条件に当てはまらない場合には「TRUE」を表示します。NOT関数は、関数の分類[論理]から使用します。

ここでは、試験の結果から「40点を取れていない人」を条件に調べます。

試験の結果が入力された表

関数の書式

=NOT(論理式)

論理式:値あるいは論理式を指定

使用例1:点数が40点取れていない人

D4:=NOT(C4<40)

40点より点数が高いのでTRUEが表示

式を最終行までコピーします。

40点をとれていない人はFALSEと表示

使用例2:40点取れていない人は追試と表示

D9:=IF(NOT(C9<40),"","追試")

FALSE、TRUEでは分かりずらいので、IF関数を使用して条件にあてはまらないる場合には「追試」と表示するように変更します。

40点取れていない人は追試と表示