Excelに入力された西暦の日付を和暦に表示変更する際、知っておくと便利な関数が存在します。他の表計算ソフトウェアとの互換性のためだけに存在する関数のため、関数一覧、ヘルプにも存在しない関数のため、あまり知られていませんが、とても便利な関数です。

DATESTRING関数を使用する際は、直接、キーボードから入力して設定します。

西暦で入力された生年月日

関数の書式

=DATESTRING(シリアル値)

シリアル値:日付データ、または、日付文字列を指定。日付文字列は、""(ダブルコーテーション)で囲む

使用例1:入力された日付を和暦に表示変更する

D4:=DATESTRING(C4)

生年月日が和暦で表示

式を最終行までコピーします。

生年月日が和暦で表示された

使用例2:TEXT関数を使用して日付を和暦に表示変更する

D4:=TEXT(C4,"ggge年mm月dd日")

DATESTRING関数は、互換性のためだけに存在する関数ですので、使用できなくなってしまう可能性もあります(Excel2013では使用可能)。ここでは、同様の操作を、TEXT関数で行う方法について説明します。

生年月日が和暦で表示された