指定した日付がその年の何週目にあたるのか数えるには、WEEKNUM関数を使用します。WEEKNUM関数は、関数の分類[日付/時刻]から使用します。

日付が入力されたリスト

関数の書式

WEEKNUM(シリアル値,[週の基準])

シリアル値:日付をDATE関数を使って入力するか、他の数式または他の関数の結果を指定

週の基準:週の始まりを何曜日とするかを数値で指定(省略可能で既定値は1)。日(1)、月(2)、火(12)、水(13)、木(14)、金(15)、土(16)

Excel2007では、日曜日開始と土曜日開始の2種類しか対応していませんでしたが、Excel2010からは、どの曜日からでも開始日として指定できるように変化しました。

使用例1:1年の何週目にあたる日付か確認する

=WEEKNUM(A3,2)

1月1日が1年の1週目であることが確認できた

式を最終行までコピーします。コピー終了後、1月のカレンダーの日付と比較して確認します。

日付が1年の何週目にあたるか確認できた

使用例2:指定した日付が、月の何週目にあたるか確認する

調べる日付の月の初めの日付を別のセルに表示し、そのセルが1年の何週目になるか確認することにより、月の何週目にあたるのかを計算する。

例) 1月6日(2週目)の月の初めの日付は1月1日(1週目)、(2-1)+1=2週目にあたる 2月5日(6週目)の月の初めの日付は2月1日(5週目)、(6-5)+1=2週目にあたる

=WEEKNUM(A3)-WEEKNUM(DATE(YEAR(A3),MONTH(A3),1))+1

それぞれの日付が月の何週目にあたるかが表示された

結果を、1月のカレンダーと比較して確認します。