マンションの売上データリストから、売上ワースト1位から5位までの順位の値を求めます。売上が入力されているデータの中から相対的な順位に基づいて特定の値を選択する場合には、SMALL関数を使用します。SMALL関数は、関数の分類[統計]から使用します。

マンションの売上が入力されたリスト

関数の書式

=SMALL(配列,順位)

配列:対象となるデータが入力されているセル範囲を指定

順位:小さい方から数えた順位を数値で指定

使用例1：売上ワースト1位から5位までの値を調べる

=SMALL($G$3:$G$216,J3)

売上最下位の値が表示

セル範囲は、式をコピーして使用するため、絶対参照で指定しています。式を5位までコピーします。

売上ワースト1位から5位までの値が表示された

使用例2：売上ワースト1位から5位までの売上平均を調べる

=AVERAGE(SMALL(G3:G216,{1,2,3,4,5}))

AVAGARE関数にSMALL関数をネストして使用

順位を入力したセルを別に準備していない場合には、今回のように、SMALL(セル範囲,{1,2,3,4,5})のように、式の中に直接入力することも可能です。