「Usable IoT」を体現する「eCoPA(エコパ)」を高信頼・安心サポートのニフティクラウドで支える


事例サマリ：株式会社エスキュービズム・ソリューションでは、これまでのオムニチャネル/O2O/ECソリューション事業に加え、IoTによる顧客の課題解決を図る「Usable IoT」をコンセプトに、ハードウエアと連携したソリューション展開を進めている。
「eCoPA」は、コイン駐車場を低コストで始められるだけでなく、駐車場の空き状況をIoTで把握して駐車場に起因する店舗の機会損失を解消するIoT駐車場ソリューション。通信回数が多いだけでなく、規模の拡大に応じてデータ量が増加する傾向があるため、運用基盤としては、同社のオムニチャネル/O2O/ECソリューションで長年活用してきた実績のあるニフティクラウドを採用。高い稼働率で、安定運用を実現しているのはもちろん、国産クラウドならではのきめ細やかなサポートで、インフラについて顧客対応も迅速かつ正確に行えるため、顧客満足度も高めることができた。

  キーワード(外部サイトへ移動します)：IoT

本事例の登場人物

株式会社エスキュービズム・テクノロジー代表取締役社長 武下真典氏

株式会社エスキュービズム・テクノロジー SaaS/IoT事業部 事業部長 山本大介氏

「Usable IoT」という視点で顧客の課題を解決する株式会社エスキュービズム・テクノロジーに、同社のIoT駐車場ソリューション「eCoPA」の開発背景とクラウド活用についてお話を伺いました。

ニフティ：御社がIoT分野でソリューション開発を行うようになった背景についてお聞かせください。

武下氏：当社は、ECとリアル店舗の融合をお手伝いするオムニチャネル/O2Oのソリューションを得意としています。近年は、IoT分野のソリューション展開に力を入れていて「世界中を(IoTで)使いやすくしたい」「Usable IoT」というコンセプトで企画・開発を行っています。例えば、自分が車で家族とともに映画館に出かけた時に、映画館の座席はネットで押さえられますが、駐車場が空いていないと非常に苦労します。ちょっとお金をかけてでも駐車場も同時に予約できたらいいと思いますよね？そこでIoTを使って駐車場の空き状況による機会損失を無くせば、店舗の売り上げ向上につながると考えました。そこから生まれたソリューションが「eCoPA」です。

ニフティ：それでは「eCoPA」とはどのようなサービスですか？

武下氏：「eCoPA」はセンサーカメラを活用した駐車場向けのソリューションですが、コインパーキングなどにセンサーやカメラを内蔵したポールを設置するだけで空車や満車をネットで把握できるようになります。ここで、重要なのは専用アプリを使って駐車場の予約決済までを行えるようになることです。利用者は、アプリで目的地付近の空いている駐車場を探して予約から精算までを手軽に行えます。アプリはカスタマイズ可能ですので、店舗側が駐車場の空き状況を公開して、ピークタイムの混雑を減らしたり、逆にアイドルタイムに時間限定クーポンを発行して集客効率の最大化を図るような使い方が考えられます。

*　　*　　*

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