独身男女にとって結婚式への参列は、新郎新婦の祝福が一番とはいえ、素敵な異性との出会いに淡い期待を抱くものだろう。しかし、あっという間に時間は過ぎて、何もないまま家路に着くのがほとんどでは? 最近は自分たちの結婚式が友人同士の出会いのきっかけになればと願う新郎新婦も多いようで、それに伴った席次や演出も多い。そんな中今回は、サービスの本来の趣旨とはズレた使い方かもしれないが、結婚式での出会いを後押しするなど友人同士の交流に一役買う、イデアコミュニケーションによるウエディングフォトサービス「Juno」の活用をお勧めする。
同サービスは、「ウエディングアルバム」と「メッセージアルバム」の二本柱。「ウエディングアルバム」は、オンライン上にタイトルと日付、キーワードを入力したアルバムを作成し、そのURLとキーワードを知る人同士が、結婚式で撮影した写真のデータを簡単操作でアップロードし、閲覧できるというもの。「メッセージアルバム」もオンラインアルバムを作成するものだが、こちらは友人たちが自分の顔写真に新郎新婦への祝福のメッセージを添えてプレゼントすることを想定している。どちらもURLとキーワードを知っている友人のみで共有でき、パソコンからはもちろん、携帯電話からも簡単に写真やメッセージを投稿できる無料のサービスだ。
早速、挙式・披露宴後の二次会パーティーを舞台に、新郎新婦や友人が一緒に盛り上がることができる、マイコミジャーナル編集部お勧めの「ウエディングアルバム」の活用のアイデアの一つを紹介する。
友人みんなで写真を投稿! "スクープ写真"まで!?
コンパクトデジタルカメラやカメラ付き携帯電話の普及で、今や誰もがカメラマン。特に結婚式では、挙式にはじまりフラワーシャワーやブーケトス、ケーキカット……など、シャッターチャンスの嵐だろう。しかし、せっかく撮影した写真も家に帰ってからでは、「上手くないから」、「忙しいから」などの理由で、一部を消去したり、カメラの中にデータをそのままにしてしまったりすることが多いのでは? 新郎新婦にとっては、自分たちが写っているだけで嬉しいし、ゲストの様子など結婚式の雰囲気が分かる写真はなんでも嬉しいもの。そして、いち早く確認したいもの。
そこで、結婚式の感動が薄れない内に、披露宴から二次会までのゲストにとって手持ち無沙汰な時間を利用して、「Juno」の「ウエディングアルバム」で作成したオンラインアルバムへ、それぞれ撮影した写真をアップロードしよう。事前に、結婚式の受付で渡す席次表にでも「今日撮影した写真はURL○○○へ、どんどん送ってください。その中からBEST10を決めて、1位のカメラマンには豪華プレゼントがあります!」などと、告知しておけば、みんなの写真を撮る手にも力が入ること間違いなし!?
ほかにも、会場にノートパソコンを用意してアップロードコーナーを設けてみるというのはいかがだろうか? 新郎新婦の幸せそうな笑顔はもちろん、「余興に飛び入り参加して会場を沸かせた新婦」や、「普段とは違う真剣な眼差しでスピーチする新郎」などのほか、「席を外した友人の分まで料理を平らげる○○くん」、「涙を流す○○くんと、そっとハンカチを渡す○○ちゃん」などのようなゲストの写真も積極的に投稿して盛り上がることができるはず。新郎新婦自身も仕度時のオフショットなどを投稿して参加するなど、様々な楽しみ方がある。
みんなで選ぶ人気ショットNO1は?
また、アップロードと同時に、アルバムに並ぶ写真もチェック。これは素敵、面白いなど評価する写真のコメント欄に是非、一言書き込むようにする。事前にコメント数を集計して、人気のショットBEST10を決定することを伝えておけば、コメントもたくさん集まるはず。そして、二次会パーティーでは全写真を「ウエディングアルバム」のスライドショー機能で流しておき、最後にみんなで決めたBEST10を発表して盛り上がってはどうだろう。また、友人同士はたくさんの写真の中からキラリと光る異性を発見して、披露宴ではなかなか近づけなかった分、写真を話題に話しかけてみてほしい。
欠席した友人だって見られる!
新郎新婦にとって、結婚式は盛り上がって終わっても、残念ながら出席できずに自分たちの晴れ姿を見てもらえなかった友人がいると残念。そんな友人にもオンラインアルバムの「ウエディングアルバム」でなら、マイページから「友達へ教える」ボタンをクリックすればメールでURLとキーワードを送ることができるので、すぐにでも結婚式の雰囲気を感じとってもらえる。また、筆者の体験談だが、結婚式後日、友人が家に遊びに来た時や、遊びに行く時に、何百枚という結婚式の写真を入れたアルバムを持ち出すのは非常に重いし、仰々しいのが悩みだった。友人も撮影した写真を現像して郵送してくれたり、メールで送ってくれたりするが整理が大変だったりするので、オンライン上で1つの場所へアップロードできるのならば、今の時代はとても便利といえる。
「ウエディングアルバム」のサービスは二次会パーティーの幹事など友人の強い味方になってくれるのはもちろんだが、新郎新婦たち自身が是非提案して一生の記念に残るアルバムを作ってはどうだろう。「Juno」のサービスについてや利用は、こちら。
次回は、「メッセージアルバム」の活用法を紹介する。
(つづく)