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痛風リスクを高める、ビールの「最悪の飲み方」

JUN. 29, 2025 07:00
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内科・皮膚科・アンチエイジング・栄養学に精通した著者の馬渕知子医師が、日常的に飲まれている「コーヒーとビール」に秘められた驚くべきパワーと、それを最大限に活かす「正しい飲み方」を解説した一冊『朝のコーヒー、夜のビールがよい仕事をつくる』。この記事では本書から一部を抜粋して紹介します。今回のテーマは『汗を流した後のがぶ飲みは、痛風リスクを上げるだけ。』

汗を流した後のがぶ飲みは、痛風リスクを上げるだけ。

痛風の原因を招くのは、ビールそのものというよりも、その「飲み方」です。

運動などで汗をかいた後、のどごしを味わいたいからビールを飲むまで何も飲まないという人を見かけますが、これは痛風リスクを自ら高める自殺行為に過ぎません。

激しい運動を行うと、エネルギー源が大量に使われる過程で体内にプリン体が余り、結果として尿酸値が上昇します。

さらに、運動による発汗で多くの水分が失われたことで血液が凝縮されているため、体内の尿酸は結晶化されやすい状態に・・・・・・。

ビールを飲む前でも、必ず水分補給をしましょう。

ビールのもつ利尿作用にも注意が必要です。

抗利尿ホルモン(利尿を妨げる働きを持つ)の抑制の他に、ナトリウムの排出を活発にする働きが加わるため、他のお酒より利尿作用は高いと考えられます。

50gのアルコール摂取で600~1000mlの利尿効果があるとされているので、たとえば大瓶633ml(アルコール度数5%)を飲めば、380~634mlの水分が出ていく計算になります。

脱水にならないよう、飲んでいる最中も水を挟むのが得策です。

痛風の原因はプリン体だけではありません。

運動量や水分量にも目を向けましょう。

  • コーヒーはカラダに良い、ビールはカラダに悪いという常識を疑え

『朝のコーヒー、夜のビールがよい仕事をつくる』(馬渕知子/クロスメディア・パブリッシング)

この本では、コーヒーとビールに秘められたすごいパワーを明らかにするとともに、単なる嗜好品として味わうのではなく、パフォーマンスの最大化を可能にする、二重の意味で「うまい飲みこなし方」をお伝えします。想像してみてください。大好きなコーヒーとビールを美味しく楽しみながら、疲れやストレスを除くことができるのです。仕事もプライベートも絶好調!この本を読み終える頃には、きっとそんな毎日を手に入れているはずです。


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※ 本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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