Last Mile Barriers to Removing Legacy BIOS - 資料:UEFI.org

マザーボードにはUEFIが搭載されるケースが増えているが、それでも従来のBIOSを必要とする業界は少なくない。過去のソフトウェア資産をなるべく変更することなくそのまま使いたいという要望がそういった需要につながっている。もし、レガシーなBIOSが必須という状況にあるならば、IntelによるレガシーBIOSサポートの終了期限が近づいていることに注意が必要になるだろう。

このほどPhoronixが「Intel Planning To End Legacy BIOS Support By 2020」において、Intelが2020年までにレガシーBIOSのサポート終了を計画していると伝えた。これは、 IntelのテクニカルマーケティングエンジニアであるBrian Richardson氏が、10月31日から11月3日にわたり開催された「Fall 2017 UEFI Plugfest」で明らかにしたもの。

詳しい内容は「"Last Mile" Barriers to Removing Legacy BIOS (PDF)」にまとまっている。IntelはレガシーBIOSのサポート終了を進めるとともに、UEFI Class 3の採用を進めていくとしており、新しい技術に移行することで得られる利点を強調している。

レガシーBIOSが必要なシステムを抱えている場合、サポートが終了するまでに今後必要になるハードウェアを調達するか、レガシーBIOSをサポートしている仮想環境への移行を検証するなど、何らかの対応を進める必要がでてくるものと見られる。