俳優の山崎賢人(※崎の大は立)が、来年1月スタートの日本テレビ系ドラマ『トドメの接吻(キス)』(毎週日曜22:30~)で、連続ドラマ初主演を務めることが1日、分かった。

『トドメの接吻』主演の山崎賢人=日本テレビ提供

山﨑が演じるのは、頭は良いが"カネの切れ目が縁の切れ目"で女をもてあそぶナンバーワンホスト・堂島旺太郎。個人資産100億とも言われるホテル王・並樹グループ社長の娘に狙いを定めるも、"ある女"が現れる。

その女は、青白い顔に真っ赤な唇で、突如"死の接吻"をし、それを受けた旺太郎は、呼吸困難、身体痙攣(けいれん)、異常な動悸の上、死んでしまう。しかし、次の瞬間、7日前の景色の中で意識を取り戻し、タイムリープ。その後も、謎のキス女によって、何度も"死"と"時間"を繰り返すことになる。

山崎は「僕自身SFが好きなので、接吻で殺されて過去にタイムリープするという斬新な設定に、今からとてもワクワクしています」と期待をコメント。今作は、いずみ吉紘氏のオリジナル脚本で、「スタッフ・キャスト全員で、この冬最も奇抜で盛り上がるドラマを作っていけたらなと思います。やるからには、とことん愛に歪んだクズ男を演じていけたらなと思います」と意気込みを示した。

共演者は今後、毎週木曜日に発表。9日はキスで殺す女、16日は並樹グループの御曹司・並樹尊氏、23日は並樹グループ社長の令嬢・並樹美尊、30日は美尊に恋する大手クルーズ会社の御曹司・長谷部寛之のキャストが明らかになる。

他にも、ホストクラブの後輩で旺太郎とともに"キス女"の謎に迫る小山内和馬役、旺太郎のアパート近くで演奏する謎のストリートミュージシャン・春海一徳役が、随時発表される予定。

鈴木亜希乃プロデューサーは「これまで、『デスノート』『そして、誰もいなくなった』と必ず誰かが死ぬ連続ドラマを作ってきました。そんな流れの中で『ラブストーリーと掛け合わせてみたらどうなるんだろう?』と思い、生まれたのが『トドメの接吻』でした」と狙いを説明し、「愛と狂気は紙一重…奇抜な世界観で、山崎賢人さんの新たな魅力を、皆さんにお届けできればと思っています!」とコメントしている。