俳優の山崎賢人が28日、都内で行われた主演映画『斉木楠雄のΨ難』(10月21日公開)の完成披露試写会に、橋本環奈、新井浩文、吉沢亮、笠原秀幸、賀来賢人、ムロツヨシ、佐藤二朗、内田有紀、福田雄一監督とともに登場した。
同作は、麻生周一による『週刊少年ジャンプ』(集英社)連載中の同名コミックを実写化。生まれながらにして超能力が使える16歳の高校生・斉木楠雄(山崎)が、自身の周囲に集まった個性的な面々が巻き起こすトラブルに巻き込まれていく。『HK 変態仮面』『銀魂』などジャンプ作品実写化でもおなじみの福田雄一監督がメガホンを取る。
普通は登壇後一言挨拶があるが、今回は出演者陣が「しゃべりたい」ということで即フリートークに。主演の山崎が「僕は心の中で突っ込んでるという設定なので……」と話し出すと、佐藤は「どした? いいよ? 彩るよ?」と温かい目で見守る。山崎がさらに「みなさんのボケに、笑いをこらえるのが難しかった。結構笑っちゃってて」と明かすと、佐藤は「かわいいねえ」とメロメロな様子だった。
福田監督も、撮影中の山崎について「必ず、夕方近くになると『監督今日(ごはん)何いきます?』って、横で子犬のように待ってるの」とエピソードを披露。佐藤は「うわ~かわいい。賢人はどんな肉が好きなの?」と山崎の好みを聞き出そうとしていた。
作中では橋本演じる学校一の美女・心美に声をかけられた男子が驚いてつい「おっふ」と声を出すシーンがおなじみとなっているが、内田と橋本の2世代ツーショットに、ムロが「これだと(父親と息子の)親子おっふができる!」と興奮。会場には女性が多かったため、ムロは「女子だとやっぱり、山崎賢人とお亮(吉沢)とポン(賀来)が3人並んだら」と提案し、3人がポーズをとると、客席からは悲鳴があがった。
さらに「親父おっふ」とムロ、新井、笠原、佐藤の4ショットも実現。「これ、どの層が"おっふ"するの?」と疑問が飛び交ったが、ムロらは「この層のファンはいますよ!」と需要に自信を持ち、会場の女性陣からも歓声が上がっていた。