お笑い芸人の有吉弘行が出演するテレビ東京系スペシャル番組『芸能人が楽しい趣味を教える 有吉、やってみよう!』が、16日18時半から放送される。
同番組では、43歳にして無趣味な有吉に、芸能人たちが自分の趣味をプレゼンする。「自転車に乗ってみよう!」では、有吉、澤部佑(ハライチ)、平岡祐太がMCを務め、自転車友達として長野博(V6)、安田大サーカス団長、日向涼子(モデルライダー)が登場。最新の自転車・ウェア・グッズを購入し「山梨県・道志みち」へ向かったが、ロケ当日は台風接近のため、有吉が「ここ20年で一番辛いロケだった」と言い放った激キツな一日となった。
また、次の日には「餃子をつくってみよう!」ということで、有吉、澤部、勝地涼がMCを務め、餃子友達の哀川翔、ホラン千秋、高橋みなみ、みちょぱ(インスタグラマー)、パラダイス山元(会員制餃子店・蔓餃苑経営のミュージシャン)、塚田編集長(「東京餃子通信」編集長)が登場。哀川翔が「手作り餃子」と「奥深い餃子の世界」を教え、会員制餃子店・蔓餃苑でタモリをうならせた餃子や全国のお取り寄せ餃子を試食。最後は、みんなで餃子の具を買い出しに行き、餃子パーティーでオリジナル餃子を作る。
ロケを終えた有吉は「こんなにハードなロケ、もうなかなかやることがないので。久々でしたよ」とへとへとな様子。澤部も「特に自転車、きつかったですね。本当に、あんなに、限界ぎりぎりの有吉さんが見れる機会はないですね。貴重な機会ですね」と同意した。
実家が自転車屋で、今回趣味を教えてくれた長野について、有吉は「長野君は、昔から優しくて、変わらず我々を温かく見てくれて、すごく良い雰囲気にしてくれましたし、ありがたかったですね」と称賛する。また哀川については「相変わらずでしたね。自分のペースで。僕に趣味を教えてくれようとしてくれているんじゃないな、自分の良いところを見せる、っていう翔さんらしさが出ていて(笑)、すごく楽しいし、面白かったです」と印象を語った。
澤部から見ても「あれ、有吉さん楽しんでるな。本当に趣味にするんじゃないか?」と思わせた有吉だが、「団長に携帯の番号を聞かれたのは、嫌でしたね」と苦笑。澤部も「ロケ終わった時に『ライングループ作りましょう』って」と団長の提案を明かし、有吉も「ちょっと早いな、っていう。あんまりゴリゴリ来られると」と反応した。
改めてロケを振り返った有吉は「自転車、俺、本当に楽しかったんですよね。自転車が楽しかったのか、久々にハードなことをやった自分に酔っているのか、それもあるとは思うんですけど」と言うと、澤部も「サライが流れる感じの」と笑う。有吉は「たまにはこういうハードなことやらないとな、って思いましたし、すごく刺激になりました」と嬉しさを表した。
同局 三宅優樹プロデューサーは「有吉さんはテレ東以外全てのキー局でレギュラーを持っている人気MCですが、そのどの番組でも見せない表情を撮るためにはどうすればいいのか、そのためにまずは外に連れ出そうと考えました」と企画の始まりを明かす。実際に「汗だくで必死な有吉さんや、仲間を励ましたり道に倒れこんだりしてしまう有吉さん、そしてラストは大感動の奇跡も起こりました」とアピールした。