米IBMは9月12日(現地時間)、IBM Cloud上のSAP HANA基盤導入用としてSAP認定の新しいベア・メタル・サーバおよびVMware環境用の新しい構成の提供を開始すると発表した。

この新しいIaaS (infrastructure-as-a-service)ソリューションは、SAP HANA上で稼働する基幹アプリケーションの管理に必要となる処理性能とパフォーマンスをクラウドから提供するように設計されている。

IBM Cloud上で提供されるIBMのSAP HANA用ソリューションは、SAP HANAで稼働するより大きなSAPワークロードに対応できるよう設計され、SAPによる認定を受けており、IBMとSAPの両方のサポート・チームから支援を受けられるという。

ベア・メタル・サーバは、4ソケットおよび8ソケットのIntel Xeon プロセッサーと最大8TBのメモリを搭載。 また、VMware構成に対応したSAP認定のベア・メタル・サーバをプロビジョニングすることが可能になる。

VMware環境用では、VMware構成に対応したSAP認定のベア・メタル・サーバをプロビジョニングすることが可能になり、現在、プライベートなVMware環境でSAP HANAのワークロードを実行しているユーザーはパブリック・クラウドにより容易に移行することができるようになる。