Oracleは12日、同社公式ブログ「Opening Up Java EE|Oracle The Aquarium Blog」において、Software EvangelistのDavid Delabassee氏がJava EEの開発プロセスの移行先としてEclipse Foundationを選んだことを掲載した。

8月には、Java EEの開発プロセスをオープンソースコミュニティへ手渡す案をブログで発表していたが、ブログではその後の経過を掲載している。8月の中頃からより迅速で柔軟でオープンなオープンソース組織を模索するためにIBMやRed HatなどJavaEEプラットフォームのコントリビューターたちとも議論を重ねており、ライセンスやブランド戦略、開発者や開発プロセスなどのいくつかの項目をもとに、複数の組織とミーティングを行い最終的にEclipse Foundationへと決定したことを報告している。

Eclipse Foundationは、オープンソースのクロスプラットフォーム統合開発環境「Eclipse」をはじめ、数多くのプロジェクトをコミュニティで開発している。