JCCH・セキュリティ・ソリューション・システムズ(JS3)とステラクラフトは9月6日、JS3のプライベート認証局「Gleas」と、ステラクラフトのエンタープライズ向けRADIUS認証サーバ「Enterpras Std3.5」において、ネットワーク認証時における連携動作が可能になったことを発表した。

「Gleas」と「Enterpras」の連携のイメージ

両社は共同で、GleasとEnterprasを連携させた無線LAN認証(802.1x EAP-TLS)の動作確認を行い、認証が正常に行われることを確認したという。 この連携ソリューションにより、企業がWi-Fiを利用する際に、不正なデバイスによるネットワーク接続を防止することが可能となる。

両サービスはRADIUSプロキシ構成でも連携できるため、大学間ローミング(eduroam)などの大規模な認証環境においても、最高のセキュリティ強度を持つEAP-TLSの導入が容易に行えるようになる。

JS3は、動作検証時の設定手順を記したホワイトペーパーをWebサイトで公開している。