ネオスは9月4日、独自の画像認識AIによって写真に含まれる複数のオブジェクトを同時に認識する画像認識エンジンを開発し、LINEなどのチャットサービスと連携可能な「画像認識AIプラットフォーム」として提供開始したことを発表した。

同プラットフォームは、スマートフォンなどのカメラで撮影した写真に含まれる複数のオブジェクトを同時認識するエンジンをベースに、同社の自動会話システムの開発支援プラットフォームである「SMART Message BOT」と、オブジェクトの詳細情報を参照するデータベースを組み合わせて提供される。

これにより、LINEなどの主要チャットサービスで写真を送信すると、写真に含まれる複数のオブジェクトの詳細情報を、使い慣れたチャットサービス上で受け取ることができるという。

例えば、ヘルスケアサービスへ活用した場合、スマートフォンのカメラで撮影した食事の写真をLINEなどのチャットサービス上で送信すると、自動でメニューを認識し、データベースを参照してその食事のカロリーや栄養素などの詳細情報を解析するといったことが可能になる。また、その情報に合わせた健康面のアドバイスをチャットサービス上で受け取ることができるため、栄養士やオペレーターなどを介すことなく食事のレコーディングや健康アドバイスの提供が可能だ。

プラットフォームの活用例