NTTドコモとガイアックスは21日、訪日外国人向けに同社が運営する日本観光情報ポータルサイト「WOW! JAPAN」(ワオ!ジャパン)において、日本文化を体験できるプログラムを提供する「WOW! JAPAN Experience+」をローンチしたことを発表した。
他国の文化を"体験してみる"ことは、なかなかできない貴重な経験。とりわけ日本は、古くから現在まで残る伝統や文化が多い国のひとつでもある。NTTドコモと、企業向けSNSやサービスをはじめ、農業体験や自然体験などから陶芸、夜景の定番などの街歩きなど国内の暮らしを提供する「TABICA」も運営しているガイアックスは、訪日外国人向けに日本を"体験"できるプログラムを集めるポータル「WOW! JAPAN Experience+」を開始した。
現在、「WOW! JAPAN Experience+」には、"Nature(自然体験)""Farm to Table(農業体験)""Culture & Crafts(文芸・工芸体験)""Cooking(料理体験)""City Tours(街歩き体験)"の5つのカテゴリが用意、坐禅や太鼓、そば打ちや寺社巡り、合気道や町歩きなど日本を楽しんでもらえそうな"体験"を調べられる。期間や料金に体験内容の詳細や、ホスト(開催者)の紹介なども掲載されている。 NTTドコモが運営している「WOW! JAPAN」は、2015年3月末から開始している訪日外国人向けサービスで、直近1年では213カ国約780万人のユーザーに利用されている。今後は、自治体など地域を巻き込んで、地元とのふれあいから日本の暮らしの体験を広げていく構え。