Microsoftは2017年8月9日(以下すべて現地時間)、Office 365グループで用いるテナントの自動有効期限機能をパブリックプレビューとして公開したことを公式ブログで明らかにし、利用方法を説明した。

共同作業を行うOffice 365グループは、プロジェクト単位でメールやカレンダーなどをチーム内で共有できるが、プロジェクト完了後もグループに参加し続ける関係者が現れるなど、管理者の負担が少なくなかった。今回新たに加わった機能は、テナントに有効期限設定を付与し、期限切れになるとオーナーに更新通知を行う。

テナントの設定はMicrosoft Azure AD(Active Directory)のグループ設定から行う

グループの有効期限が近づくと、オーナーは更新通知を受け取る

グループ削除後も30日間以内は復元できる

更新されない場合はグループを破棄する仕組みだ。なお、削除済みグループは30日以内であれば復元できるが、Azure AD(Active Directory)を利用するため、Azure AD Premiumの契約が必要となる。

阿久津良和(Cactus)