日本ユニシスグループのキャナルペイメントサービスは7月31日、全国のローソン店舗において、楽天のスマートフォンアプリ決済サービス「楽天ペイ」の利用を可能にするプラットフォームを、8月1日から提供開始すると発表した。楽天ペイが全国規模の大手チェーン企業の全店舗で採用されるのは、今回が初めてだという。

楽ペイは、楽天会員IDでログインした専用アプリにより、実店舗で簡単に決済ができるサービス。楽天会員IDに登録されているクレジットカードと「楽天スーパーポイント」を組み合わせて、支払いをすることもできる。また、楽天ペイアプリで支払うと、「楽天スーパーポイント」が税込み200円につき1ポイント貯まる。

キャナルペイメントサービスのチャージポイント事業概要

従来、楽天ペイアプリでの決済方法は、店舗のスマホ・タブレット端末に表示されるQRコードを読み取る「QRペイ」と、ユーザー自身が金額を入力する「セルフペイ」から選択する仕組みだったが、今回、アプリでバーコードを表示させて支払う「バーコードペイ」が新たに追加され、全国のローソンではバーコードの読み取りによる決済が可能になった。

支払いが可能になるローソンは、ナチュラルローソン・ローソンストア100を含む1万3169店(2017年4月現在)。